一人ひとりの目に適した治療を
オーダーメイドのレーシック手術
はなみずき眼科
(松山市/松山市駅)
最終更新日:2022/09/22


- 自由診療
コンタクトや眼鏡の煩わしさから解放されたい。そんな望みを持つ患者も少なくないだろう。「レーシック手術」はそんな望みを持つ人にとって画期的な治療ではあるが、一方でポジティブなイメージを持っていない人もいるのではないだろうか? 「はなみずき眼科」の鄭暁東(てい・しゃおどん)院長は、そんな患者の不安を払拭し、従来より安全に配慮し正確性にこだわった治療を提供しようと、先進的なレーシック手術を導入している。この手術は、アメリカの宇宙飛行士・パイロットの採用条件でも受けることが許可されている、オーダーメイドのレーシック手術だ。治療の特徴や手術の流れなどを鄭院長に詳しく聞いた。
(取材日2022年8月29日)
目次
「見え方」の質にこだわった近視矯正でQOLの向上をめざす
- Q提供しているレーシック手術の特徴やメリットを教えてください。
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A
▲豊富な経験と知識をもつ鄭暁東院長
近視の治療には眼鏡やコンタクト、手術などの方法がありますが、レーシック手術とは角膜の屈折矯正のための手術で、焦点を適切に結べるようアプローチし視力回復をめざす手術。近視矯正のための手術の中では長い歴史があり、世界的にも多く行われている手術でもあります。さらに当院で提供している術式は、術後の視力安定性が従来の方法よりも良いとされ、高い精度もめざせるので、アメリカでは特に視機能の高さが求められる宇宙飛行士やパイロットの採用基準においても同手術法でのレーシック手術は許可され、現役の宇宙飛行士やパイロットもこの手術を受けています。従来よりも手術の痛みも少ないとされています。
- Q対象者の制限や注意する点、デメリットはありますか?
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A
▲患者一人ひとりに合った治療を提供
年齢と角膜の厚みにより適応外となる場合があります。年齢は20代から30代が望ましく、40歳以上の場合は老眼との関係を考慮する必要があります。18歳以上であれば治療は可能ですが、レーシック手術はその時点での視力の矯正をめざすものですから、近視が進行中の方は安定するまで待ったほうがいいでしょう。次に角膜の厚みですが、レーシック手術は角膜にレーザー照射をして削る治療ですので、ある程度角膜の厚みが必要。近視が強い人は照射量が増えますので、より角膜の厚みを要します。また、ボクシングなど目をけがする可能性のある人も適応外。角膜が薄い人、格闘技をする人には、PRKという別の視力矯正手術を提案しています。
- Q従来のレーシック手術との違いを教えてください。
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A
▲先進機器を積極的に導入している
当院で採用しているレーシック手術は今までの手術と比べて、新しい世代の技術といえるもの。ただ一様に近視矯正を行うだけではなく、患者さんの眼球をトータルで評価してから、一人ひとりに適したオーダーメイドの治療を行います。専用の検査機器で角膜や水晶体の細かいゆがみなどを精密に解析することにこだわり、治療プランを作成。手術前にはプレビューテストを行い、術後の見え方のシミュレーションを患者さんに確認してもらいます。そこで最終の微調整を行い、治療プランを完成させて手術に臨むので、狙った見え方を高い確率で実現することがめざせるのです。
- Qどのような手術を行うのですか?
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A
▲専門知識を持つ医師やスタッフが丁寧に対応
当院で用いるのは手術用の先進システムです。まずベッドに横になり、麻酔薬を点眼。フェムトセカンドレーザー角膜手術装置で角膜表面を切開し、フラップといわれるふたを作ります。次に、フラップをめくり、エキシマレーザーで矯正度数に合わせて角膜を照射します。最後にフラップを戻して角膜を整え、フラップはそのまま自然な定着を図ります。術後はリカバリールームで約10分休憩を取って終了。日帰り手術が可能です。
- Q術前・術後の生活で気をつけることはありますか?
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A
▲手術後の経過観察や、定期的な通院も大切だと話す
術前では、コンタクトレンズを日常的に装着している人は角膜の形状が変化しているので、手術を受けるためには元の状態に戻す必要があります。ソフトレンズは1週間、乱視矯正ありのソフトレンズは2週間、ハードレンズは3週間、コンタクトを外して生活をしてもらい、角膜の状態が元に戻ったところで精密検査を行います。術後は炎症や感染症を予防する薬を点眼し、目をこすらないように注意していただきます。1週間ほど保護眼鏡をかけていただくこともあります。
自由診療費用の目安
自由診療とは屈折矯正術/レーシック:両眼28万円、PRK:両眼28万円