適切な治療とスキンケアの両立で
改善が期待できる赤ら顔
大城皮フ科クリニック 大口本院
(丹羽郡大口町/江南駅)
最終更新日:2026/08/27
- 自由診療
顔の赤みが気になる「赤ら顔」。皮膚表面近くの血管が拡張したり、炎症によって血流が増えたりすることで、肌が赤く見える状態だ。体質や温度変化、紫外線、刺激物、皮膚疾患などがきっかけとなり、血管が拡張しやすくなることが主な原因とされる。見た目が気になって人前で恥ずかしさを感じたり、「緊張している」「飲酒している」などと誤解されることに悩んだりする人も少なくない。また、ほてりやヒリヒリ感、化粧品がしみるといった肌の不快症状を抱える人も多いという。「皮膚の炎症などが原因の場合、放置すると悪化するリスクがある」と話すのは、「大城皮フ科クリニック 大口本院」の大城宏治院長。日本皮膚科学会皮膚科専門医の資格を持つ大城院長に、同院での赤ら顔の治療の流れについて話を聞いた。
(取材日2026年7月15日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q赤ら顔とは? 放っておいても問題ないですか?
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A
いつも顔が赤みを帯びている症状です。成人以降に多く、昔はお酒のせいといわれましたが、飲酒しない方も発症します。実は鑑別がとても難しく、赤みやニキビの有無もさまざまです。「顔が赤い」のは結果に過ぎず、原因がアトピー性皮膚炎、かぶれ、毛細血管拡張など多岐にわたるため、医師でも混乱することがあります。最初に原因を正しく鑑別する必要があり、診断には専門知識と深い洞察力が必要です。良かれと思って続けたコスメやSNSの情報による自己流ケアで悪化するケースも多く、危機感を持っている医師も多いです。放置すると赤みが定着してしまいますし、医療として正しいスキンケアを行うためにも、早めに専門家へご相談ください。
- Q赤ら顔の原因について教えてください。
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A
先ほどお話ししたように、血管拡張や酒さ、皮膚の炎症や菌など原因は多岐にわたり、多くはこれらが複合しています。その手前にある起因は、過剰なスキンケアやマスクの刺激、こする習慣、日光や辛い食べ物などです。例えばメイクを落とす際にこすりすぎると赤くなりますよね。過剰なスキンケアに起因するケースも多く、やればやるほど悪化する可能性があります。保湿のため毎日パックやクリームをたくさん塗る方もいますが、皮脂が過剰になるとニキビダニなどの菌が増えてニキビができ、結果的に赤くなります。それが慢性化すると消えない赤みになるのです。クリームのテカテカと自然なツヤは別物と理解してください。
- Q赤ら顔の治療内容を教えてください。
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A
赤ら顔は複合的な要因が絡むことが多いため、それぞれに対する治療をします。ニキビならその治療、血管拡張ならその治療といった具合です。段階も重要で、この時点ではニキビ治療を主体に、この段階まではステロイドで赤みに対処、といった見極めが必要です。基本は皮脂量を意識した毎日のスキンケアです。いきなりレーザー治療を求める方もいますが、適さないケースもあります。まずは専門家を受診して正しく鑑別し、保険診療でできるところまで対処してから、必要に応じて自費診療を組み合わせるのが近道です。当院でもレーザーは3割程度で、7割は適切なスキンケアと保険診療を組み合わせます。正しい毎日の習慣なしに根本改善は望めません。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診
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問診では、こする習慣の有無や、具体的なスキンケア方法、クリームの数、洗顔料の種類などを深く掘り下げる。中には皮脂をほとんど落とさない処方の洗顔料もあり、ニキビ用や赤ら顔用のフォームとうたう製品であっても、実はあまり効果が期待できないケースがあるそうだ。さらに生活習慣も確認し、食事の好み、紫外線環境、常時マスクをしているかなど、赤ら顔や酒さを悪化させる要因がないかを医師やスタッフがしっかり確認する。
- 2診察
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赤みの原因が血管なのか、炎症によるものなのか、あるいはニキビなのかは、赤ら顔の診療経験が豊富な専門家でなければ判別が難しい。熟練の医師は皮膚の状態をダーモスコープなどを使って確認し、血管拡張の有無や他の疾患の併発を注意深く観察する。また同院では写真での記録も重視。肌解析装置で撮影し、肉眼とは異なる赤さの状態を精密に分析する。経過を撮影しておくことで、治療による変化の可視化にもつなげている。
- 3診断と治療方針の立案
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赤ら顔は複合的な原因によるケースが多いため、それぞれの原因に対する治療方針を立てる。その方針を患者に詳しく説明し、納得を得ることが不可欠なのだという。赤みが完全にゼロになるわけではないが、同院では「治療に要する期間は3ヵ月程度」といった具体的な見立てを事前に共有する。また、患者が迷わないように、皮脂調整に適したシンプルなスキンケアのアドバイスも徹底している。
- 4治療と経過観察
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症状の度合いによって、治療が早く終わる人もいれば長期化する人もいる。多くは保険診療と適切なスキンケアだけで対処できるが、毛細血管拡張など原因によってはレーザー治療が必要となる。経過は写真で客観的に確認し、その時点での良しあしを可視化する。多数の医師が在籍する同院では、複数の視点から効率的な治療を探ることもある。通院は当初1〜2週間に1回でめどを立て、その後は月に1〜2回が目安となる。
- 5再発予防指導
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再発予防のポイントはスキンケアをやりすぎないこと。同院では、赤みや脂っぽさのある肌に適した製品選びや、若いニキビ肌への過剰な保湿は悪化要因となるため避けることなどを指導する。適切な塗り薬と皮脂量調整を意識したケアが、再発予防にもつながるそう。生活面では皮膚への刺激を避けることも重要。日焼け止めでの紫外線対策、マスクのこすれ対策、刺激物を控える食生活などが重要で、医師が状態に合わせた助言をくれる。
自由診療費用の目安
自由診療とは赤ら顔のレーザー治療/2万6400~29万7000円

