検査を悩む理由の解決が大切
配慮を尽くした大腸内視鏡検査
神戸元町みつみや大腸内視鏡内科・肛門外科
(神戸市中央区/元町駅)
最終更新日:2026/07/10
- 保険診療
「怖い」「苦しい」というイメージが強い大腸内視鏡検査。定期的に大腸内視鏡検査を受けていれば大腸がんの予防につながることは知られてきている一方、過去に検査で苦しい思いをしたり、漠然とした不安があったりして検査を受けることに抵抗がある人も少なくないだろう。そんな人に対し、「今すぐ検査を受ける決心ができなくても構わない」と優しく寄り添うのが、「神戸元町みつみや大腸内視鏡内科・肛門外科」の光宮義博院長だ。いつか「検査を受けてみよう」と思った時のために、なぜ検査を検討したのか、何に不安を感じているのかを、まずは専門家に相談しておくことが大切だという。今回は、患者への配慮を尽くした大腸内視鏡検査について、詳しく教えてもらった。
(取材日2026年6月26日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q大腸内視鏡検査はどのような検査ですか?
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A
先端にカメラがついた細い棒状のスコープを挿入し、大腸の中を見る検査です。モニターで大腸ポリープなどの有無を確認し、病変を見つけたらその場で治療に移行できるのが特徴です。炎症などがあれば粘膜をつまんで生検し、病理検査で潰瘍性大腸炎をはじめとする慢性腸炎がないかを確認します。大腸がんの多くは大腸ポリープが大きくなってがんに変異したものですから、大腸内視鏡検査を定期的に受けることが大腸がんの予防につながります。ただ、目的は検査をすることではなく、病気がないかを確認することです。下痢や痔がなかなか治らないといった不安を抱えている方は、検査を受けるかどうかに関わらず、まずは相談していただきたいですね。
- Q貴院では、患者さんへの配慮を尽くされているそうですね。
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A
消化器外科の医師として大腸がんの手術などに携わってきましたが、手遅れになってしまった患者さんと涙を流したこともあります。大腸がんは定期的な大腸内視鏡検査で予防が望める一方、たった一度の検査がトラウマとなり、「二度と検査を受けたくない」と思ってしまったら、救えるはずの命も救えません。ですから、患者さんの不安を取り除くことに尽力したいのです。大切にしているのは、心と腸に負担をかけないこと。腸への負担は医師のスキルの問題ですが、心の負担はコントロールが難しいため、受診前からいかにリラックスしていただくかを考え続けています。心のケアが体のリラックスを生み、結果的に苦痛の少ない検査につながりますから。
- Q検査を受けようか悩んでいる方へメッセージをお願いします。
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A
内視鏡検査を受けようか悩んでいる理由があるはずです。まずは、その理由から解決していけばいいと思います。検査は、専門家の話を聞いた上で、本当に受けたくなってから受ければいい。「内視鏡検査を受けよう」と決めてから受診するというステップを必ずしも踏まないといけないわけではありません。大切なのは、「検査を受けたほうがいいのかな?」という悩みを放置しないこと。一人で悩み続けている間に病気が進行し、手遅れになってしまうのはたいへん残念なことです。受診のハードルが高ければ、電話相談でも構いません。当院では、患者さんの不安な気持ちをできる限り軽減するために日々尽力しています。ためらわずに行動してください。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1電話で問い合わせる
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まずは電話で問い合わせ、検査日と事前の診察日の予約を取る。電話では「どんな症状で悩んでいますか?」と不安に寄り添う対応をしてもらえるため、心配なことや気になることがあれば気軽に相談しよう。基礎疾患などの確認や、検査に関する事前説明も受けるため、時間に余裕を持って電話すると安心だ。
- 2検査日の前に事前に診察を受ける
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検査の1~2週間前に、事前診察を受ける。受付を済ませると個室に案内され、問診票を記入。不明点があれば、受付スタッフのサポートが受けられる。問診後は個室で看護師の予診を受け、服用している薬やお尻の症状、普段の水分の摂取状況などを伝える。医師に伝えにくいことがあれば、この時に看護師に話しておこう。その後、医師による診察と血液検査を受ける。場合によっては腹部の触診やお尻の検査を行うことも。
- 3内視鏡検査を受ける
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検査日に脱水症状が出ないよう、前日までは水分摂取に留意して過ごす。当日は午前中に腸管洗浄液を飲み、腸をきれいにした状態で来院。1日2人までは院内で腸管洗浄液を飲むことも可能だ。内視鏡検査は、患者に合わせて鎮痛剤を投薬し、眠れない場合には話しながら検査を行う。検査の所要時間はポリープの有無などにより変動するが、平均15~20分程度。検査当日は極力内視鏡検査に集中し、ゆっくり過ごそう。
- 4リカバリースペースで休憩する
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検査後はリカバリースペースで2時間休憩する。リカバリースペースは内視鏡室の隣にあるため、看護師がすぐに駆けつけられるのが利点だ。同院では、患者が自然に目覚め、気分が悪くなくなってから帰ってもらえるよう、拮抗薬は使用しない。休憩が足りなければ、さらに個室のリクライニングチェアで心ゆくまで眠ることが可能だ。休憩後は、飲食しても嘔吐しないか確認するため、3種類の紅茶から好きなものを提供してもらえる。
- 5医師から説明を受ける
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休憩後、大腸がどんな状態だったか、どんなポリープをいくつ取ったかなど、医師から詳しい説明を受ける。検査日の時点でわかっていることは、すべて当日のうちに説明するのが同院の方針だ。検査前の投薬の影響でぼんやりとしている患者も多いため、説明に加えて紙でも医師の所見をもらえる。検査後は食事制限を守り、しっかりと水分を取ることを意識しよう。検査の結果や年齢を踏まえ、その後も定期的に大腸内視鏡検査を受けよう。

