気になる顔の肌トラブル
皮膚科で受けるニキビ治療
桑園オリーブ皮膚科クリニック
(札幌市中央区/桑園駅)
最終更新日:2023/12/27
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青春のシンボルと例えられてきたニキビ。実は10代の若者だけでなく、体質によっては20代や30代でできやすくなる人も多いという。誰にでも起こる病気だからと安易に考え、放置してしまうとニキビ痕になり、なかなか消えなくなってしまう恐れも。「桑園オリーブ皮膚科クリニック」では、皮膚トラブルに総合的に対応し、専門性を生かしてニキビ治療にも力を尽くしている。「洗顔などのセルフケアでは限界があるので、医師による診療が重要です」と話す米田明弘院長に、ニキビの原因や先進の根本的治療などについて詳しく聞いた。
(取材日2023年10月5日)
目次
患者ごとの症状や適応を見極め、先進の治療でニキビを改善に導く
- Qそもそもニキビとは、どういったものなのでしょうか?
-
A
▲きれいな院内で安心して症状を相談できる
端的に説明すると、皮脂の汚れなどで毛穴が詰まって炎症やニキビ痕を引き起こす皮膚トラブルです。ニキビには段階があり、毛穴の詰まりによって皮膚が盛り上がり、いわゆる「白ニキビ」の状態となるのがステージ1。そこから炎症が起こり、「赤ニキビ」になるのがステージ2。さらに、炎症が皮膚の深部に入り込み、ニキビ痕になってしまうのがステージ3です。この最終段階で皮膚科を受診される方が多いですが、ニキビ痕になると元の状態に戻りにくくなるため、できる限り初期の段階で治療をスタートするのが適切です。
- Qニキビはこまめな洗顔で防げるのでしょうか?
-
A
▲皮膚疾患についてトータルに相談できる米田院長
一般的には日常的なスキンケアや食事に気を使ったりする方が多いと思いますが、結論から言うと答えはノーです。ニキビにはできやすい体質や年齢があり、基本的には洗顔をしても起こってしまうもの。思春期にできやすい人もいれば、特に女性は20代、30代からできやすくなる人もいます。年齢や体質は変えようがないので、皮膚科での治療で補っていくことが重要です。自宅でのセルフケアや生活改善を試みるよりも、医師を信用して治療に集中して取り組むのが治癒のための最短の道だと考えています。
- Q治療方法について教えていただけますか?
-
A
▲悪化したり、ニキビ痕になる前に、早めに皮膚科受診をと話す院長
ニキビの治療は毛穴の詰まりを取り除くための治療、炎症を抑えるための治療、ニキビ痕のケアと、ステージによって異なりますが、ほぼ標準化されているのでやるべきことは決まっています。最も重要なのは、毛穴の詰まりをなくすための治療で、これを目的とした薬は、日本では2種類しかありません。新しい薬のため、専門的に取り扱っている皮膚科はまだ少ないのが現状ですが、正しい用法を見極めて治療に取り組むのが最善の方法です。患者さんの中には、長年にわたってニキビに悩まされ、改善を諦めている方もいらっしゃいますが、医師と二人三脚でぜひ治療を継続していってほしいと思います。
- Q皮膚科で受ける治療のメリットについてお聞きします。
-
A
▲一人で悩まず、皮膚科の医師からのアドバイスを受けよう
いわゆるニキビの薬は、一般に市販されていますが、どれも炎症を抑えるためのものです。根本的な治療となる毛穴の詰まりを抑制するための薬は、当院のような一部の皮膚科でしか取り扱っていません。すでにお話ししたとおり、この薬は2種類しかなく、どちらにも特徴や副作用があるため、患者さんの適応を見極めながら、どう使いこなしていくかが治療の決め手となります。リスクがあるから使わないという考え方ではなく、リスクを回避・コントロールしながら、いかに適切な治療を行っていくかです。専門性を持つ医師の診療を受けることをお勧めします。
- Qこちらでは、ニキビ痕のケアも受けられるそうですね。
-
A
▲皮膚科、美容皮膚科の知識を活用したニキビ治療も可能
当院では、レーザーによるニキビ痕のケアを提供しています。これは一度、ニキビ痕のある皮膚を壊して本来の皮膚に再生していくことをめざすイメージのケアで、症状の強さに応じていくつかの方法があるので、患者さんの状態や希望を考慮しながら適切な施術を心がけています。ニキビの状態というのは、いろんなステージが混在しているケースが多いので、根本的な治療から炎症の改善、ニキビ痕まで包括的に対応することが皮膚科の役割であることは言うまでもありません。現代医学のガイドラインに則った先進の医療で、ニキビのない自分らしい笑顔を取り戻すことをめざしましょう。
自由診療費用の目安
自由診療とはレーザーによるニキビ痕のケア/1万6500円〜