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黒田 直孝 院長の独自取材記事

医療法人みなとみらい 東京睡眠代謝クリニック 新宿

(新宿区/新宿駅)

最終更新日:2019/08/28

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新宿駅 中央東口から徒歩1分とアクセス至便な「医療法人みなとみらい 東京睡眠代謝クリニック 新宿」。黒田直孝院長は、糖尿病や甲状腺疾患の治療のほか、睡眠時無呼吸症候群に関わる疾患の治療や相談、風邪など一般的な内科診療も行う。睡眠時無呼吸症候群については、この疾患の主な治療法であるCPAP(シーパップ)療法を実施。この治療は定期的な通院が必要となるため、アクセスの良さと19時までの診療は、会社帰りに通院する患者にとって大きな魅力となっているようだ。「睡眠時無呼吸症候群と糖尿病を併発している患者は少なくありません」と言う黒田院長に、1つのクリニックで両方の治療を続けられる同院の診療の特色・メリットについて詳しく聞いた。
(取材日2017年4月10日)

予防医療から患者の健康を支えたい

医師になったきっかけ、糖尿病を専門にされた理由は何ですか?

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医師になったのは、まずは社会や周囲の人たちの役に立ちたいという動機があってのことです。実際、医師になってからこれまで、患者さんの健康を具体的に支えられる役割に大きなやりがいを感じてきました。2002年に東京医科大学を卒業後は、西新宿にある東京医科大学病院で研修を積み、その後は総合病院で糖尿病、甲状腺疾患、一般内科を診療としてきました。その中で専門を糖尿病に決めたのは、他のさまざまな病気のスタートになっている特色を重んじたからです。早いうちに糖尿病に関わる症状を予防すれば、その後に罹患(りかん)する危険性のある多くの病気によって引き起こされる重大な問題を解決できます。そこに大きな魅力を感じました。

専門分野以外に、一般内科でも経験を積まれたのですね。

はい。糖尿病や睡眠時無呼吸症候群は「慢性疾患」ですが、それらと「急性期疾患」と呼ばれる突然起きる体の異常は、一般的に診療科が異なります。大学病院に勤務していれば、急性期疾患に携わらないまま、慢性疾患を専門に診療し続けることも可能です。ただ私の場合は、総合病院で経験を積んでいるので、一般内科で急性期疾患を診療する場面も多く見てきました。当院は、風邪など通常の内科診療も提供していますので、そういう意味では、専門性が高いクリニックでありながら非常に広い一般的なニーズにも応えられます。もちろん、当院の最大の特色は睡眠、糖尿病、甲状腺にまつわる診療の専門性の高さではありますが、それ以外にも「院内がホテルのようで、どんな診療を受けても気持ちが良い」と患者さんからお声をいただくように、ホスピタリティーも充実させていますから、ぜひ一般内科のご相談にもいらしていただきたいと思っています。

日本糖尿病学会糖尿病専門医である院長に継続的に診てもらえることは、患者にとっても心強いでしょうね。

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診断の精度としては、これまで私がいた大学病院、総合病院にもひけを取らないようにと心がけております。また、私の出身である東京医科大学の糖尿病・代謝・内分泌内科は当院から非常に近いだけでなく、所属している先生方たちとも盛んに交流していますから、クリニックのレベルでは対応しきれない場合は、すぐに大学病院へと橋渡しできます。「診察時間に限りがある大学病院、総合病院に行く時間はなかなか取れないけれど。継続的な治療を続けたい」、「いざというときには高度な医療機関にすぐに紹介してほしい」というニーズにもお応えできます。

予防を心がけ、自ら治療の意味を知って治すのが理想

早めに治療を始めればより健康でい続けられるという点で、糖尿病の治療には可能性がありますね。

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糖尿病予備軍であるという状態も含めて、患者さんはその危険性を早くから知って自覚しておいたほうがいいでしょう。定期的に健康診断を受けている方なら、例えばHbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)の数値で「気を付けたほうがいいですね」と言われたら、それはじかに糖尿病に関わる状態であることも多いのです。もちろん厳密に言えば、その数値のみで糖尿病だと診断はつけられませんが、しかしその後にすぐ当院のような専門の医療機関を受診して状態を正確に把握したら、重度な糖尿病を発症するリスクは大幅に減ります。気づくのが早ければ早いほど、その後に健康でいられる可能性が増えるといえるでしょう。とはいっても、糖尿病は自覚症状がほとんどないため、軽度の段階で気づくことは難しい。だからこそ、迷ったらまずは診療を受けてみるということを強くお勧めしています。その後、数十年間の生活のクオリティーがまるで変わってきますから。

糖尿病と睡眠時無呼吸症候群を同時に治療できる点も、こちらのクリニックの特色ですね。

そうです。糖尿病と睡眠時無呼吸症候群を併発している方が想像以上に多いというのが実感です。これらの疾患は大きい医療機関ですと扱う科が別なので、2つの疾患を同時に扱うケースはほとんどありません。だからこそ当院では、大学病院や総合病院と連携を取りながらも、クリニックだからこそできる小回りの良さを生かして「分野横断的に睡眠、糖尿病、甲状腺を診ていく」という、独特の存在感を出していきたいと考えています。当院の理事長のモットーは「良い睡眠を通じて健康な生活を」。つまりこのクリニックは総合的に健康を支える場なんです。「原因不明のだるさがある。甲状腺の異常ではないか?」と来られた患者さんが、実は睡眠時無呼吸症候群だとわかった例はいくつもあります。総合的に診療している当院だからこそ、患者さんに適した治療ができるわけですね。同時に、どの科に行けば良いかわからない患者さんの窓口でもありたい、そう考えています。

糖尿病、睡眠時無呼吸症候群など、長く治療を続ける必要がある患者さんたちに、どう接しておられますか?

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かける言葉も、継続的な治療を促すものであるように自覚的でありたいと思っています。つまり、悪い状況があってそれを患者さんに伝えるときも、肯定的に考えられる要素や、前向きに治療を続けていく方法を併せてお伝えするようにしています。糖尿病にしても睡眠時無呼吸症候群にしても、大事なのは長期的に治療を続けて生活の質を高めること。何か嫌なことを言われて通院が滞ってしまうことが、最も症状を悪化させてしまいます。だからこそ、長期的に取り組む必要のある病気に向き合う患者さんには、治療の意味を理解していただき、「自分も治す側の人間なんだ」と積極的に治療に関わってもらえるよう知識を伝えていきます。糖尿病の治療ではご本人の自覚が大事。意味がわからないまま単に投薬を続けていても、それだけでは不十分なのです。

一度でわからずとも、通院するうちに知識も伝われば

患者自らが治療に関われるよう、知識も伝えていく姿勢は素晴らしいですね。

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糖尿病でいえば、当院には管理栄養士が来ていますから、食事の何を気をつければ良いのか詳しく伝える環境があります。通常の生活をしていたら、炭水化物を取り過ぎてしまいがちなのが今の日本人の食生活です。そして、中には「これに炭水化物が入っている」と意識せずに大量摂取されている場合もあるわけです。だからこそ、本当に基本的なところから食品の成分を丁寧にお伝えしています。すぐには理解できなくても、うっかり忘れてしまってもいいんです。継続的に治療を続けるうちに頭に入っていって、患者さんが自覚的に食事を取るようになり、それで状況が改善していくケースも多々ありますからね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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理事長の意志である「睡眠を入り口にしたトータルな健康」を提供すべくまい進していきたいと考えています。当院では、睡眠、糖尿病、甲状腺、とトータルに診療することで体内の環境を整える方法をとっています。先ほども指摘したように、専門が細分化されている大学病院や総合病院では盲点になりがちな症状や疾患についても、当院では分野横断的な診断・治療が可能だと考えています。このような街場のクリニックだからこそできるチャレンジを今後も積み重ねていきたいですね。

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