プルミエール歯科クリニック

プルミエール歯科クリニック

原田茂院長

再発リスクの減少につながる
マイクロスコープを使った根管治療

プルミエール歯科クリニック

保険診療

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成人の歯は親知らずを除くと28本ある。このうち何本が、良い状態で残っているだろう? 一度でも治療した歯は元には戻らない。先進の技術を駆使して義歯やかぶせ物をつけても、もともとあった健康な歯にはかなわない。かけがえのない財産ともいえる元気な歯を長く残すためには、しっかりとケアを行い、虫歯や歯周病を予防することが条件となる。虫歯などになってしまった歯は、早期に的確な治療を受けて、再発・再治療のリスクを可能な限り少なくすることが大切だ。今回は「プルミエール歯科クリニック」の原田茂院長に、マイクロスコープを使った、精度の高さにこだわった治療の特徴や利点、かけがえのない歯を守るために欠かせない予防ケアについて話を聞いた。(取材日2018年5月11日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

どのような治療でマイクロスコープを使いますか?

よく使うのは根管治療(歯内治療)です。「神経を取る」と一般にいわれる処置を受けた歯に再治療が必要となった場合などは、肉眼で的確な処置を行うのはかなり困難です。より精度の高い処置を行うためには、マイクロスコープが欠かせません。神経の治療をする際には、唾液が入らないように治療が必要な部分以外をラバーダムというゴムの膜で覆うのが理想です。しかし、手間がかかる処置なので国内ではあまり採用されておらず、再感染を起こすケースが少なくないのが現状なのです。また、歯が割れたというようなケースでも、どこまで亀裂が入っているのか、どんな割れ方をしているのかを正確につかむために、マイクロスコープは重宝します。

マイクロスコープ治療にはどんなメリットがありますか?

治療部位を拡大して見るということなら、拡大鏡を使うという方法があり、通常の虫歯で歯の表面を削る場合などは拡大鏡で対応できます。ただし光量が十分ではなく、入り組んだ歯の根っこなどは鮮明に見ることができません。一方、マイクロスコープは拡大率が大きい上に光量が豊富なので、奥もはっきり見えるのが利点です。それまで見えなかった部分が見えるようになるので、治療の精度が格段に上がって、再発のリスクを抑えることにつながりますし、適切な治療が行えます。例えば抜歯が必要と言われた場合でも、歯の状態をより正確につかんで、肉眼や拡大鏡では不可能な精密な治療が行えるので、抜歯以外の治療法をご提案できる可能性もあります。

治療後もメンテナンスに通うことが必要なのでしょうか。

一度でも治療を受けた歯は、完全に元の状態に戻すことはできません。治療した部分から再び悪くなるおそれも大いにあります。また、再治療を繰り返して、最終的には抜歯に至ってしまいがちです。大切なのは、何も治療を受けていない元の状態を可能な限り長く保って、治療をできるだけ少なくすることです。とはいえ、歯がきれいな状態からメンテナンスを継続する方はまだまだ少なく、歯を悪くして治療を受けてからメンテナンスを始める方が大半です。また、悪いところが治ると予防に対する意識も薄れがちなので、ケアを受ける前と後の写真を比較して見ていただくなど、モチベーションを維持していただくための取り組みにも力を入れています。

検診・治療START!ステップで紹介します

専用の個室でカウンセリング

まずは個室でカウンセリングを受ける。歯科クリニックに来ると緊張するという人も多いが、リラックスした雰囲気の中で話を聞いてもらうことができ、疑問や相談にもきちんと対応してくれる。とりわけ、来院の理由や治療に関する要望については、歯科から足が遠のいた理由が見つかることも多く、丁寧に聞き取りが行われる。初回の来院時はカウンセリングと検査のみなので、納得できないまま治療が始まるという心配はない。

現状を知るための初期検査

治療やケアを開始する以前の口の中の状態を確認するために、写真撮影、エックス線撮影、歯周病の原因になる歯周ポケットの状態チェックが行われる。希望すれば、自費にはなるものの虫歯のなりやすさを評価する唾液検査を受けることもできる。こうした検査の結果をもとに現在の状態、必要となる治療やケアが判断される。親知らずの治療やインプラント治療、根管治療などの場合は、治療方針決定後にCT撮影を行うケースもある。

診断・治療計画の検討

カウンセリングと検査の結果に基づいて、口の中の状態や必要な治療・ケアについて説明を受ける。治療については、基本的に複数のプランが提示され、それぞれについてメリット、デメリット、費用なども解説される。わかりやすい言葉を使い、画像やデータなどを提示しながら丁寧に話してもらえるので安心だ。今すぐ治療が必要というケースを除いて、治療が始まるのは次回以降。治療について考えるための時間が設けられている。

マイクロスコープを使った治療

提示された治療プランに納得、同意できる場合は治療が始まる。治療に対して恐怖感がある、緊張してしまうという場合は、笑気ガス(笑気吸入鎮静法)を用いた治療を希望することができる。鼻にマスクをつけて低濃度の笑気ガスを吸引することで、問いかけには答えられるけれど、少しウトウトとした状態で治療を受けることができるそうだ。

定期的にメンテナンスに通う

虫歯や再発を予防するためには、定期的なメンテナンスが欠かせない。歯科衛生士によるPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)では、専用器具を使って歯石を取り、歯の表面を磨いた後、虫歯菌に対する抵抗力を高めるためフッ素が塗布される。ブラッシングの指導や歯並び、噛み合わせのチェックが行われることもある。メンテナンスの頻度は一定ではなく、歯の状態や日常のケアの状況によって決まる。

ドクターからのメッセージ

原田 茂院長

歯科に通う習慣のない人が、メンテナンスに通うというのは容易なことではありません。特にお子さんの場合は、中学生になった頃からケアが途切れるケースが多いので、小さな頃から歯科に通う「習慣」を身につけさせてあげてください。一方、大人の方は健康な歯の大切さに気づいてください。歯は一度でも悪くして治療を行うと、治療前の状態に戻すことができません。どれだけ時間とお金をかけても、元の元気な歯には及びません。多少面倒かもしれませんが、定期的なメンテナンスを継続することで、かけがえのない歯を守ることができます。そして、治療を繰り返すより、メンテナンスを継続するほうが結局は時間も費用も少なくて済みます。

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