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アヴェニューセルクリニック

アヴェニューセルクリニック

井上啓太院長

脚のむくみ・痛み等の負担を軽減
リンパ浮腫の診断と治療について

アヴェニューセルクリニック

保険診療

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人間の身体には血液とリンパ液が周り巡っている。血液と違い、リンパ液は透明もしくはクリーム色をしており、老廃物を運搬する役割を持っている。そのため、リンパ液の循環が滞ると、その関連箇所がむくんでしまう。このむくみを「リンパ浮腫」と呼ぶ。リンパ浮腫は主に女性に発症しやすい病。「アヴェニューセルクリニック」はリンパ治療を専門とするクリニック。院長の井上啓太先生はクリニックだからこその通いやすさ、リラックスして治療を受けられる環境作りに気を配りつつ、リンパ浮腫に特化した検査・治療機器をそろえ、スタッフと一丸となり患者と向き合う診療を行っている。脚のむくみに悩む人には頼もしい治療の流れを紹介する。(取材日2016年7月5日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

リンパ浮腫治療の患者層を教えてください。

40代から60代の女性が多いです。この年齡はがんが発症しやすい時期でもあります。リンパ浮腫は乳がんや子宮頸がん、卵巣がんの手術の際に、リンパ節を取ってしまうため、リンパ液の流れが滞りやすくなってしまい腕や脚が発症する病です。がん手術の際に、手術リスクのひとつとして医師から説明がある症状でもあります。ほぼ女性特有の手術が影響しているため、患者層も女性が多くなるわけです。手術経験がなくてもリンパ浮腫にかかることはあり、男性にも治療が必要なケースはありますが、女性と比較すると少数です。リンパ浮腫によって腕や脚がむくんでも、男性は放置しやすいことも患者層の決定に関連しているのかもしれません。

体の「むくみ」を感じたら検査を受けるべきでしょうか?

むくみの原因はさまざまです。心臓や腎臓の機能の低下や静脈の流れ、栄養状態やホルモンが原因のこともあります。リンパ浮腫はリンパの流れの障害が原因ですが、むくみの中では比較的まれで、リンパ管の造影検査などを行えば、他のむくみと見分けることができます。放置すると慢性的に進行し、皮膚が固くなる象皮症になったり、高熱を起こす蜂窩織炎(ほうかしきえん)を繰り返すこともあるので、早めの診断と治療が重要です。たとえ、がんの手術などの病歴からリンパ浮腫とわかっている方でも、他のむくみを合併していないか、また、リンパ管の機能を見極めるためにも検査を行うことが望ましいです。検査を行うことで治療結果の予測もできます。

治療の費用やかかる期間はどの程度でしょうか?

まず、費用に関しては保険が適用されます。具体的な金額についてはお気軽にお問い合わせください。治療にかかる期間につきましては、当院での手術は基本的に日帰り可能な対応となっております。必要な箇所のみをピンポイントで治療するため、創の大きさは1~3cmの大きさで、局所麻酔で十分可能です。また、1回の手術を2時間30分~3時間で済ませていますので、無理なく日帰りすることができます。術後の痛みも強くはなく、ほくろを除去したりする治療と大差はないと考えています。

検診・治療START!ステップで紹介します

皮膚の固さを触診・全身のリンパ管の状態をチェック

リンパ浮腫の固さを比較用のスポンジとの相対値で記録し、同時に周径を計測していく。脚の場合、足の甲から脚の付け根まで7ヵ所のデータを計測表に記載していく。この検査と並行して皮下の超音波検査を行い、どの部位にどれくらいリンパ液が貯留しているかチェックされる。また、別途リンパシンチグラフィーという、全身のリンパ管を描出する検査を行い、リンパ流の障害部位などが特定される。

ICGによって患部の詳細なリンパ管の状態をチェック

リンパシンチグラフィーで全身の状態を診た後は、ICG(インドシアニングリーン)を脚に注射して赤外線を当てることで、患部のさらに詳細なリンパ管の状態を確認。患部に赤外線を当てるとICGが光り、そこが手術を行う箇所の目印となる。患部の状態はマイクロスコープによりモニターに表示され、患者自身が視認することも可能だという。

マイクロサージェリーによる手術

マイクロスコープを使用した精密な手術をマイクロサージェリーと呼ぶ。あらかじめマーキングしておいた箇所をピンポイントで切開手術を行う。手術の際は局所麻酔を使用し、手術室は患者がリラックスするために照明を落としているという。静脈とリンパが交差するルートを作り、リンパ液の循環を促す。このルートを数箇所開通させることでリンパ液循環がよりスムーズになるそうだ。

術後は包帯やストッキング・スリーブで固定

手術後は患部に極薄の透明フィルムが貼られるため、皮膚を縫合せずに済み、創の状態も一目でチェックすることができる。フィルムの上から弾性包帯またはストッキング・スリーブを着用して帰宅する。フィルムは防水性があるので、貼ったまま翌日からシャワーを浴びることも可能だという。皮膚を縫合しないので抜糸はなく、2週間後にフィルムを剥がせば済んでしまうそう。

術後診察は翌日からスタート

手術翌日に、傷に問題ないかチェック。その後、1週間後、1ヵ月後、2ヵ月後と段階を経て術後経過を診る。受診日ごとに周径や固さを計測し、治療結果を確認する。経過チェックを行う際は患者からの相談に答えたり、日常生活でのアドバイスを行うなど継続してコミュニケーションをとっていく。

ドクターからのメッセージ

井上 啓太院長

リンパ浮腫になっても、過剰に不安になる必要はありません。現在は治療法が改良され、早期に発見できれば悪化させずに済みます。そのため、むくみのある方やがんの手術を受けた経験のある方は、早めに一度当院やリンパ治療に長けたクリニックを受診してほしいですね。リンパ浮腫の手術はどこででも受けられる治療ではありませんが、決して大手術という訳ではありません。弾性包帯やストッキング・スリーブによる圧迫は患者さんの日常生活の大きな負担ですので、それをできるだけ減らすことをめざしています。スキンケアや肥満対策など、日常生活におけるアドバイスも行っております。どなたでもお気軽にご相談ください。

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