富田医院

富田医院

富田誠院長

負担の少ない内視鏡検査で
消化器疾患の早期発見につなげよう

富田医院

保険診療

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カメラの挿入時に対する不安もあって、何となく敬遠されがちな上部消化管内視鏡検査。検査を受けられるクリニックは増えてきてはいるものの、できるだけ苦しくない検査を受けたいと、クリニック選びに時間をかけている人も多いのではないだろうか。「富田医院」の院長を務める富田誠先生は、これまで内視鏡による胃がんの早期発見・治療に数多く取り組み、現在も多くの上部消化管内視鏡検査に携わり、開院から現在まで進行性のものも含めた数多くの疾患の早期発見・治療につなげてきた。今回はそんな富田先生に、負担の少ない内視鏡検査を行うために取り組んでいることから、同院で受けられる検査の特徴などたっぷりと話してもらった。 (取材日2017年8月23日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

検査ではどのような病気をみつけることができますか?

一般的に「胃カメラ」と呼ばれる上部消化管内視鏡は、胃はもちろん食道や十二指腸など、胃とつながる消化器を観察するものです。そのため検査では胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎といった疾患や、胃がんや食道がんといった早期治療が求められる疾患の早期発見につなげています。また食道がんを罹患すると咽頭がんも伴うことがあるため、最近は咽頭も丁寧に確認するように心がけています。内視鏡を挿入するその時から、検査は始まっていると言えるでしょう。咽頭は刺激に過敏な部分なので検査時は特に慎重にならなければいけませんが、結果によってはその後の患者さんの生活に大きく影響するものなので、手を抜くことはできませんね。

検査時の苦しみが不安で、なかなか踏み切れずにいます。

確かにまったく苦しくない検査、となるとなかなか難しいですが、検査機器や挿入方法などに気を配ることで負担を軽くすることはできますよ。当院でも大学病院と同等の先進の検査機器を導入し、問診で患者さんの要望を把握することで、的確かつ負担の少ない検査につなげています。一般的に苦痛が少ないと言われているカメラの経鼻挿入も、鼻の通り道が狭い方だとかえって苦しみを感じる場合もあります。当院では経口挿入への変更もできますし、鼻も口もつらいということであれば鎮静剤を用いて眠ったような状態で経口挿入での検査を受けていただくことも可能です。患者さんへの負担の少ないにこしたことはありません。些細な不安も相談ください。

検査を受けるきっかけや受けるべき場合について教えてください。

多くは胃もたれや胸のつかえ感、胃痛などの症状をきっかけに検査を検討される方が多いです。喉の違和感が長引き、耳鼻咽喉科で検査をしても異常がない場合に、逆流性食道炎を疑って検査を勧められる、ということもあるようですね。日常的な飲酒や喫煙は喉や食道の疾患の原因ともなりますので注意が必要です。問診でもこれらの習慣がある患者さんに対しては、食道がんなどの可能性を考慮し、初期段階での見逃しがないよう検査時に「狭帯域光」という特殊な光を照射して早期発見につなげています。

検診・治療START!ステップで紹介します

気になる症状や既往歴などを問診票に記入

問診票では気になる症状だけでなく、生活習慣や既往歴、現在服用している薬などを記入。特に血液をさらさらにする薬を服用中だと、検査時に組織の一部を採取することが難しくなるため、注意が必要だそう。おくすり手帳があれば正確に情報を把握できるので持参すると良いだろう。また検査時に使用する胃のぜん動を抑える薬は、緑内障や不整脈、前立腺肥大症への影響があるため、問診票に記入するだけでなく問診時にも必ず共有する。

問診では問診票の内容を確認し、検査方法や日程を決定

問診票をもとに気になる点や悩みを共有し、検査日を決める。同院では火~土曜の午前中に内視鏡検査を行っており、希望があれば午前8時台から検査を受けることができるため、出勤前など仕事への影響が少ない時間帯に検査を受ける人もいるとか。また検査を経鼻、経口、鎮静剤を用いて経口で行うかも決める。富田先生いわく、「奥歯を磨くときに吐き気を感じることが多い方は、経鼻もしくは鎮静剤を用いるのが望ましい」そうだ。

前日から検査に備え、リラックスして当日を迎える

検査前日はなるべく消化の良い、胃腸に負担の少ない食事を心がけ、午後9時までに済ませる。検査の際は、検査着に着替えることはなく、検査後は胃が張るため、当日は腹部に締め付けのない服装を選ぶのが好ましい。また鎮静剤を用いる場合、検査後は車の運転を控えなければいけないので、検査当日は公共交通機関を利用して来院しよう。

短い時間で迅速な検査を行う

検査前には喉に麻酔をかけます。経鼻の場合は鼻にゼリーを注入し麻酔を追加、鎮静剤を用いる場合は点滴で鎮静剤を投与し、準備が整ったら内視鏡の挿入を開始。喉の麻酔はゼリータイプのものを用いる医院が多いそうだが、5分以上喉に留めなければいけないなど、患者の負担も少なくないため、簡単に麻酔をかけられるスプレータイプを用いているそうだ。検査時間は5~10分程度で、必要に応じて精密検査用の組織の一部を採取する。

検査結果を聞き、その後の健康的な生活につなげる

検査後は安静にし、体調が落ち着いたら検査結果を聞く。検査結果は画像を見るとともに、結果をまとめたレポートの内容を具体的に説明してもらえる。レポートは各臓器の気になる部分がイラストで示されているためわかりやすく、持ち帰ることができるのもありがたい。万が一進行性の疾患が見つかった場合は、その場で医療機関の受診の手配をすることもあるとか。組織を採取した場合は、検査の結果が出る約1週間後に再度来院する。

ドクターからのメッセージ

富田 誠院長

まだまだ多くの方が「胃カメラ=苦しい検査」という印象を強く持たれていると思います。しかしその負担は、検査する側の技術や配慮によって軽くすることができるものだと考えています。私自身、「なるべく負担のかからない内視鏡検査」について現在も考察を重ねているところです。その中で患者さんに負担が少なく、かつ精度の高い検査の実現をめざすことができているのは、これまで数多くの症例に向き合ってきたからこそ。これからもその精度を高め続けていきたいですね。上部消化管内視鏡検査は、画像診断であれば当日に結果もわかり、比較的受けやすい検査です。何か不調を感じたら、気軽な気持ちで検査を受けてみてはいかがでしょうか。

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