ワクチン接種や発達の遅れなど
親の不安に寄り添う小児科
サザン小児科クリニック
(相模原市中央区/南橋本駅)
最終更新日:2026/06/24
- 保険診療
小さな子どもの育児には、わからないことや親だけで判断できないことも多くある。乳児期の予防接種も、ワクチンの種類の多さや接種に適したタイミングなど迷うこともあり、ワクチンの副反応への不安を覚える人もいるだろう。また、親にとっても初めて経験することが多く、子どもの発達が順調なのかどうかの判断基準を持つことは難しい。そうした際に大切な相談場所となるのが、小児科を専門とするクリニックだ。「サザン小児科クリニック」は子ども本人の診察はもちろんのこと、保護者の不安にも寄り添う診療を大切にしている。また、女性医師、女性スタッフによる診療で、思春期の女の子にも相談しやすい環境を提供する。そんな同院の若尾純子院長に、特に親が不安に感じやすい点について、クリニックの役割や診療ポリシーなどを聞いた。
(取材日2026年6月8日)
目次
予防接種は副反応なども具体的に説明して不安感を軽減。親とも打ち解けた関係を心がけて信頼を構築
- Q赤ちゃんの予防接種には不安感のある親御さんもおられますよね。
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A
▲来院後すぐに記入する予診票。体調やこれまでの経過を丁寧に確認
予防接種は全額公費負担で受けられるものと、自費のものに分けられます。公費対象の予防接種は、国が特に推奨しているもので、もし罹患すると重篤な事態を引き起こしやすく、治療薬もないことがほとんどですから、私の立場からは接種してほしいとお伝えしています。ただ、ワクチン接種に不安感や拒否感のあるご両親にはそれぞれのお考えがあり、頭ごなしにその考え方を否定することはよくありません。発熱など副反応の出方や解熱までの目安、また同時接種ではなく分けて接種すると発熱しない場合が多いなど、具体的にご説明することで親御さんの不安を解き、無理のない計画をご提案するなど工夫をしています。
- Q風邪症状があるときに予防接種を受けても大丈夫でしょうか?
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A
▲親の不安に寄り添う姿勢が言葉の端々から伝わる若尾院長
当院では、呼吸がひどくゼーゼーしているなどの症状がなければ、咳や鼻水くらいの風邪症状があっても予防接種を受けることはOKとしています。もちろん、診察をして問題ないと判断した上でのことになりますが、一つには子どもを育てるお母さんに寄り添い、無理のないスケジュールを提案したいと考えるためです。働いて疲れて帰ってきて育児をするだけでも大変ですし、都合上、予防接種に来られる日が限られることも多いでしょう。特に予防接種が大切な0~1歳の月齢では、すべての症状がなくなるのを待っていると接種のタイミングを逃してしまうリスクがあります。適切に診察し、軽い咳や鼻水の症状であれば接種できるよう計画を立てています。
- Q子どもの発達の遅れが気になる場合はどうすればいいでしょうか?
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A
▲子どもが怖がらないよう配慮しながら、必要な検査を丁寧に実施
赤ちゃんの場合は乳児健診や予防接種でクリニックに来院された際に、問診などで医師が接したタイミングで気づくことがあるでしょう。幼児になると、保育園に通っているお子さんであれば、お子さんの様子を見ている園のスタッフから、気になる点を伝えてくれるということもあると思います。保育園に通っていない場合、親御さんは自分のお子さん以外と接する機会が少なく、何が正常で何が異常か、発達の目安を判断しにくいことがあります。そのため、公園に行ったり親戚のお子さんと会ったりするなど、ほかの子どもたちと関わる機会を持ってみてはいかがでしょうか。また、不安に感じる点があればクリニックを受診していただければと思います。
- Q発達の遅れが不安なとき、クリニックの役割は?
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A
▲子どもと保護者がリラックスして話せる環境づくりを大切にする
発達の遅れや発達障害があるお子さんの支援や手続きをするための機関は定められているため、クリニックが担うのは主に、その前段階でお子さんに異常があるかどうかを確認するスクリーニングの役割です。実際に診察してみると、保育園で何か気になる点を伝えられているお子さんでも、特に問題のない場合がほとんどですが、何か異常な兆候が認められた場合には、適切な機関にご紹介いたします。
- Qそのほか、こちらのクリニックの特徴を教えてください。
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A
▲居心地の良さにこだわっている待合室
当院は女性医師、女性スタッフが診療を行うため、第二次性徴などを含めて思春期の女の子の悩みや心配事を相談しやすい環境があることが強みです。お子さんだけでなく、お母さんの立場から感じている心配事も、男性の先生だとお話ししにくいということもあるかもしれません。私自身、診察時にお母さんと打ち解けた話をすることが得意なタイプなのですが、医師と母親とが打ち解けた空気をつくれていると、横にいるお子さん本人もそれを見て安心感を得やすくなるようです。こうした点は、女性医師の小児科クリニックならではのメリットだと思います。

