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質感を重視し自然な歯並びを
CAD/CAMシステムでの補綴治療

京都三条大橋歯科診療所

(京都市東山区/三条駅)

最終更新日:2020/06/15

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  • 保険診療
  • 自由診療

近年、歯科医院で導入されていることも多いというCAD/CAMシステム。歯のかぶせ物を、スキャナーで取り込んだ口腔内のデータに合わせてコンピューター上でデザインし、削り出し機で作製するというものだ。型採りが不要で時間面でのメリットが非常に大きく、さらに一部の歯では保険診療でCAD/CAM冠(CAD/CAMシステムで作るかぶせ物)を作製できるようになり、普及が進んでいる。そんな中、「京都三条大橋歯科診療所」の川畑知広院長は、CAD/CAM冠に使用する素材を厳選し、患者の歯になじむ色や質感を大事にしている。また、さまざまな場面でCAD/CAMシステムを活用しているそう。そこで、同院ならではのCAD/CAMシステムを用いた診療について、詳しく解説してもらった。(取材日2020年4月30日)

見た目にこだわったかぶせ物を短期間で作製できるCAD/CAMシステム。一部は保険診療も可能に

QCAD/CAMシステムとは、どのようなものですか?
A
1

▲早く質のいい歯科治療の提供をしたいと話す川畑院長

歯の一部が欠けてしまったり、根っこだけになってしまった場合には、補綴物と呼ばれる詰め物やかぶせ物を使って噛み合わせを保ちます。以前は粘土のような素材で歯の型を採り、それに合わせて技工所で詰め物やかぶせ物を作製していました。一方CAD/CAMシステムでは、3Dスキャナーで口腔内を撮影し、そのデータをもとにコンピューター上で詰め物やかぶせ物をデザインします。そのデータを削り出し機(ミリングマシン)に送ると、ブロック状になった素材から、詰め物やかぶせ物を自動で削り出すのですね。1本の歯のかぶせ物はもちろんですが、欠損した歯を左右の歯で支えるブリッジ状のかぶせ物なども、これで作製することができます。

Qどのような方が、同システムを用いた補綴治療に適していますか。
A
2

▲デザインも患者の要望に合わせて行う

CAD/CAM冠は、従来の方法で作られるかぶせ物よりも作製期間が非常に短いです。1本分のCAD/CAM冠なら、口の中のスキャンが5分程度、コンピューター上でのデザインが10分程度、削り出しが約30分、接着は約5分ですので、かかりっきりで作れば1時間ほどです。かぶせ物を入れる前の歯の治療期間はさまざまですが、かぶせ物自体の作製は院内で完結するので、その分噛み合わせを早く取り戻すことにつながるでしょう。だから、短期間で治療したい方に適しているといえますね。また、CAD/CAM冠は金属ではなく白色の素材を使うので、見た目が自然ですし、金属アレルギーの方でも安心して使えます。

Q同システムでの保険診療と自由診療の違いを教えてください。
A
3

▲保険を適応できる場合もあるためまずは相談を

CAD/CAM冠では、健康保険が適用される部位が決まっています。上下左右の小臼歯8本と、いくつか条件はあるのですが小臼歯の奥の大臼歯が各1本ずつ4本、合計12本については、保険適応になる場合があるのですね。ですから私は、これらの歯にかぶせ物をする必要があれば、見た目の美しさを考慮してなるべくCAD/CAM冠を使うようにお勧めしています。また、CAD/CAMシステムを使って、保険適応がない部位や素材でかぶせ物を作ることも可能です。当院では、移植した歯を保護するための仮の固定装置や、前歯のように保険適応がない部位のCAD/CAM冠なども、患者さんと相談しながら作製しています。

Qこちらならではの、同システムを用いた治療の特徴はありますか。
A
4

▲院内でワンストップでデザインから作製まで行う

私は、患者さんの歯を治療する際に、症状がある歯だけでなく口腔内全体の健康や調和を保つことを常々心がけています。CAD/CAM冠作製時は、私自身がデザインできますので、患者さんの要望もダイレクトに確認できる。これは、大きなメリットだと感じています。そして、CAD/CAM冠の色調や質感にはこだわっています。また、院内でデザインから削り出しまで全部行いますので、もし作ったCAD/CAM冠に破損などの不具合が起きても、保存しているデータを使うことで、時間や費用のコストを下げられるだろうと考えています。

QCAD/CAM冠の色調や質感とは、どういうことですか?
A
5

▲多くの素材で患者の要望に応える同院

CAD/CAM冠は、小さな消しゴムサイズの素材から削り出すもので、複数の会社からさまざまな色調の素材が発売されています。日本人に多い色調というのは確かにあるのですが、やや縞があったりグラデーションがかかっていたりと、歯の色合いは本当にさまざまです。だから、私は普段からできるだけ多くの種類の素材を集めておいて、なるべく周囲の歯と色合いや質感の近い、自然に見える素材を選ぶようにこだわっています。もちろん、自由診療にすれば色の補正ができる素材もあるのですが、せっかくCAD/CAM冠の保険適応の範囲が広がってきたので、保険診療内であっても質の高さにこだわった治療を届けたいですね。

ドクターからのメッセージ

川畑 知広院長

CAD/CAMシステムは、「こんなものが欲しい」という補綴物のイメージを、短時間で具体化できるような非常に優れたシステムです。最近では保険適応の範囲が拡大して、費用面でもお勧めしやすくなりました。また当院では、CAD/CAMシステムを用いた自由診療にも対応しています。保険適応のある素材の色味はできるだけ多種類をストックしていますし、前歯など微妙な色の調整が求められる部位については、セラミックなど自由診療の素材も幅広く扱っています。治療期間、仕上がりなどさまざまな面でCAD/CAMシステムの良さを十分に生かしながら、患者さんも私も納得のできる治療をしたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

CAD/CAMシステムを用いた補綴治療:セラミック5万円~、ジルコニアレジン10万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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