全国のドクター9,078人の想いを取材
クリニック・病院 159,060件の情報を掲載(2024年3月03日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 名古屋市名東区
  4. 本郷駅
  5. おおくまクリニック
  6. 心臓や血管を診る循環器内科受診のタイミング、診療の流れを紹介

心臓や血管を診る循環器内科
受診のタイミング、診療の流れを紹介

おおくまクリニック

(名古屋市名東区/本郷駅)

最終更新日:2024/02/13

おおくまクリニック 心臓や血管を診る循環器内科 受診のタイミング、診療の流れを紹介 おおくまクリニック 心臓や血管を診る循環器内科 受診のタイミング、診療の流れを紹介
  • 保険診療

循環器は命に関わる器官であり、病気そのものの発症はもちろん、発症後の重症化予防も治療において重要視されている。日本循環器学会循環器専門医と日本内科学会総合内科専門医の資格を持つ「おおくまクリニック」の海野一雅(うんの・かずまさ)院長は勤務医時代、重篤な循環器疾患の患者の治療を数多く手がけた人物で、クリニック継承後は培った知見を生かし、循環器疾患の早期発見・早期治療、重症化予防に力を尽くしている。知識・経験ともに豊富な海野院長に、循環器疾患の特徴や症状を放置することの危険性、循環器疾患の診療における地域に根差したクリニックの役割について話を聞いた。

(取材日2023年6月28日)

症状を詳しく掘り下げることが循環器疾患の診断には不可欠。自己判断せずにまずは相談を

Q循環器内科はどのような疾患を扱う診療科なのでしょうか?
A
おおくまクリニック 循環器内科のスペシャリストである海野院長

▲循環器内科のスペシャリストである海野院長

循環器内科とは血液などの体液を体に循環させる器官を診る診療科で、血液を送り出すポンプの役割を果たす心臓と、全身に血液を送り届ける血管の病気を主に扱います。心臓は亡くなるその時まで絶えず動き続けますし、すべての臓器になくてはならない血液を正常に送り届けるには血管に何かあってはいけません。当然、これらの器官にトラブルが起きてしまえば健康に大きく影響します。そうならないよう心臓や血管の機能を管理することが、循環器内科の診療でめざすことです。地域のクリニックでは薬物療法や生活指導などを行うほか、狭心症や不整脈の患者さんに対してカテーテル治療などが必要か適切に判断し、病院に送り届ける役目を担っています。

Q代表的な症状や疾患を教えてください。
A
おおくまクリニック 循環器内科の診療では心不全になる前に治療していくことが大切

▲循環器内科の診療では心不全になる前に治療していくことが大切

患者さんが訴える症状で多いのは、胸の痛み、動悸、息苦しさなどですね。胸の痛みであれば狭心症や心筋梗塞、動悸であれば不整脈、息苦しさや胸の苦しさであれば心臓の病気が進展して心臓全体の動きが悪くなっていたり、心不全が起きていたりすることが考えられます。ほかにも心臓弁膜症などが挙げられるなど、心臓の病気の種類はさまざまです。その中でも、心臓本来の仕事を果たせなくなってしまうのが心不全であり、循環器内科の診療では心不全になる前に治療していくことが大事なのです。循環器疾患は動脈硬化を背景に起こるため、糖尿病や高コレステロール、高血圧、喫煙習慣、肥満などに該当する人はリスクが高いといえます。

Q発症リスクや症状を放置しているとどうなってしまうのでしょう?
A
おおくまクリニック 発症リスクや症状を放置せず、クリニックへの早めの受診を

▲発症リスクや症状を放置せず、クリニックへの早めの受診を

動脈硬化により血管が硬くなると血圧が上がり、心臓が代償して肥大します。それが年余にわたると心臓の弁を破壊したり血管が詰まったり破裂したりとさまざまな病気を招くことになり、最終的に心不全に至ってしまいます。だいたい男性の方で糖尿病や高コレステロールの場合、30代後半であっても心筋梗塞を起こす可能性があるといえます。また、家族歴なども関係します。女性は、女性ホルモンの影響で動脈硬化が進みにくい傾向にありますが、ホルモン分泌が減り始める50代以降は注意が必要です。心血管疾患を放置すると腎臓病や脳梗塞など循環器以外の疾患のリスクも高まりますから、全身の病気の予防といった観点でも診療にあたっています。

Qどのようなタイミングでクリニックを受診したら良いでしょうか?
A
おおくまクリニック 循環器内科専門である先生が適切な判断を行う

▲循環器内科専門である先生が適切な判断を行う

痛みや動悸や息苦しさといった症状は、多くの場合運動した時に現れるといわれています。例えば狭心症の場合、平常時は何ともないのに、運動して15分程度経過すると胸が圧迫されるような感覚を覚えるといったことがあります。ほかにも、地下鉄のホームから地上階に階段で移動する際に息苦しさを感じるといった場合、心臓弁膜症が関与していることも考えられます。ただ「息切れ」というワードだけ切り取ると、それが病的なものなのか、運動不足によるものなのかの判断はつきませんよね。同じ「胸が痛い」でも痛みのタイプや、痛みを感じる時間の長さ、痛みが起こる状況などを詳しく掘り下げ鑑別するのが医師の腕の見せどころでもあります。

Qこちらのクリニックではどんな検査・治療を受けられますか?
A
おおくまクリニック 外部との連携や検査機器が充実しており、詳しい検査を受けられる

▲外部との連携や検査機器が充実しており、詳しい検査を受けられる

血液検査や尿検査をはじめ、心電図や心臓超音波検査、負荷心電図検査、動脈硬化のレベルを測るための血圧脈波検査、24時間ホルター心電図検査、24時間血圧検査など一般的な循環器の検査全般には対応できる体制を整えています。負荷心電図検査と、動脈硬化の程度を評価するのに欠かせない頸動脈エコー検査は、外部から経験豊富な専門の先生に週1回来てもらっています。検査や問診の結果、循環器疾患の治療が必要と判断した場合には、薬物療法を中心に運動や食事管理などを組み合わせて病状の改善をめざしていきます。外科的な治療が必要な場合も、患者さん本人の意向をくんで病院を紹介するなど、適切な治療につなげます。

ドクターからのメッセージ

海野 一雅院長

何かしらの症状を自覚していても検査をすると特に問題が見つからないという人もいますし、反対に診察の結果、すごく重篤な状態にあるとわかる人もいます。症状を表す単語のみではなかなか適切な判断はできませんから、一概に自己判断せず気になる症状があればまずは循環器内科のクリニックに相談してみましょう。カテーテル治療などの外科的な治療が必要な場合は医療機関に橋渡しします。一度でも狭心症や心筋梗塞を経験すると、再発リスクがぐっと高くなるので、二次予防はとても大切です。当院でも血液検査の数値を厳しく評価するなどして、再発を招かないよう二次予防に力を入れて取り組んでおります。気になることがあればご相談ください。

Access