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宮本 裕也 理事長、荻原 哲 院長の独自取材記事

宮本整形外科

(品川区/西大井駅)

最終更新日:2026/04/02

宮本裕也理事長、荻原哲院長 宮本整形外科 main

2016年4月、西大井駅前のビル2階に「宮本整形外科」を開院した理事長の宮本裕也先生は、大学病院や関連病院で手術中心の治療に携わってきた。しかし、手術だけでは限界があり、多くの痛みに悩む人を救えない現実にも直面。そこで、日常的な痛みに苦しむ人々を支えるため、リハビリテーションを重視したクリニックの開院を決意したという。2025年10月、新院長に就任した荻原哲先生は、大学病院や高度医療機関で幅広い整形外科診療に従事した経歴を有し、「脊椎脊髄治療」のスペシャリストだ。両医師は、地域の患者が長く健康でいられるよう貢献したいという共通の思いを抱き、日々の診療に邁進している。今回は、宮本理事長と荻原院長に、クリニックの特徴や診療方針、診療時のこだわりなどについて詳しく聞いた。

(取材日2025年9月11日/情報更新日2025年11月10日)

多角的なアプローチで痛みの改善をめざす

最初に、クリニックの特徴をお聞きします。

宮本裕也理事長、荻原哲院長 宮本整形外科1

【宮本理事長】当院の特徴の一つは、リハビリテーションへ注力している点にあります。整形外科では通院回数や滞在時間が比較的長いため、患者さんが安心して治療に取り組めるよう「ゆったりとしたリハビリテーション室」にこだわりました。約100平米の広さを誇る空間では、けん引機や温熱療法機器、低周波治療器、ウォーターマッサージ機などによる物理療法と、理学療法士とともに行う運動療法を組み合わせて実施しています。さらに、超音波を用いたトリガーポイント注射も行い、症状や状態に合わせた多角的なアプローチを可能にしています。加えて、局所麻酔による日帰り手術にも対応し、ばね指や手根管症候群、アキレス腱断裂、外来で対応可能な腫瘍摘出なども実施しています。クリニックならではの機動性を生かし、最短で当日の手術にも対応できる体制を整えています。

診療体制について教えてください。

【宮本理事長】診療は、上肢を専門とする私と、2025年10月から新院長に就任した荻原哲先生が担当しています。荻原院長は脊椎脊髄を専門としつつ、骨折や捻挫、肩凝り、関節疾患、リウマチなど整形外科全般に幅広く精通しています。異なる専門領域を持つ2人の医師が在籍することで、患者さん一人ひとりの多様な症状に応えることができるのが大きな強みです。また、CTやMRIといった専門的な画像検査は提携医療機関と連携し、スピーディーに結果を得られる体制を確立。さらに、義肢装具士と協力して装具のオーダーメイド作製も可能で、既製品では合わないケースにも個々の体に適した固定用装具を提供しています。こうした柔軟で精度にこだわった診療体制が、地域医療における安心感を支える要素となっていれば幸いです。

どのような診療方針を掲げているのでしょうか。

宮本裕也理事長、荻原哲院長 宮本整形外科2

【宮本理事長】大切にしているのは「どんな症状にも丁寧で親切に対応すること」です。リハビリや薬、注射療法を組み合わせ、痛みの改善や可動域の回復をめざします。症状やニーズに応じて豊富な治療法から選択し、じっくり相談しながら方針を決めています。
【荻原院長】基幹病院や大学病院での経験から、大手術に至る前に「小さな手術や早期治療」を行う重要性を強く感じています。大きな手術は体力・経済的負担が大きいため、予防やリハビリで軽症の段階から対応することが最良の結果につながると考えています。理事長と共通しているのは、地域の患者さんが長く健康でいられるよう貢献したいという思いです。整形外科の専門性と柔軟な治療選択を生かし、地域住民の「痛みと向き合う人生」に寄り添ってまいります。

患者の納得と早期対応を重視する診療スタイル

診療内容とリハビリへの取り組みについて教えてください。

宮本裕也理事長、荻原哲院長 宮本整形外科3

【宮本理事長】当院では、骨折や脱臼、切り傷、打撲といった日常的に起こりやすい外傷から、肩凝り・腰痛・膝痛など慢性的な痛み、さらには手足のしびれや神経痛まで幅広く診療しています。加えて、スポーツ活動に伴うけがや痛みに特化した「スポーツ整形外科」、子どもに多い疾患や外傷に対応する「小児整形外科」にも力を入れており、世代や症状を問わず幅広く診ることができます。リハビリテーションも重要な柱で、症状を一時的に和らげる目的だけでなく、再発を防ぎ、患者さんが生活の質を取り戻せるように取り組んでいます。専門の医師、理学療法士などによる技術と幅広い対応力を備えた診療体制を整えることで、多様なニーズに応えることをめざしています。

診療を行う際、重視しているのはどのようなことでしょうか。

【宮本理事長】私たちが大切にしているのは、患者さんに「ここに来て良かった」と感じていただける診療です。まずはお困り事や痛み、日常生活での支障を丁寧に伺い、それを解決することが使命だと考えています。回復の度合いやペースは人それぞれなので、一人ひとりの状況や希望に合わせて最善の方法を一緒に探していきます。薬や注射も一方的に決めず、メリットや注意点を説明し納得いただいた上で進めます。「痛みが和らいだ」「気持ちが軽くなった」と言っていただくことを目標に、日々の診療に取り組んでいます。
【荻原院長】当院では「腰椎圧迫骨折」の予防を重視し、骨密度を測定する「腰椎DXA法」を導入。検査結果に応じた薬物療法などで、早期からの予防と対応に努めています。また、慢性的な痛みには筋力や柔軟性を高めるための運動療法を積極的に取り入れ、改善と再発予防の両面を重視して支えています。

患者の年齢層や傾向についてお聞きします。

宮本裕也理事長、荻原哲院長 宮本整形外科4

【宮本理事長】患者さんの年齢層は幅広く、最高齢では101歳の方が自ら歩いて通院しています。一方で学生世代ではスポーツ障害や外傷が多く、特に小中学生に多い「腰椎分離症」は、強い痛みを訴えないこともあるため、医療機関を受診せずに競技を続けてしまうケースも少なくありません。その結果、骨癒合が得られないまま成長し、成人してからエックス線で初めて「過去に分離症を起こしていた」とわかることもあります。成人期に発見された場合は新たな骨癒合を得ることが難しく、保存療法が中心となるため、早期の診断と対応が重要です。当院では、子どもから高齢者まで幅広い世代に応じた診療を行い、外傷の治療から慢性疾患のケア、さらには予防的な取り組みに至るまで、日々実践しています。

チーム医療で患者の安心を支えたい

安心して受診してもらうために、どのような工夫を施していますか。

宮本裕也理事長、荻原哲院長 宮本整形外科5

【荻原院長】当院では、上肢を専門とする理事長と脊椎脊髄を専門とする私が互いに補完し合い、患者さんに安心していただけるような医療を提供しています。担当医が変わっても診療情報を院内で共有しているため、治療の流れが変わることはありません。さらに異なる専門分野の医師が定期的に議論し合うことで、多角的に診断や治療方針を検討し、より効率的な医療につなげています。外来で対応できる手術も含め、豊富な経験を踏まえて患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療を心がけています。

チーム医療についてお聞きします。

【宮本理事長】当院の診療は医師だけでなく、理学療法士やリハビリ助手など多職種によるチーム体制で行われています。スタッフ間での情報共有や意思疎通を大切にし、患者さんに丁寧に対応できるよう細かな気配りを徹底しています。理学療法士はスポーツ経験を有するベテランが中心で、開院当初から勤務しており、治療や検査の作業も非常にスピーディーです。骨密度検査についても、採血と合わせて5分程度で完了するよう対応しており、日常の診療の中で無理なく受けていただけます。また、休憩時間には職種の垣根を越えて雑談することで、自然にチームの連携が深まり、日々の診療にも良い影響を与えています。こうした体制により、診療からリハビリまで一貫して対応できる環境を整えています。

今後の展望や読者へのメッセージをお願いします。

宮本裕也理事長、荻原哲院長 宮本整形外科6

【宮本理事長】当院は革新的な取り組みに偏るのではなく、現状の医療サービスの質を維持することを大切にしています。現在通院されている患者さんを大切にし、変わらず丁寧な医療を提供していくことが基本方針です。日常生活で痛みや違和感があれば、気軽に相談できるクリニックでありたいと考えています。
【荻原院長】手術が必要な場合は信頼できる医療機関をご紹介し、オペに至るまでの診断や検査はほとんど当院内で対応可能です。骨密度測定は採血を含めて短時間で完了する簡単な検査で、健康状態を把握する第一歩としてお勧めしています。豊富な経験とスキルを持つスタッフが力を合わせ、患者さんに寄り添った診療を今後も継続してまいります。