内科、小児科、婦人科、耳鼻咽喉科を備え
地域の一次医療を担う
元住吉駅前こころみクリニック 内科・小児科・耳鼻咽喉科・婦人科
(川崎市中原区/元住吉駅)
最終更新日:2024/09/09


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元住吉駅西口から徒歩1分の「元住吉駅前こころみクリニック 内科・小児科・耳鼻咽喉科・婦人科」は、医療ビル2階・3階に、内科・小児科・耳鼻咽喉科・婦人科を展開。同ビル5階にある心療内科「元住吉こころみクリニック」とも連携し、幅広いニーズに応えられる体制を整えている。クリニックのテーマを「子育て世代を支えるコミュニティークリニック」とし、「ファミリー層に身近に安心を感じていただけるクリニックをめざしたい」と大澤亮太理事長は話す。通いやすさと各科連携によるシームレス対応に加え、分野ごとの専門性の高さも追究している。チーム医療で心身をトータルにサポートすることをめざす同院の診療体制について、大澤理事長に詳しく聞いた。
(取材日2024年7月30日)
目次
複数科の連携によるシームレスな診療で支えるコミュニティークリニック
- Q複数科がある診療体制にされた理由を教えてください。
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A
▲クリニックがめざす地域での役割について語る大澤理事長
日本医科大学武蔵小杉病院のバックアップのもと、毎日診療の小児科診療を安定して運営できることがきっかけとなりました。社会に貢献できる新しいテーマを設けたいと考え、「子育て世代を支えるコミュニティークリニック」を掲げました。小児科を軸として集まる方々のニーズを考え、特に小児と関連の深い耳鼻咽喉科や、お子さんと一緒に来院されるパパ、ママのための内科・婦人科を併設しました。同時に、新型コロナウイルスの流行以降、多くの方が受診先に悩む発熱・風邪症状も、専用スペースで受付・診察・検査が完結する発熱患者さんのための外来も毎日行っています。各科連携により、安心の医療を提供できる体制がかなったと思います。
- Q小児科ではどのような体制を取られているのでしょうか?
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A
▲待ち時間も楽しく過ごせる工夫を凝らした小児科スペース
日本医科大学小児科医局長・早川潤先生の声がけで優秀な先生方にお集まりいただき、大学病院の第一線で活躍する小児科医が毎日診療する体制です。小児一般はもちろん、アレルギーや免疫異常症、過敏性腸症候群、起立性調節障害、低身長や思春期早発症、小児糖尿病、小児腎臓病など、幅広い専門性を持つ先生方が集まっています。また、アレルギーの診察では、指先から数滴の採血で41項目のアレルゲンを検査できる装置を導入。喘息の治療にも力を入れていきます。子どもたちに親しんでもらえるよう、クリニックではフランスの著名な絵本のキャラクターたちがお出迎えします。
- Q次に、婦人科の診療について伺います。
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A
▲幅広い患者層が通いやすい婦人科
併設している婦人科は、女性専用フロアとなっています。パートナーの男性は隣接する内科待合でお待ちいただくかたちです。ドクターも女性中心で、ライフステージに応じて変わる女性の悩みに対して、内科や系列の心療内科とも連携しながら、心身をトータルサポートしています。診療内容はあえて婦人科のみに限定しており、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮頸管ポリープ、卵巣嚢腫から性感染症、月経不順・無月経などの月経異常や更年期障害まで、幅広く対応します。アフターピルや低用量ピルといったピル活用にも力を入れているのも特徴です。また、「健康」と「美容」のバランスも重視した診療もめざしています。
- Q耳鼻咽喉科の診療の特徴について教えてください。
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A
▲子どもの症状に合わせてかかりやすい耳鼻咽喉科
ご存じのとおり、小児科と耳鼻咽喉科にまたがるお子さんの症状は多く、どちらを受診すべきか迷うといった親御さんの声もよく聞かれます。そこで、小児科に隣接するかたちで耳鼻咽喉科を開設しています。鼻・喉のファイバースコープによる検査や中耳炎の鼓膜切開、副鼻腔炎や蓄膿症なども対応可能です。また、心療内科とも密に連携しており、メニエール病も考えられるめまいや咽喉頭異常感症、味覚障害など、心因性の要因も考慮すべき症状も診療しています。花粉症などアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法も行っています。
- Qこちらの内科診療の特徴、注力している疾患は何でしょう。
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A
▲幅広い診療や発熱時にも安心して通える内科
一般内科診療と発熱症状に対応する診療を完全に分けたスタイルが特徴です。医療用空気清浄システムと感染ゾーンの隔離により、土日も含めて毎日発熱・風邪症状に対応。新型コロナウイルスやインフルエンザ、溶連菌などの検査が可能で、待ち時間も少なく迅速に調べられます。また、呼吸器内科が専門の女性院長を中心に、糖尿病・循環器・血液・甲状腺・神経など各分野の医師が集まり、専門性の高い診療に努めています。糖尿病、高血圧症、脂質異常症といった生活習慣病と関わりの深い動脈硬化、睡眠時無呼吸症候群の診療にも注力しており、CPAP療法にも対応できます。予約システム活用と二〜三診体制で、お待たせしない診療を心がけています。
自由診療費用の目安
自由診療とはアフターピル(緊急避妊薬)処方/8800円(1錠)