全国のドクター12,883人の想いを取材
クリニック・病院 158,230件の情報を掲載(2024年10月06日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市西区
  4. 本町駅
  5. なかやま矯正歯科
  6. 装置が外から目立たない裏側矯正治療の詳細に迫る

装置が外から目立たない
裏側矯正治療の詳細に迫る

なかやま矯正歯科

(大阪市西区/本町駅)

最終更新日:2021/10/12

なかやま矯正歯科 装置が外から目立たない 裏側矯正治療の詳細に迫る なかやま矯正歯科 装置が外から目立たない 裏側矯正治療の詳細に迫る
  • 自由診療

歯並びをきれいにしたいという思いを抱きながらも、矯正装置を付けた姿を人に見られたくないというジレンマに悩んでいる人は多いだろう。同時に、矯正治療について調べていると「裏側矯正」というワードをたびたび目にすることがあるだろう。裏側矯正とは、装置を歯の裏側から取り付ける矯正法。目立たないことで注目されており、技術的な難しさがあるものの、近年は治療に加える歯科が増えつつあるという。そこで今回は、さまざまな矯正治療を手がけ、とりわけ裏側矯正を得意とする「なかやま矯正歯科」の中山陽介院長に、表側矯正との違い、治療の実態や期間、注意点などについて詳しく聞かせてもらった。

(取材日2017年6月2日)

見た目を重視する人に需要がある裏側矯正。表側矯正とあわせてより気軽に

Q歯の裏側矯正治療と表側矯正治療との違いは何でしょうか?
A
なかやま矯正歯科 目立たない裏側矯正

▲目立たない裏側矯正

矯正装置を歯の表から装着するのが表側矯正で、歯の裏から装着するのが裏側矯正です。どちらも固定式で、治療中は患者さん自身で取り外すことはありません。表からと裏からでは力のかかり方の違いもありますが、やはり一番の違いは、裏側矯正だと装置が歯で隠れるので目立ちにくいということです。唯一、ゴムをかけるときに使う、ごく小さな透明のボタン状のものが露出しますが、これはほとんど目立ちません。歯の裏側に装置があると磨き残しによる虫歯が気になるところですが、裏側のほうが歯の組織に厚みがあり、唾液の循環がいいので意外に虫歯になりにくいというメリットもあります。

Q裏側矯正とはどのような治療方法ですか?
A
なかやま矯正歯科 裏側矯正はより高度な技術が求められる

▲裏側矯正はより高度な技術が求められる

裏側矯正は装置が表から見えないので、周囲の目が気になる方にお勧めできる矯正法です。ただ、予想外の動きをすることがあって、医師にとっては表側矯正より難易度の高い矯正法だといえるでしょう。また、装置に関して、歯の裏側は人によって大きく形状が違うため、全てオーダーメイドになります。治療中も表側ならメーカー既成のワイヤーをそのまま使えますが、裏側の場合は患者さんそれぞれの歯列に合わせる為、ワイヤーを曲げる必要があります。このあたりの技術も裏側矯正治療の難しいところで、専門的に行っている歯科がまだまだ少ないのが現状です。

Q裏側矯正の期間や費用はどのくらいかかりますか?
A
なかやま矯正歯科 上下どちらかだけでも裏側矯正を選択することが可能

▲上下どちらかだけでも裏側矯正を選択することが可能

矯正治療にかかる期間は表側矯正でも裏側矯正でも、あるいはマウスピース型装置を用いた矯正でも、ほとんど変わりません。個人差はありますが、だいたい2年程度が目安です。費用に関しては、上下とも裏側矯正のフルリンガルで120万〜130万円前後、上は裏側矯正で下は表側矯正というハーフリンガルで100万〜110万円前後が目安となります。ちなみに表側矯正治療の場合は上下で80万〜90万円前後です。ハーフリンガルですと、上側の装置は裏側なので見えませんし、下側の装置も上の歯や下唇で隠れるので、意外と周りからは気づかれません。フルリンガルと料金に差が出ますから、費用を抑えたい場合には有効な選択といえます。

Qこちらのクリニックの治療の特徴を教えてください。
A
なかやま矯正歯科 先進の口腔内スキャナーを導入し、精密な矯正治療に役立てている

▲先進の口腔内スキャナーを導入し、精密な矯正治療に役立てている

当院では目立たない矯正治療に力を入れおり、中でも裏側矯正には自信をもっています。他院で勧められなかったり断られた患者さんでも、口の中の状態に適合さえしていれば治療をお断りすることはありません。矯正装置の選択に関しては、最終的に、あくまで患者さんに決めていただくのが基本です。なるべくぴったりな方法を選んでいただけるよう、細かなところまでコミュニケーションを重ね、その方のライフスタイルに合った装置を提案しています。また、患者さんが疑問や不信感を抱いたまま治療を受けることがないように、普段からなるべく気兼ねなく話していただける雰囲気づくりを心がけています。

Q治療中のケアで気をつけることはありますか?
A
なかやま矯正歯科 治療中は月1回の通院が必要

▲治療中は月1回の通院が必要

通院は1ヵ月に1回が基本です。矯正の進捗状況を見ながらワイヤーを調整したり交換します。患者さんに注意していただくポイントとしては、マウスピース型装置とは違って取り外しができませんから、歯磨きをしっかりやっていただくことです。表側矯正に比べると見えにくいぶん、やはり気をつけて磨いていただく必要があります。歯並びをきれいにしながら虫歯になってしまったら、何をやっているのかわかりませんからね。あと、基本的に摂取制限はありませんが、硬い食べ物や粘着性の食べ物は、装置が外れてしまう場合があるので注意していただく必要があります。

ドクターからのメッセージ

中山 陽介院長

裏側矯正は目立たないことが最大のメリットですから、人目を気にされる方にお勧めできます。目立たない矯正には他にマウスピース型装置を用いた治療法もありますが、こちらは食事や歯磨きの際に取り外すのが特徴です。外食する機会が多い方など、それが逆に煩わしいという方には固定式である裏側矯正が向いているかもしれません。当院では年齢、性別を問わず、裏側矯正を選ばれる患者さんが非常に多く、中学生から50代まで大勢の方が実際に治療を体験されています。これから矯正を検討されている方は、選択肢の中に加えて考えてみられてはいかがでしょうか。

自由診療費用の目安

自由診療とは

検査診断料/3万円 矯正治療(上下ともに裏側)/120万円 矯正治療(上・裏側+下・表側)/105万円(すべて税別) 

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access