南林間ひまわり歯科

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鴇田拓也院長
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医療トピックス

歯根端切除術の費用や痛み、術式とは
歯の再生を図る根管治療

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保険診療

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神経を抜いた歯の根っこの部分が膿んでしまうことで、痛みや腫れが出るのが歯根嚢胞。このような場合は、まず根管治療を行うが、それでも治癒しない場合は抜歯をしてインプラントや入れ歯にするケースが多い。しかし、「歯根端切除術」という方法でなら自分の歯を残しながら歯根嚢胞の完治をめざすことができる。この治療法に詳しい「南林間ひまわり歯科」の鴇田拓也院長に話を聞いた。(取材日2015年12月29日)

抜歯しかないと諦める前に相談を。ケースによっては自然歯を生かした治療が可能

歯根端切除術は、どのような時に行うのですか?

178071 mt 1 q1 1452734868 ▲モニターを見ながら歯の状態を確認できる 虫歯が悪化して神経まで届いてしまった場合、多くの場合は根管治療を行い虫歯に侵された神経などを取り除きますが、歯の神経を取り除いた後に歯根嚢胞という病気になってしまうことがあります。歯根嚢胞とは、歯の根っこの先端部分から出たバイ菌が骨を溶かしてしまい、膿が袋状になってたまってしまう病気です。このような場合には、歯の詰め物を一度取り除いて、中を消毒して、再度詰め物をする再根管治療を行いますが、それでも治らない場合、次の治療方法として抜歯が考えられます。しかし歯根端切除術を行えば、抜歯をすることなく治療ができ、自分の歯を残せる可能性が高くなるのです。

歯根端切除術のメリットを教えてください。

178071 mt 1 q2 1452734868 ▲まずは相談を 歯根端切除術の最大のメリットは、歯根嚢胞ができてしまったことで、従来なら抜歯をして治療するケースでも、抜歯をせずに治療ができることです。抜歯をしてしまうと、その後にはインプラントや義歯を入れることになりますが、やはり天然の自分の歯に勝るものはありません。歯根端切除術によって、自分の歯を残すことができるのは、患者さんにとって大きなメリットです。またこの手術は、しっかりとした設備と技術を持った病院で行えば高い確実性が実現できると考えています。手術自体も1時間〜1時間半で終わり入院の必要もありません。

具体的には、どのような治療をするのですか?

178071 mt 1 q3 1452734868 ▲マイクロスコープを用い診療を行う まず嚢胞ができてしまった場所の歯茎を切開してから骨に小さな穴を開けて、スプーンを使って膿の袋を取り除きます。続いて、バイ菌が出るもとになっている歯根の先端を1〜2ミリほど切断し、その周辺の病巣もスプーンで掻き出します。さらに再発を予防するために、歯根の切断面に小さな穴を開けて充填材で詰め物をすることでバイ菌の繁殖を防ぎます。その後、切開した歯茎を縫合して終了になります。もちろん麻酔をして行いますので、患者さんが手術中に痛みを感じることはありません。手術後は翌日に消毒、1週間後に抜糸、1ヵ月後からしばらくは、経過を見るために来院していただきます。

処置後の注意点はありますか?

178071 mt 1 q4 1452734868 ▲丁寧に説明をしてくれる 手術後は、感染防止のための抗生物質と鎮痛剤を服用していただきますが、それでも歯茎の腫れや痛み、唇や頬の腫れ、内出血、しびれ感が出ることがあります。痛みは通常1〜2日間残りますが、鎮痛剤を飲むことでほとんど痛みを感じません。大きな歯根嚢胞を切除した場合、3〜7日ほど腫れることがあります。また内出血すると、皮膚に紫や黄色のあざが出ることがありますが、1〜2週間程度で自然と治ります。しびれ感についても、時間とともに自然と回復します。手術直後は、手術した歯で硬いものを噛むと痛む場合がありますので、そこで噛むのは避けてください。また、刺激物は食べないようにしてください。

ドクターからのメッセージ

鴇田拓也院長

これまでに根管治療を受けていても歯根嚢胞が治らず、抜歯をしてインプラントにするしかないと言われた方でも、歯根端切除術なら自分の歯を残しながら完治できる可能性があります。他院で一度、歯根端切除術を受けて再発してしまった方でも、諦める必要はありません。歯を抜くしかありませんと言われたけど、できれば自分の歯を残したいと考えている方は、諦める前にぜひ一度、当院に相談に来てください。

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