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痛みや体への負担が少ない
耳鼻咽喉科の日帰り手術を徹底解説

わたなべ耳鼻咽喉科

(大阪市西区/西大橋駅)

最終更新日:2023/11/02

わたなべ耳鼻咽喉科 痛みや体への負担が少ない 耳鼻咽喉科の日帰り手術を徹底解説 わたなべ耳鼻咽喉科 痛みや体への負担が少ない 耳鼻咽喉科の日帰り手術を徹底解説
  • 保険診療

日本では、耳・鼻・喉の病気は薬で治療するというのが一般的な考え方。しかし欧米では慢性副鼻腔炎のような病気の場合、手術によって根治をめざすのが一般的だという。かつての手術は入院が必要なケースが多く敬遠されがちだったが、近年は医療技術が飛躍的に進歩。日帰りで、さまざまな手術が受けられるようになっている。「治療効果が期待できる割に、患者さんの負担が少ないのが特徴です」と話すのは、数多くの症例を手がける「わたなべ耳鼻咽喉科」の渡邉建院長。患者にとってどのようなメリットがあるのか、耳鼻咽喉科の日帰り手術の流れを詳しく追ってみた。

(取材日2023年9月22日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q耳鼻咽喉科の日帰り手術には、どのようなものがありますか?
A

鼻に関してはアレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎が日帰り手術の代表例で、鼻の穴を左右に隔てている鼻中隔(かく)のゆがみが原因で鼻詰まりなどが起こる、鼻中隔弯曲症も対象です。耳で多いのは鼓膜形成術や鼓膜チューブ挿入術で、鼓膜形成術は慢性中耳炎などで穴の空いた鼓膜を貼り直して聞こえの改善を図ります。鼓膜チューブ挿入術は滲出性中耳炎に対して行われ、鼓膜の奥にたまった液体をチューブを入れて出やすくするための手術です。さらに喉に関しては、扁桃腺の腫れが重症化して周囲に膿がたまる扁桃周囲膿瘍(のうよう)の手術を当院では行っています。対応しているクリニックは少ないので、症状が強いようであれば早めにご相談ください。

Q手術を受けるには、どのような検査が必要ですか?
A

的確な診断には病気の状態を正確に把握する必要がありますので、内視鏡やマイクロスコープを用いて鼻や耳の中の様子を確認します。モニターを患者さんに見ていただくことで、ご自身の病気の状態を視覚的に理解できる点もメリットといえるでしょう。また慢性副鼻腔炎の場合は、膿のたまっている状態をCTで確認します。自分の鼻の奥に膿がたくさんたまっている様子をご覧になることで、手術を決意できる方もいらっしゃると思います。いずれの場合も手術のご希望があれば、まずは手術が行えるかどうかを判断するために血液検査を行い、肝臓や腎臓の状態、止血機能、感染症の有無などをしっかりチェックすることが重要です。

Q日帰り手術のメリットを教えてください。
A

これまで医療現場では、患者さんの痛みに配慮し、全身麻酔による手術が普及してきました。しかし全身麻酔は入院が必要なため、仕事や子育てなどで入院自体が難しいという方もおられるでしょう。また、入院中は大半を病院のベッドで過ごすため、そこにストレスを感じてしまう方もおられます。日帰り手術ならこうした不都合はほとんどなく、体への負担も少なくて済みます。術後1週間ほどで通常の生活に戻ることが望めますので、生活パターンを大きく変える必要もありません。安心して手術を受けられるように、熟練した技術や経験はもちろん、適切な診断に必要な内視鏡やCT、顕微鏡などの設備を備えた医療機関を選んでいただくのがお勧めです。

検診・治療START!ステップで紹介します

1医師による診察と問診で治療法を検討
わたなべ耳鼻咽喉科 医師による診察と問診で治療法を検討

診察で明らかに病気が認められる場合は、治療指針や医学的エビデンス(医学的根拠)に基づいて治療法を提示。まずは薬を用いた治療で様子を経過観察し、思うような効果が期待できない場合に手術を検討するのが一般的だ。早い治癒につながると考えられる場合は、最初から手術を前提とした治療を勧めることもあるという。いずれのケースでも、手術を受けるかどうかはあくまで患者の意志を尊重して決定される。

2CTによる詳しい検査後、手術の適応をチェック
わたなべ耳鼻咽喉科 CTによる詳しい検査後、手術の適応をチェック

適切な診断を行うために内視鏡やCTなどを活用し、肉眼では見えない病気の状態を詳しくチェック。鼻や耳の中の様子をモニターで確認できるため、患者が病気の状態を知ることにも役立つという。また、手術を行うのに危険がないかを判断するために血液検査を行い、肝臓や腎臓、止血機能、感染症の有無までしっかりと確認する。血液検査に問題がなければ、手術当日まで特に通院の必要はない。

3手術の所要時間は1〜2時間
わたなべ耳鼻咽喉科 手術の所要時間は1〜2時間

症状によって差はあるものの、手術に要する時間は1〜2時間半が一般的。正午から手術を始めれば、通常は午後3〜4時頃には帰宅できる予定になる。手術では、まず綿棒などで患部に麻酔薬を塗布して表面麻酔を行い、その上で麻酔薬を注射。渡邉院長は手術中もこまめに話しかけて患者をリラックスさせ、手や足の動きにも注意を払うそう。

4手術後はソファーでゆっくり休憩
わたなべ耳鼻咽喉科 手術後はソファーでゆっくり休憩

手術直後は出血したり、気分が悪くなったり、緊張感から一気に解放されて血圧が低下する可能性があるので、院内のリクライニングソファーで30分程度の休憩を取る。手術当日は、運動を控える、飲酒しない、鼻をかまないなど注意点があるものの、渡邉院長は豊富な経験から不要と思われる制限を外し、患者の生活の質を優先しているそう。また、麻酔が切れた場合に備え、痛み止めと頓服の座薬の処方がある。

5手術後の通院期間は1ヵ月程度
わたなべ耳鼻咽喉科 手術後の通院期間は1ヵ月程度

通常は術後1週間程度で手術前の日常生活に戻っていけるという。ただし、手術後の傷が治癒するまで1ヵ月程度の期間が必要となる。患者は手術の翌日、または翌々日に必ず受診して医師が経過を確認し、問題がなければ5〜7日後に再受診。状態が落ち着いているようなら2週間〜1ヵ月後に受診という流れになる。患部の状態によっては受診頻度や通院期間に多少の差が生じるため、無理なスケジュールはなるべく避けることが大切だ。

ドクターからのメッセージ

渡邉 建院長

例えば鼻の手術の場合、以前は大がかりで怖いというイメージがありました。近年は技術の進歩で日帰りでの対応が可能になり、手術に対するハードルが下がったのは非常に喜ばしいことです。ただし手術は細部にまでこだわり、安全を最優先して丁寧に行うことが重要。私のこれまでの実績は、慎重過ぎる姿勢で取り組んできた結果と確信しており、今後もこの姿勢を守り、安全に十分配慮した手術を提供していく所存です。どうしても全身麻酔で入院が必要という場合は連携病院にご紹介し、そこへ私が出向いて手術を担当することも可能です。手術によって症状の改善や根治がめざせるケースは多々ありますので、長くお困りの方はぜひ一度ご相談ください。

渡邉 建院長 わたなべ耳鼻咽喉科
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