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伊東 宗毅 院長、伊東 佳子 副院長の独自取材記事

茅場町いとう医院

(中央区/茅場町駅)

最終更新日:2020/07/17

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茅場町駅からすぐの「茅場町いとう医院」は、婦人科・産婦人科・内科・女性内科の診療を行うクリニック。月経に関する悩みから、妊婦健診や子宮がん検診、不妊症治療、更年期障害の悩みなど、どのライフステージにある女性にも頼りになるような存在だ。院長の伊東宗毅先生が産科・婦人科を、副院長の伊東佳子先生が内科・女性内科を担当し、協力して診療にあたってくれるからこその体制かもしれない。緊密な連携という以上に、夫婦だからこその、あうんの呼吸で、患者に向き合ってくれている。2人の診療への思い、こだわりを聞いた。
(取材日2019年3月16日)

2人とも、「押しつけない診療」が信条

茅場町は副院長が生まれ育った町なのだそうですね。

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【佳子先生】当院から徒歩数分のところに実家の外科クリニックがあり、そちらは兄が引き継いでいます。私たち夫婦は埼玉医科大学の出身で、大学や関連病院でそれぞれ経験を積んできましたが、院長がもともと「町医者」になりたいという思いが強く、開業を考えたときに、居を構えて住み慣れていた町に貢献したいと決めました。中央区は私の幼少時から人口が2倍ほどに増えていて、医療ニーズも高いと思ったのです。
【伊東院長】東京には下町といわれるところがいろいろありますが、この日本橋界隈は江戸時代からの、いわば生粋の下町。古くからの住民同士の絆は強く、地域とのつながりが感じられる土地柄です。例えば地域医師会を見ても、都内では会員1000人ものマンモス医師会がある中、日本橋医師会は190人程度。互いに顔が思い浮かぶ間柄です。会合も多く、互いが近しい存在で、自然と連携できています。

すると、患者さんは地域の方が多いのですか。

【佳子先生】そうですね。タワーマンションなどもできて、若い子育て世代も増えています。それに、この地区で仕事をされている方にも、駅のすぐ上にある当院は通っていただきやすいようです。夜7時まで診察しておりますので。
【伊東院長】産婦人科でいえば、日本橋で妊婦健診を実施していた医療機関が徐々に撤退してしまい、受診できる医療機関が少なくなってしまいました。ですから妊婦さんの受診は増えていて、全体の4割強くらいでしょうか。また、開院して6年目になりますので、2人目のお子さんのご相談などもいただいています。

産婦人科と女性内科がありますが、どういう患者さんがみえますか。

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【佳子先生】女性内科は、一般内科と同様に風邪などの体調不良から高血圧などの生活習慣病のほか更年期障害、それに症状が似ている甲状腺の病気や貧血など、女性に多い疾患も診ています。また腹痛でも、原因が腸なのか子宮なのか心配になることもあるでしょうが、産婦人科に行くには敷居が高い。そんな方も当院なら来やすいようです。症状によっては穏やかに体調を整えていく、漢方の処方も行っていますので、それを求めていらっしゃる患者さんも多いですね。
【伊東院長】私たち2人とも、決めつけない、押しつけない診療というのを心がけているんです。例えば月経痛のひどい人に対しても、ピルを処方しておしまいというのではなく、漢方や鎮痛剤で様子を見るなど、選択肢を提示して、その方の生活や考え方に応じて一緒に考えるようにしています。医療的に了承できる範囲でそれをするのが、医師の役目ではないでしょうか。

子ども連れで通えるアットホームな医院に

待合室に面した、キッズルームが印象的ですね。

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【伊東院長】開業を決めた時に、お子さん連れでも受診しやすい医院にしようと考えたのです。しっかりしたキッズルームがあれば「子どもを連れてきていいんだな」と患者さんが思えるでしょう。当院では不妊治療も行っています。医療機関によっては患者さんへの気遣いから、お子さん連れを認めないケースもありますが、私の考えは違います。お子さんを連れているお母さんの姿は、妊娠を希望している方にとって心の準備ともなります。院内にお子さんがいることを特別なことと捉えるのではなく、近い未来の自分の姿なども想像しながらリラックスして受診していただきたいと思っています。
【佳子先生】実は私たち自身、不妊治療を経て子どもを授かりました。その体験からも、周りが気遣いすぎるのは良くないのではないかと思うようになりました。子どもが好きだから産みたいのであって、よそのお子さんでも楽しく遊ぶ姿を見るのは、良いことではないでしょうか。

内装もナチュラルで穏やか。患者さんへのお気遣いでしょうか。

【伊東院長】いかにも病院というふうにはしたくなかったのです。設計者が医療機関のほか、保育園や介護施設なども手がけている方で、いろいろとアイデアをもらえました。木目を多用したり、診察室の壁をあえて曲面に設えたり。おかげで、ゆとりのある空間になったと思います。
【佳子先生】窓に面したカウンター席も、けっこう挑戦だったのですが、患者さんには気に入っていただき、いつもそこでお待ちになっている方もいらっしゃいます。また、産婦人科の受診前には看護師が問診を行うのですが、専用にブースを用意していますので、周囲に気兼ねなくご相談いただけるかと思います。これは待ち時間の緩和策でもあるんですよ。

待ち時間対策としては、予約システムも取り入れられていますね。

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【伊東院長】インターネットや電話での予約を受けつけてはいます。そのおかげで多少はお待たせせずに済むようになったのですが、時間帯によってはまだ混雑があります。現状で、看護師は常時4人ほどおりますので、問診用の部屋を増やして、さらに有効に運営しようと考えています。
【佳子先生】冬場のインフルエンザの時期には感染症予防に、予備の待合スペースを用意しています。患者さんのために工夫や改善できることは何でもやっていきたいです。

どちらの科で診るか患者の状態を見て決めることも

産婦人科と女性内科の連携は、どのようにしているのでしょう?

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【佳子先生】患者さんにはまず受付で、どの診療科を受診希望か伺います。その時点で決まっておられなければ、看護師がご相談に乗りますし、ご希望があっても症状やご様子を伺った上で、別の科の受診をお勧めすることもあります。例えば、産婦人科をご希望でも、緊急避妊の相談であったり、避妊薬や避妊方法についてのお悩みであれば、私のほうが先に診察させていただく場合もあります。よくよくお話を伺っていると、本当のお悩みは感染症など別のところにあったりすることもあります。その意味でも急がず、丁寧に接していくうちに、お話ししやすいと思っていただければと考えています。

両方の科に関わってくるような場合に、副院長が診ることもあると?

【伊東院長】例えば、更年期障害などは婦人科でもあり、内科でもあるのです。実際の対応としては服薬などになるので、副院長のほうで対応することが多かったりします。ホルモン補充療法が一般的な治療法ではありますが、それ以前にほてりやイライラなどの不快な症状の原因が他にないか、例えば漢方などで様子を見ながら探っていくこともあります。ホルモン補充療法は当院では、最後の手段という感じですね。
【佳子先生】私自身は、健康のためにヨガや鍼灸を取り入れるなどしています。女性が感じる不調には、医学的な対処以外にも、そうした環境からのアプローチが役立つこともある気がしています。

患者さんへのメッセージをお願いします。

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【伊東院長】産婦人科は特に、人によっては敷居が高く感じる診療科でしょう。その中で来ていただいたからには、「この医院に来て良かった」と思ってもらえるよう、ご説明を尽くして、納得いただけるようにと心がけています。若い方で内診に抵抗があるようであれば、場合によっては腹部からの超音波診療で代替することもありますし、外部の医療機関でMRIを撮ってきていただくこともあります。また、診させていただいた場合には、訴えに沿いながら、がんなどの重大な疾患が潜んでいないかに最大限留意します。大学の医局が、専門性に偏らずに幅広く経験する体制でしたので、町医者として病状を見極める目は持てているかと自負しています。安心して、頼っていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人工授精 1万5800円(税別)
※再診料、精液検査、超音波検査、処方料などを合わせると人工授精当日にかかる費用は概ね2万3100円(税別)

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