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渡邉 建 院長の独自取材記事

わたなべ耳鼻咽喉科

(大阪市西区/心斎橋駅)

最終更新日:2019/08/22

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大阪市西区新町にある「わたなべ耳鼻咽喉科」は2017年10月に開院したクリニックだ。長堀鶴見緑地線の西大橋駅、四つ橋線の四ツ橋駅、中央線の本町駅から徒歩圏内の便利な立地に加え、曲線と青を基調としたインテリアは、洗練されたデザインで、とても居心地が良い。「病院は怖いと思われがちですので、暗い気持ちにならないようにと友人のイタリア人デザイナーと考えました」と朗らかに微笑みながら話す院長の渡邉建先生。開院に至るまで、耳鼻咽喉科・アレルギー科・頭頸部外科の分野で、数多くの臨床・研究に取り組んできたベテラン医師である。日々の診療はもちろん、病気の根治を目標とした日帰り手術も提供している同院。診療に関するこだわりや、今後の展望についてじっくりと語ってもらった。
(取材日2018年2月8日)

耳鼻咽喉科として、じっくり患者と付き合う診療を

とても便利な場所ですね。この場所を選んだ理由を教えてください。

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開業を決めた時、最初は、それまで働いていた豊中辺りを探していたんです。しかし、どうしてもしっくりくる場所がありませんでした。そんな時「西区エリアも活気があっていいんじゃないかな?」という話を聞き、探していた際にこの場所に出会いました。正直、この辺りはビジネス街というイメージがあったのですが、実際には若いファミリーがすごくたくさん住んでいて、会社勤めの人たちだけではなく、お子さんもたくさん来てくれるんです。こんなにお子さんが来てくれるなんて思っていなかったので、キッズスペースを用意していないですが、絵本を読んだりしながら待ってくれていますね。

開業してみていかがですか?

この医院をつくる時、耳鼻咽喉科に専念して、じっくり患者さんと向き合いたいという気持ちだったんです。ですから、開院して日々患者さんと向き合い診療できる現状をとてもありがたく思っています。特に、日帰り手術を希望してくださる方が多いことはうれしい驚きです。今まで勤務医として、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の治療については長年取り組んできましたし、手術も多く経験してきました。昔はそういった手術を全身麻酔で行っていたので、どうしても入院が必要でしたが、近年では医療技術が進歩し内視鏡や顕微鏡などを用いた日帰り手術が可能になっています。一人でも多くの方の不快な症状を根治したいなと考えてきたので、日帰り手術の反響が大きいことはうれしく感じています。

先生が治療に際して、気を付けているのはどんなことですか?

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まずは診察室に入ってきた方へのあいさつですね。患者さんの多くは緊張して来てくださいますから、ちょっとでもやわらかい雰囲気で応対できるように心がけています。診療の結果、満足してもらいたいですし、そのためには現在の症状や希望など、詳しく聞かなくてはいけません。ですから、いろいろなことを気兼ねなく話してもらえるような雰囲気をつくれたらなと思っています。また、耳の中、鼻の中、喉は、患者さん自身が自分の目で確認することが難しい部分です。ですからできるだけわかりやすく説明することも大切にしています。自分の状態を正しく理解してもらうことが、より満足する選択をしてもらえることにつながると考えています。

日帰り手術で不快な症状を改善

日帰り手術について具体的に教えてください。

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耳・鼻・喉に関する局所麻酔下で行う手術を日帰りで行っています。まずはご来院いただき、診察をしてから手術が必要かどうかを判断します。必要に応じてCTスキャン、内視鏡、顕微鏡などを使用した詳しい検査をし、検査結果によってどんな手術が必要か、手術じゃない場合はどんな方法があるかを説明して、患者さん自身のご希望に合わせて手術を行うかどうかを決定します。手術をする場合は、手術日の午前中に来院いただき、昼に手術を行い、午後に術後の経過観察をして帰宅していただきます。手術は保険適用ですし、根治を目的とした安全な手術に努めますのでご安心ください。もし、症例によって局所麻酔下の日帰り手術が困難な場合は、提携病院での全身麻酔下手術を私が出向いて行うことも可能です。

どのような症状が手術になるのでしょうか?

耳の場合は、鼓膜に穴があいたり、耳だれがなかなか治らないという症状で鼓膜形成術を行ったり、滲出性(しんしゅつせい)中耳炎の改善のための鼓膜切開や鼓膜チューブ挿入術ですね。鼻の場合は、アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎(ちくのう症)、鼻茸(鼻ポリープ)による鼻汁や鼻づまりをレーザーや内視鏡手術によって改善させていきます。喉はへんとうの切開・排膿術などでしょうか。耳・鼻・喉の慢性的な症状の改善に有効とされています。ただしすべて局部麻酔で行いますので、小さなお子さんですと術中に泣いてしまったり、動いてしまったりといった危険があるためお勧めできません。手術を理解して受けていただける年齢の方、特に主婦の方や仕事を休みづらい方などにお勧めしています。

子どもの治療はどんなことが可能でしょうか?

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鼻水や中耳炎といった一般的な症状から、耳鼻咽喉科に関連する「これは大丈夫なの?」といった心配事までなんでも診させていただいています。意外と知られていないんですけど、耳垢を取るために来てくださる方もいらっしゃいます。綿棒や耳かきで耳を傷つけてしまい、外耳炎になってしまうことってすごく多いんですよ。耳の中はすごくデリケートです。不必要に触らず、耳鼻咽喉科に来てもらえたらと思います。アジアでは耳垢を自分で取るというのが一般的ですが、欧米では耳垢を取るために来院するというのは一般的なんですよ。子どもの耳や鼻掃除のために耳鼻科に行くのは……と思う方もいらっしゃるでしょうが、安全のためにも気軽に耳鼻咽喉科へいらしてください。

気軽に相談してもらえる、愛されるクリニックづくりを

先生は発声のアドバイスもされているそうですね。

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これは喉の悩みになると思うのですが、声を使う職業の方っていらっしゃいますよね? 歌手やアナウンサーはもちろんですが、それだけではなく学校の先生など、人前で話をする機会が多い方で喉のトラブルをお持ちの方って実は多いんです。発声の癖や喉の形状によって喉に負担がかかってしまい、ポリープができたり、声がかすれて出にくくなってしまったりと悩んでいらっしゃる方に対して、発声のトレーニングやアドバイスも行っています。投薬治療や外科的な処置はもちろんですが、楽な発声方法を身に付けることで喉のトラブルを減らすことができます。毎日のケアやトレーニングに興味がある方は、一度相談に来てくだされば力になれると思います。

医師を志したのはなぜですか? また、やりがいを感じるのはどんなときですか?

両親が医師で、母が耳鼻咽喉科の医師でしたので、幼い頃から人の力になれる医師の仕事に憧れていました。将来の職業を考えた際に、迷うことなく耳鼻咽喉科の医師をめざしました。そもそも僕は性格的に細かいことが好きなんです。細かいところを掃除してきれいにしたり、整備したり、そういうことにやりがいを感じるタイプです。ですから、実際に耳鼻咽喉科の医師になってみると、自分にぴったりだったなと思います。鼻や耳といった管でつながってる部分をきれいに掃除して、良くないところを治す。その結果「すっきりした! 気持ち良くなった!」と喜んでもらえた時は、本当に「やった!」と思いますし、すごくうれしい気持ちになりますね。ああ、この仕事に就いてよかったなと思います。

最後に、今後の展望を教えてください。

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まずはこの場所で、より多くの皆さんに愛されるクリニックをつくっていくことですね。自分が好きな耳・鼻・喉の治療にじっくりと腰を据えて向き合うためにつくったクリニックですから、より多くの人の健康に貢献していけたらなと思います。日帰り手術をもっと極めて一人でも多くの人の悩みを解消していきたいですし、その一方で小さなお子さんの耳の掃除でも気楽に来れるような、通いやすいクリニックでもありたいと思っています。お子さんからご高齢の方まで、鼻水から補聴器の相談まで、人生のどんなライフステージにある人でも気軽に相談してもらえるクリニックをめざしていきたいです。気軽な気持ちで、ぜひ一度いらしてください。

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