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梅園 朋也 院長の独自取材記事

うめぞの内科クリニック

(厚木市/本厚木駅)

最終更新日:2019/08/28

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本厚木駅から徒歩2分の「うめぞの内科クリニック」。2015年5月に開業し、糖尿病をはじめとした生活習慣病の診療を行っている。院長の梅園朋也先生は、日本糖尿病学会糖尿病専門医。長年、大学病院などで糖尿病治療にまい進してきた経験を生かし、新たな薬や治療方法を取り入れながら、患者一人ひとりに合ったベストな治療を提供している。オランダへの留学経験もある経験豊富な医師である一方、大学の後輩からは「梅ちゃん先生」と親しまれているとか。「生活習慣病は早期発見・早期治療が大切です。気になることがあれば、気軽に相談していただけるとうれしいです」と話す梅園院長に、同院の診療方針や検査設備などについて話を聞いた。糖尿病治療に対する熱い想いがひしひしと伝わってくる取材であった。
(取材日2018年2月26日)

多くの薬や注射の中から、患者に合うベストな治療を

開院して3年以上が経ちましたが、患者層や院内の雰囲気など、変化はありましたか?

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開院当初は、大学病院時代の患者さんが中心でしたが、最近では地域の患者さんも増えてきました。以前から、厚木市には糖尿病を専門とする医師が少なかったので、他院からの紹介も多くいただいています。また、開院時から医師だけでなく、看護師や検査技師、管理栄養士、受付までが一体となって、患者さんとコミュニケーションを取っていくことを大切にしています。大学病院時代にはできなかった、患者さんをトータルで診られる環境が整ったと実感しているところです。

糖尿病の治療方法も幅広くなっているそうですね。

そうですね、糖尿病治療は日々進化を遂げています。薬やインスリン注射などの種類も豊富です。患者さんにとってベストな治療を提供できるように、一人ひとりに合った薬や治療方法を取り入れていきたいと思っています。いろんなことを積極的に試せるのが、クリニックの良さだと思っていますので。そのために、治療方法を患者さんが選択するインフォームド・チョイスを行い、治療方法に関する選択肢の提示と丁寧な説明を心がけています。また、当然、新たな治療を行うには、リスクも考えていく必要がありますよね。当院ならば、今日でも明日でも明後日でも、心配ならばいつでも患者さんを診ることが可能です。安心して通っていただきたいと思います。

患者さんは、どんな人が多いのですか?

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当院は生活習慣病の専門をうたっていますので、やはり生活習慣病で悩んでいる患者さんが多くいらっしゃいます。例えば、「会社の健康診断の結果が悪かった方」や、「以前から気になってはいたものの、なかなか一歩踏み出せずにいた方」、「放置していたら、そろそろ本当に調子が悪くなってきた方」など、来院理由はさまざまです。お年寄りでも比較的に元気な方も来られていますし、現役で働いている中高年の患者さんもたくさんいらっしゃいます。生活習慣病というのは、治す手立てがなくなったり、手遅れになってしまったりすることも少なくありません。早期発見と早期治療がとても大事なので、早い段階でしっかりと検査をして、治療を始めていきたいと思っています。少しでも気になることがあれば、気軽に相談していただけるとうれしいです。

合併症を防ぐために、早期発見・早期治療を徹底。

検査結果がすぐにわかるなど、設備も充実しているとお聞きしました。

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そうなんです。大学病院に行かなくても、当院で検査が完結できるように体制を整えています。例えば、血糖値やヘモグロビンA1c、尿検査など、糖尿病に関する検査は約10分で結果が判明できるように。診察を受けに来たその日のうちに結果がわかるようにすることにこだわっているんです。というのも、患者さんがモチベーションを保つには、「何かおかしいな」と感じた時にしっかりと検査をして、自分の体の状況を把握し、治療を始めることが大切だと考えているからです。また、糖尿病を患っている患者さんは、高脂血症や高血圧を伴っているケースも少なくありません。当院では、腹部超音波や動脈硬化の検査など、生活習慣病に関する検査も可能です。早期発見・早期治療を繰り返していくことで、10年後、あるいは20年後に、糖尿病の合併症に苦しむ人が減少していけばと思っています。

管理栄養士もいるそうですね。

はい、現在は2人の管理栄養士が働いています。当院には、食品に含まれている砂糖の割合やカロリーが目で見てわかる模型を置いているのですが、これらはすべて管理栄養士の手作りなんです。また、私は常日頃から、ここで働く看護師や管理栄養士に対して、「患者さんは私の患者さんではなく、スタッフみんなの患者さん」だと話しています。それぞれが自分の職域にとらわれずに、患者さんを診ていきたいと思っていますし、私以上に、患者さんのことを知っておいてほしいと伝えています。例えば、コントロールがうまくいっていない患者さんに対して、少しでも何かできることはないかなどを、常に考えてほしいと思っています。

糖尿病治療で大切にしていることは何ですか?

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まず、患者さんにむりやり押し付けるような治療はしていません。糖尿病をはじめとした生活習慣病の治療は、やはり生活習慣を変えていかなければいけません。一言でいうと、「つらい治療」です。しかし、つらい分だけ改善を体感できたり、達成感も大きいんです。そのため、先ほどもお話したように、患者さんには治療方法に関する選択肢の提示と丁寧な説明を心がけていますし、なによりも患者さんの意志を大切にしています。患者さんが自分で決めたことは、長く続けられると思いますので。また、それが前向きな治療にもつながりますよね。その他、日々の体重や食事、飲酒などを記録する用紙なども用意していますので、「体重が減った」など結果をきちんと目で確認していただきたいと考えています。自己管理することで、モチベーションの維持にもつながると思います。実際に、私も記録を続けていますよ。

患者さんとともに、前向きな気持ちで治療に取り組む

先生は、代々続くお医者さんの家系だそうですね。

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はい。私の父は以前、千葉県館山市で一般内科を開業していました。そこでは、私が三代目になるのですが、祖父は栃木県宇都宮市の出身で、そちらは150年くらい続く医師の家系です。実家は1階が診療所で、2階が自宅だったので、小さい頃から医師である父の姿を見て育ちました。いろいろな話を聞く中で、「人のためになる仕事はかっこいいな」と幼心に思っていたのを覚えています。そして、中学生の頃に医師になることを意識し始めて、地元の高校を卒業した後に、東海大学医学部に進学しました。若い頃は、実家を継ぐことも考えましたが、父から「自分の学んだ知識と経験を生かして、これまでにやってきたこととつながりのある場所でやったほうがいい」と後押しされ、現在に至ります。

休日の過ごし方や趣味についても教えてください。

家族みんなスキーが好きで、私も趣味はスキーなんです。全日本スキー連盟(SAJ)公認のスキー技能検定も受けています。現在1級を持っていて、今は、さらに難易度の高いテクニカル、クラウンの取得をめざしています。週末は新潟県の雪山まで行って、練習を続けていますよ。また、もう一つの趣味はジョギング。患者さんに勧めるだけではなく、自分でも実践しています。普段の移動では、車はなるべく使わないようにしていて、ここから他の場所へ行くときや、家までは14キロくらいなのですが、時間があれば走って帰るようにしています。診療後に、クリニック周辺を8キロほど走ることもありますよ。私は食べるのも飲むのも好きですが、もし運動をしなければ、コレステロールや血圧の値などは悪くなるばかりです。でも、運動をしっかりとしていれば、悪化を抑えられますしね。これからも続けていきます。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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患者さんの症状が少しでも良くなるように、これからも私の目が届く範囲内で、一人ひとりに合ったベストな治療を続けていきたいと思っています。そのために、新しい治療方法や検査設備なども、積極的に取り入れていくつもりです。また、よく「糖尿病は治らない」といったイメージがありますが、きちんと病院に通って管理していけば、怖がる必要はありません。当院では、患者さんのためになることをどんどん増やしていきたいと思っていますので、お互いに前向きな気持ちで治療に取り組んでいけたらうれしいです。

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