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米田 明弘 院長の独自取材記事

桑園オリーブ皮膚科クリニック

(札幌市中央区/桑園駅)

最終更新日:2021/10/12

米田明弘院長 桑園オリーブ皮膚科クリニック main

札幌駅の隣駅、桑園駅からすぐ。メディカルビルの2、3階にある「桑園オリーブ皮膚科クリニック」は皮膚科、小児皮膚科、美容皮膚科を標榜。アトピー性皮膚炎、じんましんなどの一般的な疾患から、しみや皮膚腫瘍などのレーザー治療・ケアまで幅広く対応している。米田明弘院長は大学病院の要職を歴任した後、2014年に開業。診療方針は、質にこだわった医療の提供。「診療はもちろん、待ち時間や会計、感染症対策、すべて含めて満足してもらえること」だという。穏やかな話し方の中にも熱い思いがこもる米田院長に、開業までの経緯や診療内容について詳しく聞いた。

(取材日2020年11月26日)

患者のもっと近くにいたいと大学病院から開業医の道へ

このエリアで開業したのはなぜですか?

米田明弘院長 桑園オリーブ皮膚科クリニック1

私の母校は、同じ中央区にある札幌医科大学で、大学病院での勤務も長かったので、開業するなら近くがいいと思っていたんです。さまざまな世代の人が行き交う市の中心部で、さまざまな疾患に応えていきたいという思いもありました。その一方で、地域に根差したクリニックにしたいという希望もあったんです。当院最寄り駅の桑園駅は、札幌駅の隣なのでアクセスが良く人が集まってくる場所ですが、住宅地でもあります。街の中心部でさまざまな疾患に応えつつ、地域に根差した医療を提供したいという両方の希望をかなえられる場所でした。

患者層の特徴や主訴について教えてください。

小さなお子さんのいるファミリー層も、ご高齢の方も住んでおり、幅広い世代の方が来院されます。保険診療については、赤ちゃんからお年寄りまで幅広く、女性のニーズがやや高いですね。美容皮膚科でも女性が多いですが、男性も増えており美意識の変化を感じます。一般皮膚科で多い疾患は、アトピー性皮膚炎やニキビ。そうした炎症性の一般的な疾患から、皮膚がんを含む腫瘍性の疾患、しみや皮膚腫瘍のレーザーを使ったケアや治療まで幅広く対応しています。大学病院で行ってきたようながん手術はできませんが、手術室を備え、早期の悪性黒色腫や、前がん病変である日光角化症など皮膚腫瘍の日帰り手術に対応しています。

開業前はがん治療に長く携わり、アメリカ留学もされているのですね。

米田明弘院長 桑園オリーブ皮膚科クリニック2

大学卒業後、長く皮膚がんの診療と研究に従事し、米国ウィスター研究所には約4年、研究留学しました。帰国後は、母校の付属病院の皮膚科外来医長、病棟医長などを務め、アトピー性皮膚炎をはじめ、より幅広い皮膚疾患の診療に携わることができました。留学中、多くの外国の友人をつくることができ、多くの方にもお世話になりました。今度は私がお役に立てればと英語での診療も積極的に行っており、ホームページも英訳で見られるようにしています。

大学病院で要職を歴任された後、開業された理由は?

米国に研究留学し、学術誌に論文も掲載していただきましたが、さまざまな思いから大学病院そして研究をやめようと決心し、開業することを選びました。大学病院の診療は分業・細分化されており、1人の患者さんとじっくり向き合うことはできません。外来での診察は週に1、2回ほどに限られますし、要職に就くとチームのヘッドとして最終決定を下すような役割が多くなり、患者さんとの距離はますます遠くなる。やりがいもありますが、一人の医師として患者さんのもっと近くにいたい、その思いが強くなったのが一番の理由です。今は患者さんとじっくり向き合うことができる。頼りにされているとも感じますし、開業して良かったと本当に思います。

皮膚科専門の医師ならではの質にこだわった医療を

診察方針についてお聞かせください。

米田明弘院長 桑園オリーブ皮膚科クリニック3

質の高い医療を提供することですね。大学病院に長く勤務し、先端の医療、質の高い医療というものがどういったものかを実感してきました。それをクリニックでも提供できるよう、可能な限り挑戦していきたいです。一方で個人のクリニックの限界も理解しています。多くのことは当院で対応できるという自負もありますが、患者さんと真摯に向き合い、当院で応えられないものは当院近くの市立札幌病院や母校の札幌医科大学附属病院などの医療機関を紹介しています。医師の都合で患者さんを振り回すことがあってはなりません。私が患者ならどうしてほしいかを常に考え、患者さんの利益を追求することを大切にしています。

質にこだわった医療を大切にされているのですね。

日々大勢の患者さんを診察していますが、診療そのものだけでなくホスピタリティーの面でもできることは多々あります。1つは待ち時間。当院はウェブ予約を導入していますが、30分以上お待たせしないように、予約以外の方も1時間を超えないことを目標にしています。もう1つは会計です。自動精算機を2台導入し、人の手を介さずに早く済ませることができ、クレジットカードにも対応しています。コロナ禍の感染対策として人との接触も減らせるので、これも質の高い医療の一環と考えています。安全性もしっかり提供し、受付から会計まですべてを含めた質の高い医療をさらに追求していきたいですね。そのためには多くのスタッフも必要で、現在当院には20人弱のスタッフが在籍しています。

保険診療、自由診療についてのスタンスについてお聞かせください。

米田明弘院長 桑園オリーブ皮膚科クリニック4

当院は保険診療を主に治療しています。例えば皮膚疾患にける紫外線治療や、アトピー性皮膚炎の注射による治療も保険適用とされています。一方、既存の皮膚科診療では、診断はつくが保険診療では治療法がないというケースがあり、保険診療での限界があるのも事実。ですので当院では、患者さんにきちんとした方向性や選択肢を示すことを大切にしています。

美容皮膚科にも力を入れているとお聞きしました。

実は、開業時に美容皮膚科を標榜することは考えていませんでした。美容の領域は医療ではないというふうに思っていたのです。ところが質の高い医療を掲げる中で、しみに悩んでいる患者さんがいらして、これはきちんと知識を持った皮膚科専門の医師が診る責任があるなと感じたんです。しみも含め、皮膚に関する疾患やお悩みすべてに責任を持って診るという使命を強く感じるようになりました。皮膚のトラブルで悩む方の思いに広く応えたい。そのための勉強は大変ではありますが、できる限り応えていきたいです。患者さんの増加に伴い昨年、美容皮膚科のフロアを2階に移しました。

治療の選択肢を示し、必要に応じて大学病院などを紹介

先生が医師をめざしたきっかけ、皮膚科を選んだ理由を教えてください。

米田明弘院長 桑園オリーブ皮膚科クリニック5

私の両親は医師ではありませんし、周りにも医療関係者はいませんでした。医学部に入ったのも、皮膚科の医師をめざしたのも、人との出会いがきっかけと言えますね。成績は良かったので、高校の時も周囲から「成績が良いから医師をめざせ」みたいな感じで言われていました。医師になるなら、最初は心臓外科医がいいなと思っていましたね。でもそれは今にして思えば、小学生の時にプロ野球選手になりたかったというレベルの話です。実際に大学に入って医学を学び、自分の専門として皮膚科を選んだのは、教授に気に入られたのがきっかけです。そこまで評価してくださるのならと決めました(笑)。教授とは研究、研修、診療と10年くらいともに過ごさせていただき、いろいろ教えを受けました。

開業医としてのやりがいを感じるのはどんな時ですか?

大学病院に勤務していた時は、がんの治療が主でした。開業してからは、身近な皮膚疾患から深刻な皮膚のトラブルまで、さまざまな患者さんが来院されます。当院に、実際診療を受けた患者さんの紹介や、クチコミなどで訪れる患者さんが多いのは、開業医としてとてもうれしいことです。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

米田明弘院長 桑園オリーブ皮膚科クリニック6

これからも患者さんとしっかり向き合い、皮膚科領域において幅広く、質の高い医療を提供していきたいです。個人クリニックの医師が行える治療には限界もあるので、それをわきまえながら、必要に応じて信頼できる病院を紹介していきます。ほかの医療機関に紹介せず、すべて自分のクリニック内で対処しようとすると、患者さんはそこで勧められた治療、対処法しかないと思ってしまいますから、選択肢があることはきちんと伝えなければいけないと考えています。気になる症状があれば、まずは気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのケア/5000円~

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