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気になる歯並び
目立ちにくいマウスピース型装置で矯正

松戸やぎり歯科・矯正歯科

(松戸市/矢切駅)

最終更新日:2022/11/18

松戸やぎり歯科・矯正歯科 気になる歯並び 目立ちにくいマウスピース型装置で矯正 松戸やぎり歯科・矯正歯科 気になる歯並び 目立ちにくいマウスピース型装置で矯正
  • 自由診療

透明で見た目が気になりにくいマウスピース型装置を使った矯正は、近年需要が高まりつつあるという。矯正をしたいと考えている人の中にも、どういったものか気になっている人は多いのではないだろうか。しかし、矯正自体に敷居の高さを感じている人も多く、歯科医師に相談したくてもその一歩を躊躇してしまいがちだ。「松戸やぎり歯科・矯正歯科」の亀山哲郎理事長は、マウスピース型装置を使った矯正を数多く手がけ、熟知しているベテラン歯科医師だ。亀山理事長によると、世界的に見るとメジャーな矯正方法だが、日本ではまだワイヤーを使用した矯正が一般的のため、マウスピース型装置を使った矯正についての誤解が多いそう。今回はマウスピース型矯正装置を使った矯正について、亀山理事長に詳しく話を聞いた。

(取材日2021年2月8日)

目立ちにくいだけでなく、通院回数や装着時の不快感も少ないマウスピース型装置を使った矯正

Qマウスピース型装置を使った矯正とはどのようなものでしょうか。
A
松戸やぎり歯科・矯正歯科 患者の負担が少ない3D光学スキャナー検査機器

▲患者の負担が少ない3D光学スキャナー検査機器

不正咬合に対して行われる矯正方法の一つで、透明なマウスピース型装置を使用します。3D光学スキャナーでお口の中を撮影し、精密な歯型をデータとして採りますので、従来のドロドロとした材料をお口に入れる必要がなく、型採り時の不快感が嫌で敬遠されていた方にもお勧めできる矯正ではないでしょうか。スキャンデータや歯科医師によって制作された計画をもとに歯の動きを3D動画で緻密にシミュレーションし、一人ひとりに合った装置を作製していきます。装置のメーカーとはインターネットを介してデータをやり取りしているので、時間も短縮できてスピーディーに矯正へと進めることができる点も、この矯正の大きなメリットですね。

Qどういった患者さんに向いていますか?
A
松戸やぎり歯科・矯正歯科 装着しても目立ちにくいマウスピース型装置

▲装着しても目立ちにくいマウスピース型装置

永久歯が生えそろっていれば、基本的にはどなたでも選択肢の一つに加えていただけます。適正年齢も特になく、幅広い方にお勧めできる矯正だと考えます。シミュレーションに沿って装置を最後の段階まで作製しますので、問題がなければ通院回数も4ヵ月から半年に1回と少なく、頻回に歯科医院に通うことができない方のライフスタイルにも沿うでしょう。また、シミュレーションは精密に行われますので、例えばインプラントをした歯があれば、その歯だけ動かさないシミュレーションもできるわけです。つまり、インプラントやブリッジをした歯があっても矯正を行うことができます。また、ホワイトニングしながら矯正することも可能です。

Qほかの矯正との違いやメリット・デメリットを教えてください。
A
松戸やぎり歯科・矯正歯科 同院では裏側矯正(舌側矯正)などワイヤー矯正にも対応

▲同院では裏側矯正(舌側矯正)などワイヤー矯正にも対応

大きなメリットは目立ちにくいということですね。ワイヤーを使った矯正、特に裏側矯正(舌側矯正)は舌に当たって痛みを感じることがありますが、そういった不快感もありません。3Dシミュレーションで歯の動きを事前に確認した上で矯正を行うため、矯正中の不安も軽減されるかと思います。また、3D光学スキャナーは放射線を用いずにレーザー光が用いられていますし、先端のカバーを患者さんごとに取り替えるため感染の心配もないでしょう。デメリットを挙げるとすれば費用面でしょうか。あと、永久歯が生えていることが条件ですので、埋伏歯があれば一時的にワイヤー矯正で歯を出してからマウスピース型装置の矯正に移行します。

Qマウスピース型装置を使った矯正の流れを教えてください。
A
松戸やぎり歯科・矯正歯科 患者の不安や希望について丁寧にカウンセリングを行っている

▲患者の不安や希望について丁寧にカウンセリングを行っている

まず不正咬合に関する悩み、矯正を行うにあたっての不安や希望を詳細に聞き取り、カウンセリングを行います。その後精密検査を実施し、光学スキャナーでお口の中を撮影。そこで得た患者さんのデータをもとに3Dシミュレーションを作り、それをお見せしながらどのように矯正していくかをご説明します。計画のすり合わせや修正をしてご納得いただけたら、装置の作製に入り、装置ができあがったらお手入れ方法をご説明し、装着の練習なども行います。矯正期間が終了した後は、動いた歯の後戻りを防ぐためリテーナーと呼ばれる装置を装着。これを「保定」といいますが、保定期間はどの矯正にも必要で、矯正と同じくらいの期間を要します。

Q矯正中に気をつけることはありますか?
A
松戸やぎり歯科・矯正歯科 理事長は、患者に合わせたベストな矯正方法を考えると話す

▲理事長は、患者に合わせたベストな矯正方法を考えると話す

食べる時と、歯を磨く時以外は基本的に装置は外さず、できる限り長い時間つけていただく必要があります。1日20~22時間の装着が理想ですが、最低でも16時間、極力18時間以上は装着しましょう。お茶やコーヒーは装置に色がつきやすいのでできるだけ水を飲むようにし、熱い物は装置が変形する恐れがあるため、装置をつけている時は食べたり飲んだりしないようにしてください。まれに装置を煮沸消毒しようとされる方がいますが、使えなくなってしまいますのでご注意ください。冷たい飲み物は特に飲んでいただいて問題はありません。ただし甘い物は虫歯になりやすいため、避けたほうがいいでしょう。

ドクターからのメッセージ

亀山 哲郎理事長

マウスピース型装置を使った矯正はワイヤーに比べ期間が長くかかる、不正咬合の矯正が難しいといったような情報も耳にしますが、装置と取り組み方によっては、ワイヤーを使った矯正とほぼ変わらない期間や経過で矯正できると考えています。とはいえ装置をつける期間は長いですから、その間少しでも快適に生活できるようにすることが大切です。当院では、患者さんの希望や予算も考慮しながら、ベストな矯正方法を考えてきますので、マウスピース型装置を使った矯正もぜひ選択肢の一つに入れてほしいですね。どうぞ気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/70万円~、裏側矯正/100万円~、ホワイトニング/2万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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