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消化器と呼吸器の専門家が対応
プライマリケアと精密検査・診断

しだみ高橋クリニック

(名古屋市守山区/神領駅)

最終更新日:2018/06/19

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  • 保険診療

開業して数ヵ月、どんな症状でも気軽に相談できるかかりつけ医として存在感を増す「しだみ高橋クリニック」。消化器外科と呼吸器内科の専門の医師が2人体制で診察し、ちょっとした風邪やけがから、手術が必要な病気の診断まで幅広い診療を行っている。特に、16列マルチスライスCTという、さまざまな角度から臓器を画像診断できる機器を備え、専門的な検査を行えるのは、同院の大きな強みとなっている。こうした同院の検査・診断体制について、院長の高橋卓嗣先生と副院長の高橋裕子先生に話を聞いた。(取材日2018年1月9日)

大腸CT検査から内視鏡検査、肺がんや咳までも精密に診断

QCTでは何を評価し、どんな病気を発見することができますか?
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▲16列マルチスライスCT。少ない負担で正確性の高い検査を

当院は消化器と呼吸器の専門的な検査・診断を一つの強みとしています。そしてこの強みを支えるのがCTによる画像検査です。特に呼吸器に関してはエックス線撮影に並ぶ必須の検査と考えています。COPD(慢性閉塞性肺疾患)や間質性肺炎の病態評価も可能ですし、長引く咳の原因をCT検査で調べてみたところがんが見つかった、というケースもあります。他にも心臓の裏側に隠れた腫瘍の発見などに役立つこともあります。また消化器の検査で一般的なのは内視鏡検査ですが、CTを用いることで少ない負担での検査が可能となります。高性能な機器と専門家としての経験を駆使し、病気を見逃さずに診断する、それが私たちの役割だと思っています。

Q呼吸器疾患の中で、悩む方が多い疾患は何でしょうか?
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▲患者一人ひとりに寄り添った診療スタイルが心強い

先に挙げたCOPDで悩まれる方は多数いらっしゃると感じます。喫煙などによって肺に炎症が起こり、肺の機能が損なわれるため、喫煙をはじめとした生活習慣の改善が求められます。あと、やはり多いのは喘息の方。標準的な治療は吸入を毎朝晩続けていただくこと。症状が楽になると中断してしまう方が多いのですが、基本的には数年かかります。患者さんに合ったお薬で、きちんと治療を続けていただくために、初めは診察を重ねて薬の効果の有無を確認し、またよくお話をして、患者さんがどんな治療を求めているかを探りながらアドバイスしていきます。きめ細かく柔軟に、身近な存在として関わっていけるところがクリニックの魅力ですね。

Q大腸CT検査とはどんな検査で、内視鏡検査との違いは何ですか?
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▲診療室。風邪やけがの治療から、手術が必要な検査まで幅広く対応

大腸CT検査は、お尻から注入した二酸化炭素ガスで大腸を膨らませてCTを撮影し、それをコンピューターで解析して3次元画像に起こすことで、大腸の中を詳細に把握することができます。内視鏡との違いは、何といっても患者さんの負担が少ないこと。撮影自体は15秒ほどで、うつ伏せと仰向けの状態で2回撮影し、検査室にいる時間は10~15分くらいです。内視鏡検査では事前に2リットルの下剤を飲み、腸の中の便をすべて出し切らなくてはなりませんが、CT検査なら下剤は前日夜と当日朝400㏄ずつだけで、便が多少残っていても検査が可能です。内視鏡検査に伴う痛みや、まれに起こる腸を傷つけてしまうリスクもCT検査にはありません。

Q内視鏡のメリット、CT検査のメリットを教えてください。
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▲内視鏡検査中。患者の状態に合わせた方法で検査する

大腸内部の粘膜のむくみや炎症の度合いは、直接カメラで見なければわからないため、炎症性腸疾患や潰瘍性大腸炎などの病気は内視鏡検査が必要です。万が一ポリープが見つかった場合、内視鏡ならその場で切除できますし、おなか全体を診るので、気づいていなかった別の臓器の病気が見つかることが案外あるんです。内視鏡のほうがつらいから優れた検査というわけではないので、CTとうまく組み合わせると良いでしょう。また健診の便潜血検査で陽性が出た方には、二回法のうち陽性が1回でも特に症状がなければCTをお勧めしています。陽性が1回でも、約1割の人に精密検査で異常所見があるというデータがあるからです。

Q痔の日帰り手術も手がけていらっしゃいますね。
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▲患者の不安を取り除けるよう、信頼関係を大切にしている

「痔」でお悩みの患者さんは意外と多いのですが、消化器内科で痔を診る先生は少ないんです。私は消化器の中でも特に大腸を専門としてきたので、肛門についてもずいぶん勉強しました。経験豊富な専門の先生方には及びませんが、「肛門科」というネーミングに抵抗がある患者さんにも気軽に治療に臨んでいただけます。治療では、内服薬や軟膏の塗布で保存的治療を試み、それで治らない場合に手術となります。注射を用いる痔核硬化療法と実際に切る手術の2種類があり、当院では入院の必要がない注射に対応。10分ほどで終わる簡単な治療です。また切る手術も患者さんが希望されれば、私の古巣である公立陶生病院で直接執刀させていただいています。

ドクターからのメッセージ

高橋 卓嗣院長、高橋 裕子副院長

画像診断に関しては、従来のエックス線検査ではわからないことも多いため、病院の救急外来でも、CTで早期に確定診断を下し治療することが普通になってきています。不具合を抱えて来た患者さんの病気を正しく見立て、できるだけ早く適切な治療をする、または治療できる医療機関につなぐのが私たち開業医の仕事です。便潜血が陽性だったけど「内視鏡が嫌だから」二次検査をせずに放置した結果、進行してしまった人や、大腸がんで命を落とす人が一人でも減るように、当院では苦痛の少ない検査に力を注いでいます。

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