知っておくと安心!
周産期の基礎知識
はぐくみ母子クリニック
(川崎市中原区/武蔵中原駅)
最終更新日:2021/10/12
初めての妊娠・出産は戸惑うことばかり。おなかに赤ちゃんを授かった喜びと同時に、例えば、つわりや分娩の痛みなど、これから始まる妊婦生活にさまざまな不安を抱える人も少なくないに違いない。ハッピーな妊婦生活を送りつつ、いざという時に慌てないで済むにはどうしたらいいのか、大学病院の周産期センターで豊富な診療経験を積んだ、はぐくみ母子クリニックの輿石太郎院長に詳しい話を聞いた。
(取材日2015年9月26日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qこちらのクリニックの診療体制や施設について教えてください。
-
A
当院は安全第一に超音波や4Dエコーなど各種検査、助産師外来を実施。ご希望に合わせ無痛分娩や入院期間の短縮・延長にも対応しています。また小児科も併設しており、お子さんの成長を長期にわたりサポートします。
- Q妊婦さんから、どのような質問が多く寄せられるのでしょう?
-
A
多いのは「いつまで仕事ができるか」「旅行やスポーツをしても大丈夫か」といった質問。いずれも無理をせず赤ちゃん第一にゆったり過ごすことが大事です。つわりも個人差があり、重い場合は受診をお勧めしています。
- Q患者さんとお話しされる時どんなことを意識されているのですか?
-
A
妊娠・出産はいつ何が起こるか誰にもわからないもの。決してネガティブなイメージを持つ必要はありませんが、「母子ともに元気に生まれてくるのが当たり前」ではないということをお伝えしたいと常に意識しています。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1最寄り駅からは送迎サービスを利用。大きなお腹での通院も安心
-
住宅街の一角に建つクリニックまでは無料シャトルバスを利用して通院できる。中後期になり大きくせり出したお腹を抱えての通院はいろいろ不安も多いがこれなら安心。上の子を連れた経産婦にもありがたいサービスだ。
- 2妊娠初期から安全第一。超音波検査で胎児の状態をチェック
-
胎児の状態チェックのため、すべての妊婦に対し超音波検査を定期的に実施。11〜13週頃、首の後ろのむくみを診ることで心臓の奇形や染色体異常がわかるのだそう。初診時には助産師から妊娠の流れについての説明も。
- 3定期的な助産師外来で不安を解消。4Dエコーで赤ちゃんを実感!
-
24週以降は診察2回に1回が助産師外来。体調の変化や仕事のことなど雑談も交え1対1で丁寧にフォローしてくれる。12週頃からは4Dエコー検査も予約なしで可能に。赤ちゃんの向きや位置によっては顔の表情もわかるそう。
- 4希望のバースプランを可能な限り実現。急な無痛分娩にも対応
-
立ち合い出産や自由な姿勢での出産、カンガルーケアなど各妊婦が望むバースプランにできる限り対応してくれる。特に問題がなければ出産当日の無痛分娩も可能だとか。入院時に家族が一緒に宿泊できるのもうれしい。
- 5産後ケアは万全。併設の小児科で生まれた子どもの健康管理も
-
出産後にマッサージやエステのサービスがあるほか退院後の婦人科検診にもしっかり対応してくれる。また併設の小児科では出産直後から成人するまで子どもを見守り続け、健康管理も安心。初めてママには心強い限りだ。