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患者一人ひとりの生活様式を考慮
専門家チームで行う糖尿病治療

熱田内科クリニック

(京都市下京区/四条駅)

最終更新日:2022/06/13

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  • 保険診療

生活習慣がその発症に大きく関わるといわれる2型糖尿病。症状改善には食事管理・運動指導、服薬やインスリン注射などさまざまな方法が考えられるが、一生付き合っていかねばならない病気と知り、ネガティブなイメージを持って治療を始める人も多いという。大規模病院で長年糖尿病治療に携わってきた熱田晴彦院長の「熱田内科クリニック」では、多忙な人でも早期発見・治療により病状進行の抑制に取り組むほか、在籍する糖尿病の専門知識を持つ看護師や管理栄養士とともにチームとなって「諦めず希望が持てる」糖尿病治療で患者をサポートしている。同院の糖尿病治療について、熱田院長と管理栄養士の水上奈緒子さんに話を聞いた。

(取材日2022年5月19日)

糖尿病の専門家チームが、患者のライフスタイルを考慮した「テーラーメイド」治療を提供

Q糖尿病とはどういった病気でしょうか。
A
1

▲テーラーメイドの診療を心がけ、チーム一丸でサポート

【熱田院長】糖尿病には、膵臓への免疫反応により突如発症する1型糖尿病と、遺伝的素因に加え生活習慣が影響する2型糖尿病の2種類があり、現在、糖尿病と分類される方の95%ほどが2型糖尿病です。この病気は、膵臓から分泌されるインスリンが不足したり働きが悪くなったりして、エネルギー源となるブドウ糖が血液中にたまって血糖値が高くなり、動脈硬化を促進させるだけでなく、さまざまな合併症を引き起こします。2型糖尿病は、食生活の乱れや運動不足といった生活習慣により何年にもわたってゆっくり悪化していき、初期は疲労感程度しか自覚症状がないケースがほとんど。いつの間にか発症し、健康診断などで判明することが多いですね。

Qこちらでは糖尿病治療に力を入れていらっしゃいますね。
A
2

▲早期発見のために健康診断の受診の大切さだと伝えている

【熱田院長】血糖値やHbA1cの測定機器、生化学検査など病院と同等レベルの検査を導入する当クリニックでは、検査実施から結果報告まで同日中に行える点を強みとしています。また日本糖尿病学会糖尿病専門医、糖尿病療養の専門知識を持つ看護師、栄養指導を行う管理栄養士ら専門スタッフが在籍しており、その場で治療方針を検討し即日治療を開始できるため、お忙しい方でも体の異常を放置することなく治療に取りかかることができる点も特徴です。神経障害・網膜症・腎症などの細小血管障害、心筋梗塞や脳出血などを引き起こす大血管障害といった糖尿病の合併症の進行させないためのテーラーメイドな医療をチーム一丸となって提供しています。

Q管理栄養士の役割と指導内容について教えてください。
A
3

▲管理栄養士ら専門スタッフが在籍し栄養指導を行っている

【水上さん】管理栄養士は食事・栄養の面から患者さんのサポートをするスタッフで、当クリニックでは、糖尿病をはじめとした生活習慣病の患者さんへの栄養指導が主な役割です。食生活に不安や困難を抱えている方や病態に応じた食事管理が必要な方に対して、病気の状況やライフスタイルなども考慮しながら、食材の選択や調理法、食事の量、食べ方のこつや工夫など、食事に関する指導を行っていきます。患者さんによっては、お食事をともにする同居ご家族の方に同席していただくこともありますね。食事の見直しにあたっての疑問や悩みは、管理栄養士になんでもご相談ください。

Q患者さんと接する上で大切にしていることはありますか?
A
4

▲カウンセリングルームでしっかりと相談ができる

【水上さん】患者さんに対して一方的なお話にならないようにすることです。栄養指導は「食事制限」のイメージが強いのか、ネガティブな印象を持って臨まれる方も少なくありません。そのようなときは患者さんの生活状況やその背景、思いをしっかりとお聞きした上でさまざまな視点から助言を行い、「これなら続けられるかも」と思っていただけるような改善法を患者さんと相談しながら選択していきます。指導の際は言葉だけでなく、写真や資料を見ていただくなど理解しやすく丁寧な説明を心がけながら、患者さんの自己管理を支える栄養指導となるよう、お一人お一人に合った食事プランの提案に努めています。

Q実際の治療の流れを教えてください。
A
5

▲即日に検査結果が出る機器を導入し、負担のない通院体制をめざす

【熱田院長】食事管理については管理栄養士が、運動指導やインスリンの自己注射などは看護師が、それぞれ指導を行います。このほか医師に聞きづらい、診察室で聞き忘れたなど、何かあればスタッフにご相談いただいています。服薬が必要なケースでは、糖尿病・血圧・コレステロールなどの薬を組み合わせ、考えられるリスクを下げていくということが必要です。またインスリン注射、ほかの注射薬なども病状に応じて使用します。生活習慣の見直しをしても状態が良くならないときは、なんらかの見落としがないか細部までお話を聞くなど、通院頻度も含め患者さんに合わせた個別治療を大切にしています。

ドクターからのメッセージ

熱田 晴彦院長

長らくインスリン注射を行っていると、病状の状況に関わらず漫然と使い続けていたり、使い続けることによって改善どころか逆に肥満を助長していたりするケースもあるため、血糖コントロールが良好な方については、服薬治療への切り替えと食事管理・運動指導の組み合わせによる「インスリンからの卒業」にも力を入れています。また食事管理が必要であっても「おいしい」が失われるわけではありませんので、希望を持って治療に取り組んでいただきたいですね。当クリニックでは専門的な知識を持ったスタッフがチーム一丸となって、糖尿病を中心に高血圧・高コレステロール・高脂血症などをケアし、合併症を進ませない予防・治療をめざしています。

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