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小川 泰宏 先生の独自取材記事

ウィズ歯科クリニック

(柏市/南柏駅)

最終更新日:2023/12/26

小川泰宏先生 ウィズ歯科クリニック main

柏市の大型ショッピングモールの向かいに立つ「ウィズ歯科クリニック」。小児歯科・歯科口腔外科・矯正歯科・審美歯科・インプラント治療など各分野の歯科医師がそろい、小さい子どもから高齢者まで幅広い患者が訪れる。副理事長を務める小川泰宏先生は、大学院で研究に従事する傍ら口腔外科治療に携わっていた歯科医師。「町のクリニック」の枠に収まらない専門的な治療と、「自分の家族だと思って診る」という心の通った診療方針に惹かれて同院での勤務をスタートさせた。現在は口腔外科での経験を生かしながら、補綴治療やインプラント治療など、主に一般診療を中心に診療を行っている。そんな小川先生に同院に来るまで経歴から、現在の診療に対する考え、今後より力を入れていきたいというインプラント治療について話を聞いた。

(取材日2022年8月16日)

口腔外科での手術経験を生かし、専門的な治療を提供

副理事長に就任するまでのご経歴を教えてください。

小川泰宏先生 ウィズ歯科クリニック1

日本大学松戸歯学部を卒業後、同大学の大学院に進みました。大学院では口腔外科学を専攻して研究に従事し、基礎研究の分野において博士号を取得しました。ただ研究だけでなく診療も行いたいと考え、大学病院で口腔外科の治療に携わり、普通の歯科医院では対応できない難しい親知らずの抜歯などの手術を行っていました。大学病院に送られてくる方は「大変なことになってしまった」と不安を抱えている方が多く、そういった方々に対して思いやりをもって接することや術前術後にきちんと説明をし、抜歯をして終わりではなく、抜歯後のフォローにも気を配っていました。そういった治療以外の手術にまつわる対応は、今の診療にも生かされていると感じています。その大学院時代に、週1日設けられている外勤日で当院に勤務し、一般的な歯科治療をすべて学びました。大学院を修了して1年別の歯科医院に勤めた後、当院での勤務を始め、現在に至ります。

どのような点に惹かれてこちらのクリニックを選ばれたのでしょうか。

大学が松戸だったこともあって近辺で探していたのですが、初めて見学に来た時、まずその規模の大きさに驚きました。そして、仕事をされている歯科医師をはじめ、受付の方などスタッフ皆さんの対応がとても良かったことが印象的でした。見学した日の最後に当時院長だった小澤勇介理事長とお話をしたのですが、歯科治療に対する熱い想いを持っていて、この先生のもとなら自分も成長できるのではないかと思ったんです。「患者さんの人生を良くしたい」ということを心から思っている先生だと感じ、ここで働こうと決めました。理事長は院内で一番ストイックな人で、近くで働けることがとても刺激になります。ただ、診療を離れた際はとても気さくで笑顔の多い人です。私の中で理事長は尊敬できる上司であり、歯科医師の夢を見させてくれる恩人です。

患者さんの最近の傾向として感じることはありますか?

小川泰宏先生 ウィズ歯科クリニック2

各専門分野の歯科医師が在籍しているクリニックということから、患者さんの期待も高いように感じます。「困った時に頼れるクリニック」と思っていただけているようです。口腔外科を専門に学んでいる先生が複数在籍し、歯茎に埋まってしまっている親知らずの埋伏抜歯や、舌小帯、粘液嚢胞、永久歯が生えない原因となる過剰歯なども院内で手術することができます。小児歯科専門の先生もいますし、高齢の方に向けた訪問歯科も行っていますので、小さい子からお年寄りの方まで幅広く頼っていただけるのではないでしょうか。設備も整っていますから、先進の歯科治療を求めて来る方も多く、特に最近は難症例のため他院では断られてしまったという理由でインプラント相談にいらっしゃる方が増えています。

自分の家族だと思って、治療前後の説明も丁寧に行う

先生が診療の際に大切にしているのはどんなことでしょうか?

小川泰宏先生 ウィズ歯科クリニック3

この患者さんが自分の大切な人だったらどんな治療法を提案するか?ということを常に考えながら治療にあたっています。理事長からも常日頃、「患者さんは自分の家族だと思って治療しなさい」と言われています。それは治療方法だけではなく、痛みへの配慮や声かけ、かみ砕いた説明など、細かな対応にも当てはまることです。患者さんの主訴を改善することは第一に必要なことですが、主訴となった歯の不具合がどうして起こったのか?と全顎的に考えることは非常に大切なことだと考えております。また、隅々まで診てほしいという患者さんに対してはCT画像や口腔内写真を撮ったり、噛み合わせの検査をしたりして、現状の問題点と治療計画の資料を作り、患者さんにお渡しすることもあります。私は自分自身で治療をした患者さんに少しでも長い間、できれば永続的に口腔内が安定するような治療がしたいと考えております。

なぜ説明に力を入れるようになったのですか?

もし自分ならしっかり説明してくれる歯科医院に通いたいと思います。それは歯科治療が痛みを伴いやすいことに加え、何をされているのかわからないという不安が強いからです。また、口腔内は自分自身で隅々まで見渡すことができないため、専門家である歯科医師が現状の問題点から、今後起こり得る状況について説明する必要があると考えています。以前、担当した患者さんは全体的な治療が必要で、治療期間も長期に渡りましたが、説明していくうちに少しずつ治療を受け入れてくれるようになり、最終的に治療が完了した際に、その患者さんから「口の中がどれだけ大切かがよくわかりました。今後は悪くならないようにしっかりメンテナンスに通います!」と言ってくれました。どうしてこうなってしまったのか、この状態が続くとどうなるのか、今どんな治療が必要なのかを説明しながら治療を行ったことで、最後は前向きになってもらえ、説明の重要性を強く感じました。

今後、力を入れていきたい分野はありますか?

小川泰宏先生 ウィズ歯科クリニック4

インプラントの関連手術は力を入れていきたい分野です。上顎の骨を再生するためのソケットリフト法やサイナスリフト法、抜歯をした当日に埋入できる抜歯即時埋入インプラントなど、アドバンスなインプラント治療が行えるように日々勉強をしています。インプラント相談にいらっしゃる方が増えていると先ほどお伝えしましたが、「この方法はできますか」と患者さん自身で調べられて来られる方も多いんです。そういった患者さんの希望に応えていきたいと考えています。

技術面、接遇面でも感動を与えられるクリニックに

先生がもともと歯科医師を志したきっかけを教えてください。

小川泰宏先生 ウィズ歯科クリニック5

私は父が歯科医院を開業していて、父から歯科医師になることを勧められていましたが、自分自身は絶対になりたくないと思っていたんです。今は父とも仲がいいですが、進路を決める頃はかなり仲が悪く、反発していました。サッカー部だったので、サッカー関連の記者になりたかったり、デザイナーをめざそうと思ったりいろいろ考えたのですが、最終的に浪人をして医師をめざすことにしたんです。しかし、医学部に合格できずに歯学部に入るというあまり良くないスタートを切ってしまいました。ですが、結果的には本当に良かったと思っています。今では歯科医師という職を天職だと実感していますし、勧めてくれた親にもとても感謝しています。

お忙しい日々とは思いますが、休日はどのようにお過ごしでしょうか。

美術館が好きなので、上野の美術館に行くことが多いですね。あとはジムへ行ったり、時々おしゃれをして妻と外食したりすることもあります。ただ、今はほとんど勉強ですね。休日は、ほぼほぼ勉強に費やしています。この仕事が本当に好きなので書籍やオンラインセミナー、実習つきのセミナーに参加して勉強することでこれまでできなかったことができるようになるのが楽しくて仕方がないんです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

小川泰宏先生 ウィズ歯科クリニック6

当院はカウンセリングや説明に力を入れていますので、ほかのクリニックの説明で不安が残っている治療などもぜひご相談ください。患者さんと歯科医師の間に立って橋渡しをするトリートメントコーディネーターも在籍していますから、歯科医師に伝えにくいことも相談しやすいと思います。保育士資格のあるスタッフによる託児サービスもあります。町のクリニックでは難しいとされる手術ができる設備も整っていますし、技術面の向上はもちろん、接遇面でも患者さんに感動していただける対応を心がけています。理事長のめざすところは「日本一の歯科医院」。さまざまな専門を持つ歯科医師、スタッフが在籍し、多角的な視点を持って、患者さんが来て良かったと思える歯科医院をめざしていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/33万円~、骨造成/5万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/11万円~、セラミックインレー/4万4000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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