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子どもの乳児湿疹やアトピー性皮膚炎
治療開始時期はいつがいい?

大城皮フ科クリニック 大口本院

(丹羽郡大口町/江南駅)

最終更新日:2026/08/26

大城皮フ科クリニック 大口本院 子どもの乳児湿疹やアトピー性皮膚炎 治療開始時期はいつがいい? 大城皮フ科クリニック 大口本院 子どもの乳児湿疹やアトピー性皮膚炎 治療開始時期はいつがいい?
  • 保険診療

乳児湿疹やあせも、アトピー性皮膚炎など、子どもの肌トラブルに悩む保護者は少なくない。子どもの皮膚はバリア機能が弱く、汗や摩擦、細菌といった刺激が入りやすいため炎症を起こしやすい。さらにかきむしってしまうことで悪化するケースも多く、子どもの将来に不安を募らせる保護者も多いという。「皮膚の病気は見た目が似ていても、原因によって治療法は異なるため、初期段階での見極めが重要」と話すのは、「大城皮フ科クリニック 大口本院」の大城宏治院長。日本皮膚科学会皮膚科専門医であり、勤務医時代から研鑽してきた知識と経験、技術を持つ。また自身も重度のアトピー性皮膚炎であることから、患者の気持ちに寄り添った診療を提供する。そんな大城院長に、子どもの肌トラブルの治療などについて話を聞いた。

(取材日2026年7月15日)

湿疹やアトピー性皮膚炎を繰り返さないためには、子どもの肌を守る正しい治療とスキンケアが大切

Q子どもの湿疹やかゆみにはどのような原因がありますか?
A
大城皮フ科クリニック 大口本院 患者目線の診療を大切にしている

▲患者目線の診療を大切にしている

子どもの皮膚は成熟しておらず、皮膚が壊れやすく、外部の刺激から肌を守るバリア機能も弱いことがあります。そのため、乾燥肌やバリア機能が低下しているお子さんは、湿疹やかゆみなどの肌トラブルが起こりやすい傾向がありますね。さらに、夏場の汗による湿疹を放置したり、冬場の乾燥時に保湿をしなかったりすると、症状が悪化し、アトピー性皮膚炎や重い湿疹につながることも少なくありません。また、遺伝が関係するケースも多く、ご家族に乾燥肌やアトピー性皮膚炎の方がいる場合は注意が必要です。アトピー性皮膚炎へ進行させないことが重要ですので、少しでも気になる症状があれば、早めに皮膚科へ相談することをお勧めします。

Qアトピー性皮膚炎の特徴と、他の湿疹との違いを教えてください。
A
大城皮フ科クリニック 大口本院 早期に治療に取り組むことが大切

▲早期に治療に取り組むことが大切

「赤ちゃんの顔が真っ赤になる」「首や肘をいつもポリポリかいている子」と聞くと、アトピー性皮膚炎を思い浮かべる方は多いでしょう。そのイメージは間違っていませんが、実は湿疹との線引きは意外と難しいものです。アトピー性皮膚炎も湿疹の一つであり、赤みやかゆみだけでは区別できません。特徴の一つは「増悪と寛解を繰り返す」こと。つまり症状が悪くなったり良くなったりを繰り返します。一方で、薬を塗ればすぐ改善につながる湿疹や、夏が終わると自然に治るあせもなどは、一般的にアトピー性皮膚炎ではありません。特に子どもは診断が難しいため、気になる症状が続く場合は、皮膚科専門の医師に相談すると良いでしょう。

Q子どもの肌トラブルやアトピー性皮膚炎の治療について伺います。
A
大城皮フ科クリニック 大口本院 先進機器を取り入れ質の高い医療を提供

▲先進機器を取り入れ質の高い医療を提供

肌トラブルもアトピー性皮膚炎も、薬の強さが変わるだけで基本的な管理は同じです。アトピー性皮膚炎の治療の基本は塗り薬で、世界的に重要とされるのはステロイドです。アトピー性皮膚炎は「薬を塗ってもまた出て治らない」と思われがちですが、そうではありません。大きな火事は一気に消せず、まず「ぼや」に収める必要があり、そのためにはステロイドが不可欠。火事が収まった段階で、非ステロイド薬をうまく取り入れていくのが、医師の腕の見せどころです。ステロイドを怖がる方も多いのですが、安全性に配慮して処方します。私自身、子どもの頃に親がステロイドを怖がり悩んだ経験がありますので、何でも遠慮なく相談してください。

Q治療はどのくらい続ける必要がありますか?
A
大城皮フ科クリニック 大口本院 待ち時間に子どもが楽しめるタッチパネルも用意している

▲待ち時間に子どもが楽しめるタッチパネルも用意している

とびひなどでは、ひどい時は1週間に1~2回程度通院していただきます。幼少期のアトピー性皮膚炎は実は多くが改善が見込めるのですが、見た目は治っていても皮膚の下でくすぶっていることがあるため、継続的な治療が必要です。この段階でステロイドを塗り続けると副作用が出るので、ステロイドを塗る回数を減らしたり、非ステロイド薬に切り替える「プロアクティブ療法」へ移行します。日本人はお風呂でゴシゴシ洗いがちですが、これではバリア機能や皮膚を守る常在菌を根こそぎ奪ってしまいます。頭や首、脇など皮脂が出る場所以外は週1回、皮脂を取りすぎないよう優しくなで洗いするだけで十分。洗いすぎず、乾燥に強い肌を育てましょう。

Qどのようなタイミングで皮膚科を受診すべきですか?
A
大城皮フ科クリニック 大口本院 スタッフ含め丁寧な対応を大切にしている

▲スタッフ含め丁寧な対応を大切にしている

早く治療を始めることで、治療期間は短くなり治癒が見込める確率も上がります。湿疹やあせもを放置するとアトピー性皮膚炎の原因になりますし、かきむしることで、とびひや水イボを合併するケースもあるため、早期の受診がとても重要です。皮膚は見えやすく触ることができるため、家族でも正しいケアできると思いがちです。しかし、ちょっとした症状でも、まずは皮膚科専門のクリニックで診断を受けて、正しい治療の方向性を把握することが大切です。当院では簡単にできるスキンケアについてもお伝えしています。早めにご相談いただき、迷いなくスキンケアや治療を進めていければ、より良い肌状態が望めるはずです。

ドクターからのメッセージ

大城 宏治院長

私は子どもの頃から重度のアトピー性皮膚炎に悩み、2人の子どももたいへんな乾燥肌でした。しかしわが家では、夜の寝汗を1分ほどのシャワーで流し、帰宅後はすぐに入浴して、すぐにスキンケアする習慣を徹底したところ、今はスキンケアの必要がないほどに改善しています。短時間のシャワーなら必要な皮脂は流れません。当院では、初診時に看護師が実際に薬を塗って見せるスキンケア指導を行います。これにより、強い薬で改善しなかった方も弱い薬で治癒が見込める可能性があります。いかに塗り方や日々のケアが重要かということです。正しいスキンケアを覚えると毎日が楽になります。思い悩んでいるのなら、気軽に相談くださるとうれしいです。