かみやファミリークリニック

神谷 文彦院長

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新木曽川駅から車で約5分、住宅街の中にある「かみやファミリークリニック」。自然物を意識した木目素材や緑とオレンジといったカラーリングであふれる、アットホームな居心地の良い空間だ。2017年10月に開業したばかりの同クリニックでは、総合内科と呼吸器の外来をはじめ、薄毛やED治療についてスマートフォン・パソコンによる診療も行っている。開業前の神谷院長は、中濃厚生病院の勤務医としてさまざまな重症患者の診療を行い、呼吸器腫瘍内科の部長も務めた。日本呼吸器学会呼吸器専門医でもある神谷院長に、開業のきっかけや、「かみやファミリークリニック」で提供する医療とそのこだわりなどについてじっくりと話を聞いた。
(取材日2017年11月8日)

幼い頃からの夢だった理想のクリニックを開業

―木目素材を取り入れた院内のインテリアが印象的です。

お子さんからお年寄りの方まで、幅広い方が居心地良く過ごすことができる、受診しやすい空間にしたいと考え、このようなインテリアにたどり着きました。木目や色味は、患者さんが落ち着いて診療を受けられるように、自然物を意識してアットホームな雰囲気をめざし、キッズスペースにも森のイメージを取り入れています。また、お年寄りの方が受診しやすいように、あまり入り組んでいないシンプルな造りにしました。幅広い患者さんに心地良く利用してもらうため、トイレは男女別に設け、車いすがゆとりをもって回転できるようにトイレのスペースもとても広めです。女性用トイレにはおむつ交換台を設置し、お子さん連れのお母さんや、小児科で受診される方も利用しやすいよう配慮しています。また、感染の可能性のある患者さんのために第2待合室も用意し、感染予防にも力を入れています。

―医師をめざしたきっかけを教えてください。

幼い頃は自分自身体が弱く、地域密着型のクリニックに頻繁に通う子どもだったんです。やはり子どもから大人まで全部診察するようなクリニックで、幼稚園の頃から「医者になりたい」と言っていました。その夢を持ち続けて実現したという感じです。数ある診療科の中で呼吸器科を選んだのは、研修医時代に従事していた先生がたいへん素晴らしい方で、その方に憧れてという部分が大きいですね。呼吸器疾患には体全体に関わる病気が多く、あらゆるがんは肺に転移しやすいので、呼吸器をしっかり診られることで、ひいては体全体を診ることができます。そこで、広い範囲で診察ができる医師をめざすにあたり、呼吸器科を選びました。呼吸器科は循環器科などと比較すると少し医学の発展が遅れていた印象がありますが、近年はCTの高性能化や呼吸器に関わる画期的な薬も開発されたことで、発展が著しい分野であるため、呼吸器科の魅力ややりがいを十分感じています。

―開業に至った経緯は?

自分が子どもの頃に通っていたようなクリニックを開業したいというのは幼い頃からの夢でしたので、開業は常に頭にありました。しかし若い内はたくさんの経験をして、より多くの患者さんを診たいという気持ちがあったので、中濃厚生病院で救命救急からICUまで幅広い経験を積み、呼吸器腫瘍内科の部長まで務めました。当直の内科は1人で担当し、どんな重症の患者さんでも1人で診るなど、忙しく責任重大でしたがたいへんやりがいがありましたし、その経験が現在のクリニックでの診療にも生きていると思います。この地域では呼吸器科が少ないと聞いていたので、ここで開業したいと考え今に至っていますが、実際に「呼吸器科ができてよかった」というお声を頂くことも多いので、開業してよかったと充実した気持ちです。



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