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村松 英之 院長の独自取材記事

きずときずあとのクリニック豊洲院

(江東区/豊洲駅)

最終更新日:2020/04/01

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豊洲駅から徒歩約5分。医療モールの1階にあるのが「きずときずあとのクリニック豊洲院」。ここは傷と傷痕のケアに特化したクリニックだ。「傷や傷痕に悩む患者さんを助けたい」との思いから開業した村松英之院長は、傷痕そのものだけでなく、しっかりとカウンセリングを行い、それが患者の心にどれほどの影響を与えているのかをじっくりと見極めた上で診療を進めている。そんな村松院長を頼って、近隣の患者はもちろん、各地から傷痕に悩む患者が訪れているのだそう。終始笑顔で朗らかな村松院長に、診療の特徴や心がけていることなどについて話を聞いた。
(取材日2019年8月7日)

傷や傷痕で悩む患者を助けたい

なぜ傷・傷痕に特化したクリニックを開業されたのでしょうか。

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けがや手術の痕で悩んでいる患者さんはたくさんいらっしゃいます。そんな患者さんたちが、どこの病院に行ったらいいのか、どこの診療科を受診したらいいのかと悩まれていることに気づいたのです。形成外科が傷痕を診るのですが、いろいろと診療科を渡り歩いても形成外科にたどりつけない人がとても多いんですね。とにかく傷や傷痕で悩んでいる患者さんを助けたい、その思いから傷と傷痕に特化したクリニックを開業しました。

こちらにはどんな患者さんが多く受診されているのでしょうか。

多いのは子どもと大人の女性の方ですね。子どもの患者さんはけがをしたと言って来ていただく方が多いです。まずは傷の治療をしっかりとしていき、将来的になるべく傷痕が残らないように治療を進めています。女性の場合は、子どもの頃にけがをしてその痕が気になると仰る方が多いですね。特に最近ではリストカットの痕やわきがの手術痕をどうにかしたいと相談される方が多いですね。当院のホームページでは、問い合わせフォームの中に画像を添付できる、画像相談コーナーを設けています。いただいた質問やお悩みに対して、当院で行うことが可能な治療についてのアドバイスを行っています。気になることがあるけれど、なかなかクリニックを受診する機会や勇気がない方は、まずはこちらのコーナーで質問していただければと思います。

こらちで受けられる治療について教えてください。

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お子さんの傷の治療には、ほとんど湿潤治療を行っています。湿潤治療はこれまでの一般的な傷の治療に比べて痛みが少なく、治りも早い場合があるといわれています。また傷痕も残りにくいことが多いです。傷痕の治療では、内服や塗り薬、注射などのさまざまな選択肢から症状や希望に合わせて選んでいただきます。状況によって、患者さんご自身の皮膚を使った植皮手術といった方法を選ぶこともあります。傷痕の治療は薬を飲めばすぐに効果が出る、というものではありません。治療期間が長くなることもあるので、途中で諦めてしまう患者さんが多いのも事実です。ですが、当院は傷痕のケアに関しては、多くの治療法を提供できる知識と経験があります。仮に1つ目の治療で思ったような効果が出なかったとしても、その次の手があります。私も患者さん一人ひとりに真摯に向き合って治療をしていきますので、一緒に頑張りましょう。

心の中までしっかり診るカウンセリングが大切

診療の際、心がけていることはどんなことですか。

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傷痕が患者さんの心の中に与えているダメージは、その傷痕の大きさには比例しません。こちらから見ると目立たないように思えても、その患者さんの心に大きな暗い影を落としている場合もあります。逆に、客観的に目立つ傷痕であっても、本人はまったく気にしていないなんてこともあるんですね。ですので、傷痕そのものだけでなく、患者さんの心の中までしっかりと診る必要があります。患者さんのお話をよく聞くこと、そしてこちらからも丁寧に説明することを心がけています。

そのためにカウンセリングもじっくりと行っているのですね。

そうですね。初診の際は必ずスタッフがカウンセリングルームでカウンセリングを行っています。どんな傷痕やできものが気になっているのか、何に一番悩んでいるのかといったことや、それまでの治療の経緯、当院でどういった治療を望んでいるのかなどについて伺っています。患者さんも最初は私より女性のスタッフのほうが話しやすいことも多いかと思います。患者さんから伺ったお話は私も共有して、さらに詳しく話を聞きながら診療を進めていきます。患者さんは、医療の専門家ではありません。一度聞いた説明が頭に残らないこともあって当然ですので、私が診療を終えた後、再びスタッフがカウンセリングルームでさらに説明をしたり、患者さんからの質問に答える時間を設けています。また家に帰った後、ご家族にもきちんとご理解いただけるように、説明した内容を紙に書いてお渡ししています。

こちらは基本的に予約診療となっているそうですが。

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カウンセリングにもしっかり時間を取って、患者さん一人ひとり丁寧に診療をしていきたいと考えていますので、基本的に予約制を敷いています。ただ、やけどや小さなお子さんが転んでケガをした時など、迅速な処置や縫合手術などが必要な場合は急患対応をしています。きれいな傷痕にするためには、初期治療がとても重要です。お子さんのケガに迅速に対応できる形成外科もそれほど多くないかと思いますので、そういった緊急時に対応していきたいという思いもあって一般診療は予約制にしています。予約制でなく、もしも患者さんがたくさんお待ちになっていたら、急患を診ることもなかなか難しいのではないかと思います。

全国で傷痕のケアを受けられるような環境を整えたい

院内のこだわりについて教えてください。

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まずは診察室の患者さん用の椅子ですね。背もたれが倒れ、ベッドのようになるしくみになっています。靴を脱がずに横になることができるので、縫合手術などをスムーズに行うことができます。電子カルテも先進のものを導入しています。そうした工夫で患者さんの心身の負担を少しでも減らしていければと思っています。会計も患者さんご自身で行っていただけるよう、自動精算機を取り入れています。将来的にはどこの病院でも自動清算が一般的になるはずですので、開業当初から取り入れました。

診療でお忙しいとは思いますが、お休みの日はどのようにお過ごしですか。

子どもたちと遊ぶこと、そして家族サービスに時間を使っていきたいと思いますが、実際はセミナーや勉強会に出かけることが多いですね。家族と過ごせるのは月に1回か2回程度です。学会は平日に開催されることが多いのですが、セミナーは休みの日に開催されることがほとんどなのです。新しいことを勉強するのはとても面白いですね。最近では、医療関連だけでなく経営的な側面も学んでいます。あとは多くの方に当院を知っていただきたいので、SNSやブログなどで情報発信しています。やはり「きずときずあと」というのは耳なじみがないクリニック名だと思いますので、受診しにくさをなくして困っている方に当院の存在を届けたいと思っています。結局は仕事の話になってしまいましたが、開業3年目を迎えるにあたって、これからさらにもう一段ギアを上げるためにやらなくてはならないことがたくさんあると思っています。

今後の目標について教えていただけますか。

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この豊洲は東京駅から約15分、羽田空港からも駅まで直通のバスが出ていて日本全国どこからでも通いやすいと思います。実際、日本各地から患者さんに来ていただいています。より多くの患者さんを診療できるよう、まずは当院の診療体制を充実させていきたいと考えています。来年初頭に法人化をして、来年度中には2診体制にしたいと考えています。そして、ゆくゆくは全国各地に同じクリニックを展開するのが目標です。どこに住んでいても傷痕のケアができるような環境を整えていきたいですね。きっと傷や傷痕について誰にも相談できずに悩んでいる方がたくさんいると思います。一人でも多くそういった方の力になることが一番の目標ですので、悩んでいる方はぜひご来院ください。世界標準の治療を常に勉強していき、傷や傷痕で悩んでいる方のお力になりたいと思って努めています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

レーザー治療/8000円~
植皮手術/20万円~

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