杉田 一馬 院長の独自取材記事
麻布シティデンタルクリニック
(港区/麻布十番駅)
最終更新日:2026/06/09
麻布十番駅1番出口から徒歩2分、大通りから一本入った閑静な住宅街に「麻布シティデンタルクリニック」はある。高級ホテルのロビーを思わせるラグジュアリーな院内に足を踏み入れると、院長の杉田一馬先生が温かな笑顔で迎えてくれる。同院が掲げるコンセプトは「歯科治療を感動体験へ」。悪いところを治療するだけでなく、なぜそうなったのかを口腔内全体から読み解く診査診断を起点に、長年の悩みの根本解決をめざす。高い専門性が必要な治療では各分野の専門家である歯科医師と連携し、杉田院長が司令塔となるチーム医療を実践。保険診療も自由診療も分け隔てなく丁寧に対応する姿勢は、家族や友人の紹介によって訪れる患者の多さにも表れている。気さくな人柄で患者の声に寄り添う杉田院長に、診療のこだわりや思いを聞いた。
(取材日2026年5月19日)
患者の声に耳を傾け、悩みの根本原因を解き明かす
こちらの歯科クリニックには、どのような患者さんがいらっしゃいますか?

来院される患者さんは本当に千差万別ですね。急な痛みで当日診てほしいという方もいれば、以前受けた治療について改めて相談したいというセカンドオピニオン目的の方、お口全体を一度しっかり診てほしいという方もおられます。最近は新しい歯周病治療器を導入したこともあり、ご自身で調べて来られる方も増えました。ありがたいことに、すでに当院を訪れた患者さんがご家族やご友人を紹介してくださるケースがとても多く、紹介での来院がかなりの割合を占めています。保険診療も自由診療も分け隔てなく丁寧に対応させていただいていますので、どなたでもまずは一度お口の中を見せていただければと思っています。
先生が診療で大切にしていることを教えてください。
当院が掲げるコンセプトは「歯科治療を感動体験へ」です。ただ悪いところを治療するだけではなく、「どこがどう悪いのか」「なぜ悪くなったのか」をお口全体から考えて、根本的な原因を突き止めていくことを大切にしています。僕が特に得意としているのがこの診査診断で、お口の状態を精密に把握した上で治療の全体像を組み立てる、いわば司令塔のような役割です。すべての治療には必ず理由づけを行い、なぜその治療が必要なのかをきちんとご説明するようにしています。僕らが考える理想の治療が患者さんにとっての理想とは限りませんから、まずはお話をしっかり伺って、ご納得いただいた上で治療計画を立てていく。その順序を大切にしています。
歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

父が歯科医師でしたので、その背中を見て自然とこの道を志しました。実際に歯科医師になってみて感じるのは、人と接する仕事が自分に合っているということです。学生時代からアルバイトは接客業ばかり選んでいましたし、もともと人と関わることがずっと好きだったんだと思います。歯科の治療で大切なのは、コミュニケーションがしっかり取れるかどうかだと僕は考えています。初めていらっしゃる方は緊張もされていますし、言いたいことをうまく伝えられないこともあるでしょう。そういう気持ちをなるべくくみ取れるよう、まずは患者さんのお話を聞くことに徹するよう心がけています。
チーム医療の体制を整え、穴のない治療をめざす
診査診断では具体的にどのようなことがわかるのでしょうか。

例えば「この歯が虫歯です」で終わりにするのではなく、なぜその歯が虫歯になってしまったのかを、お口全体の状態から丁寧に考えていきます。歯並びの影響で特定の歯に負担が集中して、何度治療しても同じ箇所がまた虫歯になってしまう方は実は少なくありません。他にも、エックス線で右側ばかり治療の痕が多ければ、右で噛む癖があるのではないか、そのせいで噛み合わせが変化して肩こりや頭痛にまでつながっているのではないか、というところまで読み解いていきます。当院では保険診療でも自由診療でも同じように時間をかけて診査診断を行っています。
治療が必要になった場合、どのような体制で進めるのですか?
一人の歯科医師がすべてをこなそうとすると、どうしても手が回らない部分が出てきますよね。当院ではインプラント治療や矯正、入れ歯など各分野を専門とする歯科医師に大学病院から来ていただき、チームで診療にあたっています。特にこだわっているのが情報の伝え方です。当院のコンセプトは「歯科治療を感動体験へ」。お招きした先生に依頼する際は僕から必ず対面で患者さんの状態や希望をお伝えするようにしています。丸投げするのではなく、患者さんの声が確実に届けられるよう仕組みを整えることで、当院だけで安心して治療を完結していただける体制をめざしています。
対応されている治療の内容についても教えてください。

歯を失った場合、インプラントに抵抗がある方も一定数いらっしゃいます。そうした方のために入れ歯専門の先生と連携し、しっかり噛めるようにするために入れ歯をお作りできる体制を整えています。インプラントを希望される方には、インプラントを専門とする歯科医師が大学病院から来院して対応しますので、どちらを選んでも専門性の高い治療を受けていただけます。セラミック治療や矯正は僕の得意分野ですので直接担当しています。歯科技工物については信頼のおける歯科技工所に依頼しており、適正な価格で品質を追求した歯科技工物を仕上げていただけるのが当院の強みの一つですね。治療法にはそれぞれ長所と短所がありますので、選択肢をしっかりご説明した上で、患者さんご自身に納得して選んでいただくことを大切にしています。
不安に寄り添い、安心して通える歯科クリニックへ
患者さんへの配慮で工夫されていることはありますか?

治療中に唇を引っ張る場面では口角が腫れてしまうことがあるので、あらかじめ麻酔を塗って差し上げるなど、痛みに対するこまやかな配慮は常に心がけています。痛みは皆さんが気にされるところですし、歯科が苦手な方もたくさんいらっしゃるでしょう。ただ、通わなくなってしまうのが一番良くないと僕は思うんです。無理のないペースで構いませんので、ご自身のタイミングで通い続けていただければ十分です。当院は完全予約制をとっており、お一人お一人にしっかり時間をかけた丁寧な診療ができます。治療が一段落した後もメンテナンスを通じてお口の健康を見守っていきますので、「一回治療して終わり」ではなく、今後を見据えたケアを一緒に続けていければと思います。
今後力を入れていきたいことと、日々の診療を支えるエネルギーの源を教えてください。
現在、幅広い治療を網羅できている自負はありますが、そこで満足するのではなく、一つ一つの精度をさらに高めていきたいと考えています。治療法や薬剤、材料は日々新しいものが出てきますが、僕らの業界にもはやり廃りがあるんです。廃れていく治療には何かしら欠点がありますから、新しいからといって飛びつくのではなく、臨床的に長く問題のないものを見極めて患者さんに届けることを大事にしています。日々のやりがいとしては、患者さんから「ありがとう」と言っていただけた瞬間が一番ですね。その一言で、この仕事をしていてよかったと心から思えます。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

どんな症状であっても構いませんので、気になることがあればまずは一度ご相談いただければと思います。お口の中を診させていただいて、なぜそうなっているのかという原因をしっかり解き明かすのは僕が得意とするところです。保険診療も自由診療も関係なく同じように丁寧に対応していますので、どなたでも気負わずにいらしていただけたらうれしいですね。すぐに治療の方針を決められなくてもまったく問題ありません。今は情報もたくさんありますから、ご自身で調べたり考えたりする時間も大切にしてください。疑問があればいつでも何でも聞いていただければ僕がお答えします。納得のいく治療をご自身で選んでいただくことが何より大事だと考えていますので、そのお手伝いができれば幸いです。
自由診療費用の目安
自由診療とは矯正/82万5000円~、インプラント治療/55万~69万3000円、セラミック治療/12万1000円~、ブルーラジカルレーザーを用いた歯周病治療/1万6500円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

