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光がまぶしいのは白内障のサインかも
白内障の症状、手術、治療法

おかだ眼科

(吹田市/岸辺駅)

最終更新日:2020/12/02

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  • 保険診療

年齢を重ねれば、誰もが罹患する可能性のある白内障。「見えづらい」「まぶしい」「かすむ」「眼鏡が合わない」などの症状が出る場合は早期発見につながりやすいが、実際には見え方「視力」が良好でも、進行している白内障もあるという。こうしたケースでは糖尿病網膜症や緑内障などの発見・診療の遅れにつながることもあり、特に注意が必要だ。大学病院と同等の手術室設備を誇る「おかだ眼科」の岡田明院長のポリシーは、正しい診断と丁寧な説明、そして手術の要・不要を「はっきり伝える」こと。患者が納得の上で治療に取り組めるよう、真摯に向き合っている。岡田院長に、白内障の症状や治療方法、診断から手術、術後ケアまでの流れ、同クリニックの手術設備について詳しく解説してもらった。 (取材日2020年5月29日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q白内障とはどのような病気ですか?
A

本来透明であるはずの水晶体が濁ることで起こる疾患です。カメラに例えればレンズが混濁・変色して光が通らず、網膜というフィルムに映し出すことができないので見づらい、ぼやけるなどの症状が出ます。レンズの白濁が乱反射を誘発し、光をまぶしく感じたり、まぶしさから痛いと感じる方も。40代以降誰もがかかる可能性があります。白内障になると視力が落ちるとされていますが、水晶体が茶色に濁り硬くなるタイプでは、良好な視力を保っている方も多く、視力がいいからと安心はできません。また、重度の白内障になると目の奥の観察が不可能になり、糖尿病網膜症や緑内障などを見つけにくくなるため、重症化する前に治療を行うことが重要です。

Q治療法について教えてください。
A

進行の程度により手術を検討します。手術は混濁した水晶体を取り除き、眼内レンズを入れる日帰り手術となります。また先ほど申し上げたように、重症化してレンズが白濁し眼内の観察ができなくなれば、糖尿病網膜症や緑内障など別疾患を見つけにくくなってしまうので、これらの病気をなるべく早く発見し、治療につなげるために、替えの利かない網膜を守るためにも、まず白内障の治療が必要になるケースもあります。私はこれまでインドなどで現地の人の白内障治療および現地医師への手術指導を行う医療支援活動に10年以上携わってきましたが、現代の日本ではまれでも、世界ではいまだ白内障が原因で失明するケースが多いんです。

Q手術設備にこだわりがあるとお聞きしました。
A

まずHEPAフィルターを導入し外気圧よりも高くなるよう陽圧換気をして手術室内に埃を入れさせず、また室内にハンチと呼ばれる傾斜断面を取りつけ、各コーナーを90度ではなく45度にして埃を舞いにくくしています。そして手術室の扉を閉めれば1~2分ほどで大学病院と同等のクリーンな環境の手術室となり、HEPAフィルターから出るきれいな空気は患者さんの頭部付近に当たる設計となっています。無停電装置も導入していますから、万が一停電があっても手術にはまったく影響が出ません。自分の家族や友人、そして自分自身も受けたいと思えるような、最高の環境下での手術を患者さんに提供したい、そんな思いで設備を整えました。

検診・治療START!ステップで紹介します

1診断

「見えづらい」「まぶしい」など特徴的な症状がある、または結膜炎などの別疾患で受診の際に白内障が疑われる場合、顕微鏡検査や視力検査、散瞳検査などで診断。糖尿病網膜症や緑内障などが見つかれば、その治療の前段階として白内障の手術を実施するケースも。なお視力は良好でも白内障が進行していることが多々あり、注意が必要だ。岡田院長は、診断結果を基に手術の要・不要を「はっきりと伝える」ことを大切にしているという。

2手術前検査と説明会出席

手術の実施が決まったら、目の奥行きを測る眼軸長検査、角膜の細胞の数を調べる角膜内皮細胞検査、血液検査など合計8項目の手術前検査を受ける。その後、白内障手術の説明会に参加し、詳細について話を聞く。白内障とはどんな病気か、手術を受けるべき理由、手術前後の生活で留意する点ほか、眼内で細菌が増殖し化膿する眼内炎など、手術を受ける上で特に注意が必要なリスクの説明も。疑問があったら、ここでしっかり質問しよう。

3手術

手術3日前から抗菌作用のある目薬をさして備える以外は、特別な準備は不要。当日はリラックスして来院しよう。同クリニックの手術室は、大学病院などでも採用されている衛生管理設備はもちろん、万一の際でも手術を完了できるよう、無停電装置も導入している。眼内炎対策を目的に、術部を保護する医療用テープにも、かなりこだわっているという。手術終了後は、しばらく院内で休んで様子を見てから、問題がなければ帰宅可能だ。

4手術当夜、電話による“回診”

手術当日の夜7時、岡田院長から患部に異変がないかなど容態確認の電話を受ける。「手術後の状態が気になるのは、私も患者さんも同じ」という岡田院長は、入院手術であれば可能な術後回診が、日帰り手術では不可能なため、“電話回診”を導入したという。気になることや不安なことなどあれば、なんでも話してみよう。なお、帰宅確認も含むため電話先は自宅に限定。つながらない場合はあらかじめ伝えている緊急連絡先に連絡がある。

5術後のケア

翌朝に受診し、眼内炎の有無などを確認するため、診察や視力・眼圧検査を受ける。術後の点眼は1~1ヵ月半続けるのが標準。術後3日間は入浴に制限があるものの、それ以外の日常生活への制約はほとんどない。術後3日目、1ヵ月間は週1回、その後は月1回、4ヵ月目以降は6ヵ月・9ヵ月が定期通院の目安。白内障治療を終了後、緑内障や糖尿病網膜症など別疾患があれば、その治療へと移行する。不安があれば、ここで確認しよう。

ドクターからのメッセージ

岡田 明院長

一言で「白内障」と言っても、その症状や進行スピードなどタイプはさまざま。正直に申し上げれば「診てみないとわからない」というのが本音です。しかしご来院いただけたら責任を持って診断することはもちろん、現在どのような状況なのか、なぜ手術が必要なのか、あるいはなぜ経過観察で問題ないのかなど、ご納得いただけるまで丁寧にご説明させていただきます。また、私は「セカンドオピニオン」は大切なもので、ぜひ受けるべきだと考えております。他院にかかっておられる患者さんでも、当院の患者さんと同様に丁寧に対応させていただきます。最近見えづらくて悩んでいる方も、今後の治療に迷いがある方も、ぜひ気軽にご来院ください。

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