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肩や首の痛みは脳神経外科を受診
立って歩く生活習慣を意識して

あづま脳神経外科リハビリクリニック

(大阪市天王寺区/谷町九丁目駅)

最終更新日:2024/03/28

あづま脳神経外科リハビリクリニック 肩や首の痛みは脳神経外科を受診  立って歩く生活習慣を意識して あづま脳神経外科リハビリクリニック 肩や首の痛みは脳神経外科を受診  立って歩く生活習慣を意識して
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誰もが一度は経験したことのある頭痛や首の痛み。慢性的な痛みで悩んでいても、なんとなくその場をしのいでいる人は少なくないだろう。大阪市天王寺区にある「あづま脳神経外科リハビリクリニック」には、なかなか治らない肩や首などの痛みや頭痛を主訴とする人たちが多く訪れている。痛みにはさまざまな原因があり、その裏側には重篤な病気が隠れていることもある一方で、姿勢や生活習慣を見直すことで、改善が期待できる痛みもあるという。今回、院長の我妻敬一先生に、生活習慣と痛みとの関連性や、日常生活上のアドバイスについて詳しく教えてもらった。

(取材日2024年2月22日)

慢性的な頭痛や首の痛み。改善させるためには立つこと、歩くことを習慣化することも大切

Q片頭痛や肩・首の痛みは姿勢の悪さからきているのでしょうか?
A
あづま脳神経外科リハビリクリニック 正しい姿勢を保つためにも、立って過ごすよう心がけることが重要

▲正しい姿勢を保つためにも、立って過ごすよう心がけることが重要

姿勢の悪さが頭痛や肩・首の痛みの原因となることがあります。立っている時は姿勢反射により姿勢が制御されていますが、座っている時には姿勢反射が働かず、姿勢が崩れやすいです。狩猟採集をして生活していた時代、私たちはほとんどの時間を立って過ごしていました。しかし現代社会では、多くの人々で歩く必要性が減少しました。電車に乗った際にまず空いている席を探す行動は、現代人がどれほど座ることに慣れてしまったかを示しています。私たちは立って歩くことよりも座って過ごす時間が圧倒的に多くなりました。座っている時間が長いと体が変形しやすく、頭痛や肩・首の痛みにもつながりますので、できるだけ座らない習慣を心がけましょう。

Q痛みがあるとき脳神経外科と整形外科どちらを受診すべきですか?
A
あづま脳神経外科リハビリクリニック 頭痛などを伴う場合は脳神経外科の受診が勧められる

▲頭痛などを伴う場合は脳神経外科の受診が勧められる

どちらでも問題ありませんが、首や肩の痛みだけでなく、頭痛などの症状がある場合は脳神経外科の受診をお勧めします。頭痛の原因に首の病気が関係している可能性もあるため、当院ではMRI検査時に頭部と頸椎の両方を検査しています。例えば、頭痛やしびれの症状で受診した時に、MRI検査で「脳には出血などの異常がありませんので大丈夫です」と診断されて診察が終わってしまうことがあります。そのような説明では、この症状の原因は何なのか?と疑問に思うことでしょう。頭痛やしびれなどの症状は、当院では頭部と頸椎のMRI検査を同日中に完結させ、患者さまの負担を最小限に抑え、早期発見と早期治療へとつなげる体制を整えています。

Q首に痛みがある場合、どのような病気が考えられますか?
A
あづま脳神経外科リハビリクリニック いつもと違う痛みを感じた場合は速やかに専門の機関へ受診を

▲いつもと違う痛みを感じた場合は速やかに専門の機関へ受診を

多くは変形性頸椎症が頸部痛の原因ですが、特に注意が必要なのが椎骨動脈解離による痛みです。この症状は、首の骨の内部を通って頭蓋内へ入り、脳幹や小脳へ血液を供給する重要な血管の壁が裂けることで生じます。例えば筋力トレーニングや重たいものを持った時、ヨガやピラティスを行っている時に、うつむきながら息んで力を入れた時に後頭部に激痛が起こったら、血管の解離によるものかもしれません。進行すると、くも膜下出血や脳梗塞が生じることがあり、最悪の場合には命に関わることもあります。通常と異なる後頭部痛や後頸部痛が2、3週間続く場合は、椎骨動脈解離の可能性を考慮し、速やかに専門の医師の診断を受けることが重要です。

Q姿勢以外に普段の生活習慣で気をつけるべきことはありますか?
A
あづま脳神経外科リハビリクリニック 食生活はもちろん、日頃の食事回数の管理も大切

▲食生活はもちろん、日頃の食事回数の管理も大切

健康維持には、食生活が非常に重要です。ただし、食事内容だけでなく、食べ方にも注意が必要です。脳卒中は、高血圧や脂質異常症、糖尿病が原因となります。食生活の乱れや運動不足が、これらの疾患の原因となります。「1日3食」しか取っていないと思っている人でも、実際にはお菓子や晩酌を入れると、1日に6回から7回も食事をしている場合があります。甘いものを食べたくなった時は、食事と一緒に食べるようにして、食事回数の管理に努めましよう。このような小さな注意が、健康な体づくりと病気予防の大きな一歩となります。

Q歩行は体に良いとのことですが認知症とも関連がありますか?
A
あづま脳神経外科リハビリクリニック 「日常的に歩く習慣をつけて、活動的な生活を」と語る院長

▲「日常的に歩く習慣をつけて、活動的な生活を」と語る院長

認知症のリスクは、運動不足や長時間の引きこもりと関連することが指摘されています。多くの方が高齢になってから「健康のために歩こう」と意気込むものの、歩く習慣がなければ歩けません。加齢による膝の痛みや関節の柔軟性の低下、筋力の衰えも歩くことのハードルを上げます。しかし、「今」歩く習慣を始めることで、これらの問題の克服、認知症のリスク減少が期待できるようになります。散歩を日常的にしている方も、歩く時間以外にどれだけ活動的でいられるかが重要です。常に動く癖をつけることで、体の柔軟性や筋力を維持し、健康的な生活を送ることが望めます。今日から少しずつ歩くことを日常に取り入れ、活動的な生活を心がけましょう。

ドクターからのメッセージ

我妻 敬一院長

多くの人が悩んでいる片頭痛、腰痛、肩こり。これらの症状は、長時間座っていることも原因です。実際、私もこの認識に基づき、数年前から診療をすべて立って行っています。歩いている間の体は、常に姿勢反射によって適切に調整され、良い姿勢を維持できます。確かに、一日に8000歩や1万歩を歩くことも健康には良いですが、もっと手軽にできる健康管理の方法として、日常生活で座る時間を減らすことをお勧めします。長時間の座りっぱなしは、多くの健康問題の根源となり得るため、日々の生活の中で、意識的に立つ時間を増やし、可能な限り動くことが大切です。今日から座りすぎを避け、積極的に動くことで、健康的な生活を送りましょう。

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