特徴

JR門司駅から徒歩13分、萩ヶ丘公園入口バス停留所から徒歩3分ほどの場所にある「吉村こどもクリニック」が開業したのは2017年のこと。「父がこの場所で整形外科のクリニックを開業していて、子どもの頃に父がケガを診てくれたんですが、父の言うとおり1ヵ月で治ってびっくりした記憶があるんです。これが医師の道に進んだきっかけのひとつかもしれませんね」と朗らかに話すのは、院長の吉村和子先生だ。整形外科から小児科へと生まれ変わった同院は、小児科らしいやわらかい色使いと円形の窓などを採用。子ども用のトイレ、エックス線室の天井が空の絵になっているなど、子どもへの配慮がそこかしこに感じられる。院長が専門的に学んできた低身長といった成長障害の相談に訪れる患者もおり、日々の診察、検診、ワクチン接種など、多角的な視点から地域の子どもの成長を見守っている。感染症対策にも注力し、現在は駐車場から直接、特別に用意した診察場へと入る体制となっている。その裏には院長やスタッフの努力があるが、それもすべて「子どもの健やかな成長のため」だという。何気ない視線で虐待や療育の可能性をも拾い上げていく、頼りがいのあるクリニックだ。

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吉村 和子 院長

医療法人 吉村こどもクリニック

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