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吉田 敦実 院長の独自取材記事

赤坂クレール歯科クリニック

(港区/赤坂駅)

最終更新日:2019/08/28

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患者を家族のように想い、丁寧に治療したいとの気持ちから、スペイン語で「想う」を意味する「クレール」と名づけたと「赤坂クレール歯科クリニック」の吉田敦実院長。医療機器をはじめ院内の滅菌管理を徹底し、可能な限りディスポーザブルな器具を取り入れるのも、安心して受診してほしいからだという。多様な年齢、さまざまな希望の患者に幅広く対応する一方、セラミックを使った審美面も考えた治療、インプラント治療など専門性の高い治療も得意。さらに口の中の健康から健康寿命を延ばしたいと語る吉田院長にその想いを聞いた。
(取材日2018年8月3日)

患者の年齢層は幅広く、子どもの受診も近年増加中

赤坂駅すぐ近くの立地ですが、どんな方が受診されますか?

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赤坂にはオフィスビル以外にマンションや戸建て住宅なども多いため、お勤めの方が6割、近くにお住まいの方が4割ほどです。主な診療内容は虫歯や歯周病の治療、セラミックを使った治療、インプラント治療などで、定期検診に来られる方も多いですね。高齢の方もおみえになりますが、最近は親御さんが受診されて気に入っていただき、お子さんを連れていらしたり、クチコミでご紹介していただけるようで、小さいお子さんの受診も増えました。お子さんには無理強いをせず、最初は説明や歯みがきの指導、クリーニングなどでだんだんと慣れてもらい、仲良くなって治療を始めるようにしています。そのためか治療後も当院に「また来たい」といってくれる子もいるんですよ。

ではこちらの診療コンセプトについて教えてください。

患者さんとじっくりと向き合い、歯の1本ずつを大切に診療するのが目標です。医院名の「クレール」はスペイン語で「想う」の意味で、当院に来られる皆さんを「家族のように想い、一人ひとりを丁寧に治療したい」という気持ちを込めました。当院では初診の患者さんは緊急の場合を除いてすぐには治療に入らず、レントゲン写真やさまざまな口腔内写真などもご提示しながら、検査でわかった口の中の状態をわかりやすくご説明するんです。そうやって現状を把握していただいた上で、当院でご提案できる治療法をご説明し、どのやり方を選ぶのかを一緒にご相談していきます。歯科治療の最新情報はインターネットでも手に入りますが、紹介された治療法がご本人に適しているのかは専門家が診ないとわかりません。当院では十分な検査をもとに、「この方の場合は」というパーソナライズした形で情報の提供や治療のご提案を行っています。

スタッフとのチームワークも重視されるそうですね。

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ええ、私は診断や治療に集中するあまり、患者さんの少し困った表情や言いそびれた様子にすぐ気づけないこともあるようなんです。そんなときもスタッフは患者さんをしっかり見ていて、診療中や診療後に「最近はお変わりありませんか」などさりげなく聞き出し、その情報を院内で共有してくれるのでとても助かっています。長期出張が入ったので治療期間が限られているとか、親御さんの介護で通院が大変になったとか、そうしたご本人の生活のことも治療計画を立てる上で大事な情報になりますね。当院では診療のためのカルテに加え、コミュニケーションカルテを使って私やスタッフが気づいたこと、患者さんが話されたことなどを常に共有するようなしています。そうやって患者さんが気持ちよく受診していただける環境を整えたいと考えています。

セラミック治療をはじめ専門性の高い治療にも強み

セラミックを使った治療に注力していると聞きました。

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セラミックを使うのは審美的な目的と思われがちですが、ほかにも歯垢が付着しにくく虫歯や歯周病の原因を減らせる、体に害を与える成分をほとんど含まないなどのメリットがあり、当院では磨きにくい場所の歯の治療にセラミックを使うといったご提案も行っています。ただ素材の特性を生かし切るには、正確な型採り、型をもとにした詰め物やかぶせ物の作り込み、土台となる歯を誤差なく削るといった高度なノウハウと技術が必要。当院はそうした高精度の治療を実現させるために研鑽を積み、これまで患者さんから高い評価を得てきました。もちろんセラミックを使う治療に向かない患者さんもおられますから、一人ひとりに合った素材や治療法を十分に検討して治療を行っています。

インプラント治療ではどんな特色があるのでしょうか?

コンピューターでシミュレーションしたガイドに沿って、正確な手術を行うためのシステムを取り入れています。現在のようなチタンを使うインプラント治療が本格的に始まったのは1960年代で、それ以降も随時改良されてきました。しかし患者さんの顎にインプラントを埋め込む手技は、歯科医師の勘に頼り切りだったのです。近年になって、CTで撮影した患者さんの顎の形状をもとにコンピューターでインプラントを入れる方向や深さなどをシミュレーションし、それをガイドにして埋入手術を行う方法が普及したため、当院でもこれを利用しています。セラミックと同様、どなたでもインプラント治療が適しているとは限りませんが、ご本人に適合があって希望される場合は、前述のようななるべく安全なやり方で手術を受けていただけるのが当院の強みです。

治療面で心がけていることを教えてください。

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保険診療であれ、セラミック治療やインプラント治療であれ、治療後のいい状態をできる限り長く保ってほしいと考えてメンテナンスを大切にしています。例えばインプラント治療で入れた義歯は、通常の歯と違って細いチタンの棒が支えているため、根元を磨くにはそれなりのコツが必要です。当院ではその磨き方を丁寧に指導し、それでも磨き残す部分のクリーニングに数ヵ月に1度は通っていただくようお勧めしています。それ以外の方も定期検診では口の中の状態を記録し、その変化を常に確認するんです。磨き方や噛み方の癖で一部に歯垢がたまったり、ある歯が極端にすり減ったりすることもありますから、それらをきちんと把握して改善策をお伝えし、前回に比べてうまく磨けているなど継続してフォローすることで、予防に役立てたいと考えています。

口の中の健康から健康寿命を延ばす医療を実践する

先生がこちらで開院されるまでの経緯を教えてください。

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私が歯科医師になったのは、父が歯科医師で自宅に併設された歯科医院で診療を行っていたから。小さい頃から父の診療する姿が身近で、自然に同じ仕事をめざす気持ちが生まれました。それから九州大学歯学部に入り、卒業後は東京医科歯科大学歯学部附属病院の口腔外科に勤務。そこで外来や入院の患者さんを数多く診る中で、虫歯や抜けた歯が少ないなど口の中が健康だと、高齢でも元気な方が多いと気づいたんです。やがて口の中の健康から全身の健康寿命を考えるようになり、地域に根付いた診療でそれを実現したくなって中央区築地の歯科医院に転職しました。そこで今の診療のベースとなる考えや技術を学び、2016年に当院を開院しました。

お休みの日はどう過ごされていますか?

平日は夜遅くなることも多く、うちの子どもたちと話す時間も限られますから、土曜日午後と日祝日は一緒に何かを作ったり公園に遊びに行ったりと、子どものために使っていますね(笑)。とはいえ歯科治療の世界は日進月歩で、少し勉強を怠るとたちまち置いていかれます。ですから子どもたちに申し訳ないと思いながら、自分が参加しているスタディーグループの勉強会などで新たな知識・技術を習得しています。最近は患者さんもネットで調べるなどして新たな情報をご存じですから、「○○という治療法はどうですか?」といった質問に「治療に使えるのは数年先でしょう」など適切に答えられると、患者さんも一層信頼を寄せてくださると思うんです。

最後に地域の皆さんにメッセージをお願いします。

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何となく怖いとか怒られそうという気持ちになり、歯科医院に行くのが苦手な方は多いと思います。またこれまで通っていたところに不満に感じても、次をどうやって選べばいいのか迷うこともあるでしょう。当院ではそうした不安や迷いを少しでも和らげたいと考え、初診では緊急時を除いて治療に入らず、現状を詳しくご説明することに絞っています。治療の選択肢もお伝えしますが、納得がいかなければ次回のご予約をせずにお戻りいただいて構いません。ただ普段の生活では口の中をクリアな画像でご覧になる機会はあまりないと思いますから、一度来ていただくと今までわからなかったこと、不思議に思っていたことを解決するきっかけになるかもしれません。どうぞお気軽に受診ください。

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