全国のドクター9,372人の想いを取材
クリニック・病院 160,980件の情報を掲載(2021年1月16日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 相模原市中央区
  4. 上溝駅
  5. 陽光台歯科クリニック
  6. 大野 孝之 院長

大野 孝之 院長の独自取材記事

陽光台歯科クリニック

(相模原市中央区/上溝駅)

最終更新日:2020/12/02

17481 top 1

JR相模線上溝駅から徒歩8分、閑静な住宅街にある「陽光台歯科クリニック」は2001年開業。待合室は天井が高く広々としたサロンのような雰囲気で、20年を経たとは思えない。院長の大野孝之先生は、歯科医院への苦手意識を払拭できるよう院内環境に工夫を凝らしている。また、嫌な思い、痛い思いをしてトラウマにならないような工夫を積極的に導入。「食べることは、寿命に関係してくるものだと考えています。私は歯科医師として、お口の機能を維持したり、改善させていくことで、健康寿命を延ばしていくお手伝いがしたいのです」と話す。さまざまな質問にも、わかりやすく丁寧に答えてくれる大野院長に、クリニックの診療ポリシーから将来の展望まで、歯科医療への思いをじっくりと語ってもらった。
(取材日2020年10月14日)

歯科医院への苦手意識を払拭する環境づくりに尽力

温かくて落ち着いた雰囲気のクリニックですね。

1

従来の歯科医院のイメージを取り払いたいと考えて、このような内装にしました。歯科医院は、痛みに対する不安などから「怖いところに行く」と感じている人が多いと思うんです。私自身、小さい頃は虫歯が多くて歯科医院は怖い場所でしたから。私の中で歯科医院は待合室が狭い印象があったので、まず、待合室を広くしました。また白い壁紙は冷たい印象があるので、温かな雰囲気になるようにオレンジ色にしましたし、手術などを行う特診室は鎮静作用があるとされるインディゴブルーのLEDライトを採用しています。歯科治療がつらい、怖いという刷り込みがなければ、歯科医院へのイメージもきっと変わるはずです。来院された方に「あ、ここは違うな」と思っていただけたら、うれしいですね。

患者さんと接する際には、どのようなことを心がけていらっしゃいますか。

すべての人に優しくするという理念で、家族や恋人に接するように対応しています。また患者さんが望む治療を行うことが大前提ですが、できるだけ抜かない、削らないことが基本ポリシーです。そして痛くさせないこと。痛みを伴う治療の際は表面麻酔に加えて、注射器を振動させて針が刺さる痛みを軽減させられるような注射器補助装置を使用しています。麻酔の前には必ず血圧測定をしますが、高い値が出た方のために導入しているのがインディゴブルーのカラーグラス。深い藍色には、鎮痛、鎮静作用があると言われていますので、装着することで緊張感を和らげて、血圧を安定させていく狙いがあります。ただし、高血圧や糖尿病などで麻酔のリスクがある方もいらっしゃいますので、その場合は主治医の先生と連絡を取り、内科のリスクコントロールをしてから歯科の治療をするようにしています。

どのような患者さんが多く来院されるのでしょう。

2

一般歯科をメインに歯周病治療、審美歯科、インプラント治療、歯列矯正などを行っていますので、患者さんの年齢層は幅広いです。ただ、数年前からお子さんの顎顔面矯正に取り組んでいますので、その年齢層の患者さんが増えてきました。最近、お子さんの虫歯治療は減っていますが矯正治療が増加傾向にあります。成長期に歯を支える骨や顎がきちんと成長できずに、顎が小さくなっている子が多いからです。そのため乳歯の時期から顎や骨の成長をサポートして、永久歯を正しい歯並びに導く顎顔面矯正を導入。永久歯の歯列矯正は抜歯が必要なケースがあるので、それを防ぐために始めました。

歯科的アプローチで健全な成長をサポートしたい

クリニックの特徴はありますか。

3

先ほども申し上げましたが、当院の基本ポリシーとして、患者さんの負担をなるべく軽減したいとの想いから、できるだけ抜かない、削らない治療を実践しています。顎顔面矯正も抜歯の必要がない矯正になりますので、特徴の一つと言えるのではないでしょうか。どのような治療を行う際もなるべく抜かず、削らずを念頭に、低侵襲の治療をめざしています。また、当院はスタッフも魅力のひとつです。本当に自慢のスタッフなんですよ。

スタッフ体制について詳しく教えてください。

当クリニックは、比較的スタッフの数が多いと思います。余裕のない人数で多くの患者さんを診ることになるとサービスの質が落ちるのではないかと考え、多めの人数で体制を組んでいるからです。スタッフには「患者さんに不快な思いをさせることがないようにしたい」と伝え、「こうすると患者さんが喜んでくれるのではないか」と考えて、それぞれ自主性を持って動いてくれています。もちろん、スタッフの意見はすぐに通りやすいと思います。アットホームな雰囲気を大切にしながら、効率の良いチームワークを発揮してくれるので、本当に感謝しているんです。

今後、新たに取り組みたいことはございますか。

4

歯科的なアプローチで、正しい成長のお手伝いがしたいと思っています。お口の中は、歯のない時期から成長がスタートしています。例えば、ほ乳びんの吸い口は形も大きさもさまざまで、非常に種類が多い。もちろん、それにはきちんと理由がありますが、どれを選べばいいのか迷うお母さんも多いのではないでしょうか。また離乳食の時期や、何をあげたらいいのかも、お子さんによって微妙に変わってきます。さらに乳歯が生えそろった段階で歯と歯の間に隙間がない場合は危険信号です。乳歯の隙間は発育空隙といって永久歯が生えるために必要なスペースなので、この隙間がないと歯並びが悪くなるリスクが高くなるのです。今は新型コロナウイルス感染症対策のために、1つの場所に集まってもらうことはできませんが、将来的には、こうした情報やアドバイスを親御さんにご提供できる場を設けたいと考えています。

エステティックサロンのように気軽に通ってほしい

歯科医師をめざしたきっかけをお聞かせいただけますか。

5

高校時代は理工系の研究者になりたかったのですが、受験に失敗してしまい浪人したんです。浪人中は時間ができたので将来のことを深く考え、進路についてもいろいろと悩みました。そんな日々の中で、歯学部をめざしている友人の影響から、歯科医師という仕事について考え始めました。親や親戚に歯科医師がいたわけでもなく、歯科に対する知識もほとんど持っていなかったのですが、虫歯は自然治癒しないということだけは理解していました。自己修復することができないということは、誰かしらの手を借りなければならない。もし自分が関わることができれば、人の役に立てるのではないかと考えたんです。ただ私自身、歯科というと「痛い」、「怖い」、というイメージが強かった。ですから、「自分は、そうじゃない歯科医師になろう」と思いました。その気持ちを忘れずに現在に至っていますし、これからも貫き通します。

お忙しい毎日だと思いますが、リフレッシュ法はありますか。

以前は自分の子ども過ごす時間が一番のリフレッシュ法だったのですが、今は大学生と高校生になったので、あまり相手にしてもらえません(笑)。ですから、妻とゆっくり過ごす時間が増えたのですが、1年ほど前に犬が家族に加わりました。保護犬が殺処分されると聞き、「それはかわいそうだ。助けてあげたい」と思って引き取ったんですね。子育てを終えた今は、犬育てが生活のメインになっていますよ(笑)。妻と一緒に、犬をキャンプに連れて行こうと計画しているんですが、車酔いしてしまうので訓練中です。

では最後に、読者へのメッセージをお願いします。

6

歯は治療すれば一生その状態を維持できると思っている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。どんなに上手に治療をしても、歯科医師が手を入れたら人工物になってしまうのです。そして人工物には、たとえインプラントであっても必ず寿命が来ます。自然の歯に勝るものはありません。だから予防が重要ですし、治療した歯を維持するためにはメンテナンスが必要なのです。ですから定期的な通院で良い状態をキープすることで、健康寿命を延ばしてほしい。そのお手伝いをするためにも、多くの人が持っている歯科医院のイメージを壊して、通いやすくしているつもりです。理想はエステティックサロンのような歯科医院。マッサージを受けるような感覚で、「3ヵ月後にまた来ますね」と言っていただけるようになりたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児歯列矯正/10万円~
顎顔面矯正/40万円~
インプラント治療/埋入 18万円~、上部 12万円~
前歯のかぶせ物(クラウン)/オールセラミック冠 12万円、メタルボンド冠 9万円

Access