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より自然な見え方が望める
多焦点眼内レンズのレーザー白内障手術

はなみずき眼科

(松山市/松山市駅)

最終更新日:2022/09/20

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  • 保険診療
  • 自由診療

年齢とともに水晶体が白く濁り、視力が低下する疾患である白内障は、70歳を超えるとほとんどの人がかかるともいわれる。その治療法として「はなみずき眼科」の鄭暁東院長は、保険適用の単焦点眼内レンズに加え、遠近両用の多焦点眼内レンズも早い時期から導入。治療の選択肢を増やしてきた。「それぞれのメリット・デメリットをしっかりとご説明し、患者さんの望む見え方、日常生活に合わせたご提案をすることが重要」と語る鄭院長に、多焦点眼内レンズやレーザーを用いた先進的な白内障治療について話を聞いた。

(取材日2022年8月29日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの違いを教えてください。
A

従来から白内障手術に使われている単焦点眼内レンズは、1ヵ所だけにピントが合うレンズのことです。例えば遠くにピントが合う単焦点眼内レンズを選んだ場合、術後、遠くはくっきり見えるようになることが期待できますが、近くを見るときは老眼鏡をかける必要があります。一方、多焦点眼内レンズは、近くと遠く、両方にピントが合うように設計されたレンズなので、術後はほとんど眼鏡なしの生活が期待できます。中には2焦点だけでなく3焦点のレンズもあります。ただ、多焦点の場合は焦点が分散するため、単焦点のレンズに比べると鮮明度は劣ります。

Q多焦点眼内レンズはどのような人が対象なのですか?
A

単焦点、多焦点の選択については、日常生活でよく使う焦点の場所、眼鏡の使用頻度、患者さんが術後の見え方にどういうイメージを持っているかなど、しっかりと相談し、理解した上で納得して治療に臨むことが大切です。術後は遠くを見たい、近くは老眼鏡をかけるので困っていないという人は単焦点眼内レンズで問題ないですが、極力眼鏡をかけたくないという人には多焦点眼内レンズが望ましいですね。ただ、緑内障や糖尿病網膜症など視神経や網膜に疾患のある患者さんには多焦点眼内レンズはお勧めしません。多焦点眼内レンズは光が分散するため、疾患のある方に適用すると、かえって見えにくくなる可能性があるので注意が必要です。

Qレーザー白内障手術とはどのようなものですか?
A

レーザー白内障手術では、コンピューター制御されたレーザー装置を使用し、角膜切開や前嚢切開、水晶体内の核の分割を行います。当院では、白内障手術専用レーザー装置を導入し、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術はすべてレーザーで行っています。術者の手で行われていた従来の白内障手術に比べて正確性を追求しやすく低侵襲。特に安定性が求められる多焦点眼内レンズのパフォーマンスを最大限発揮させるのに有用な手法といえるでしょう。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診と検査で目の状態を確認する

同院ではまずは問診票から患者の症状を拾っていく。視力の低下やまぶしい、かすんで見えるなどの訴えに対して診察を行い、白内障手術の適応があれば、手術に進む。眼内レンズの選定に関しては、日常生活で何に困っているか、どんな見え方を望むかなどを確認し、単焦点・多焦点それぞれのレンズの術後の見え方を説明。患者にはレンズの性能や費用面も納得の上で選択してもらうようにしているという。

2手術前の検査

視力検査、眼圧検査に加え、視野検査、角膜の形状なども専用の機器で詳しく検査を行い、眼球全体を客観的に評価。白内障の進行度合いにより網膜のコントラスト感度が低下している場合や、緑内障や糖尿病網膜症などの他の疾患がある場合は多焦点眼内レンズが適応できない可能性があるため、より詳しくチェックしているという。

3手術

手術の平均所要時間は10分程度。点眼麻酔を行うので、痛みはほとんどないそう。白内障手術は基本的には片目ずつ行う。両目に症状が出ている場合は、同院では1日、2日あけて行うことが多い。術後は軟こうを塗り眼帯を装着するが、もう片方の目も視力が悪い場合は、透明な保護ケースを装着するなどの対応も可能だという。

4リカバリールームで休憩

術後はカーテンで仕切られたリカバリールームで10分から30分ほど休憩。血圧や脈拍を確認し、問題がなければ医師が帰宅許可を出す。眼帯をするので当日の運転は控えよう。点眼麻酔の作用は2〜3時間ほどで切れるが、翌日以降も痛みが続くことはほとんどないそう。

5術後の通院

手術の翌日、翌々日に診察を受けて、術後の状態や視力の回復を確認。同院では遠方から受診している患者には、提携のホテルを紹介している。その後は1週間後、2週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、半年後と間隔をあけながら経過観察を行い、しっかり術後フォロー。白内障の手術以降も、年齢や基礎疾患と関連して緑内障や網膜疾患などさまざまな異常が出てくる可能性があるので、継続的に受診することが重要だという。

ドクターからのメッセージ

鄭 暁東院長

眼内レンズも術式も日々進化し、白内障治療の完成度は高まってきていると感じます。ですから常に先進の治療を導入し、患者さんの視機能を最大限に回復させることが私たちの使命と考えています。ただ、一番高額なレンズが、必ずしもすべての方に最も適しているわけではありません。大切なのは患者さんのご意思。患者さんが何を見たいか、日常生活で何に一番困っているかなどを踏まえて、一人ひとりに合うレンズを提案し、納得して選んでいただくよう努めています。白内障は加齢とともに皆さんかかり得る身近な病気ですし、手術の痛みもほとんどありません。ですので、見え方で生活に不便を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術/片眼25万円~

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