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長崎 寛 理事長、谷澤 優 院長の独自取材記事

ながさき歯科

(比企郡嵐山町/武蔵嵐山駅)

最終更新日:2020/06/04

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東武東上線・武蔵嵐山駅から徒歩10分の住宅街にある「医療法人眞歯会 ながさき歯科」。院内はバリアフリー構造で、車いすでもスムーズに入れる。「予防だけなら歯科医院も来やすい場所になる」という長崎寛理事長の考えのもと、予防と治療のスペースを別々に設けているのが特徴だ。長崎理事長、谷澤優院長と明海大学の歯周病科に所属する非常勤3人、それ以外にインプラント治療・矯正・口腔外科の各分野を専門とする歯科医師が診療する体制を取っている。長崎理事長と谷澤院長に、同院の診療体制や予防歯科に対する考え方について話を聞いた。
(取材日2019年12月24日)

スタッフ力を伸ばし、上質な診療の提供をめざす

各専門の歯科医師がおられますが、役割分担はどのようにされていますか?

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【長崎理事長】私と院長はできるだけ幅広く担当しています。その他にも、明海大学の歯周病科に所属する非常勤の先生や、インプラント治療・矯正歯科・口腔外科などの専門性を持つ先生方にも来ていただいています。患者さんにより満足いただけるよう、専門の分野を持つ先生方としっかりコミュニケーションを取りつつ日々診療しています。審美歯科はこれまでの経験から、私が診ることが多いですね。
【谷澤院長】私も全般を診ていますが、お子さんを治療することも多いです。お子さんを治療する際に心がけていることは痛くないように、あとは手早く処置すること。もちろん嫌がる子に無理強いはしません。そんな姿勢を気に入ってくれたのか、私をわざわざ指名してくれるお子さんもいらっしゃるんですよ。

スタッフの人数も多いですね。

【長崎理事長】現在常勤の歯科衛生士が5人、パートが1人で産休中が1人の計7人です。産休中の歯科衛生士も保育園が見つかり次第戻ってきてくれるそうで、非常にありがたいですね。また、歯科助手はパートも含めて5人、受付が3人です。スタッフにできるだけ長く働いてもらえるよう、仕組みを整えています。昼休みの時間を短くしたりしながら1日の診療時間を延ばすことで残業がないようにしたり、ユニットに対して歯科医師や衛生士が多いので、週3休みを採用したりお昼休みを交代で取るようにしています。それにより、昼休みの時間帯も患者さんを診ることができています。とにかくスタッフが働きがいを持って、自ら技術を磨こうと思える環境をつくることが大切ですし、それが患者さんに対する質の高い診療の提供にもつながると思っています。

開業は2012年とのことですが、谷澤院長はいつからこちらで診療を?

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【谷澤院長】今年で6年目ですね。院長に就任したのは2015年です。僕は明海大学のバスケットボール部に所属していて、たまたま理事長が川越の体育館に練習に来られた際に知り合ったんです。当時研修医だったのですが、理事長に誘っていただき勤めることになりました。ちなみに矯正の先生もバスケットボールつながりです(笑)。当院のいいところは理事長やスタッフの人柄ですね。勤務医の頃から患者さん優先の考え方や、歯科技術に関してもさまざまなことを教えてもらいました。そのおかげで、例えば審美歯科では見た目も美しくできていますし、レーザー治療も患者さんの負担は少なく的確にスピード感も持って治療できていると思います。大切にしているのは、患者さんの今だけでなく、10年20年先まで考えて「将来のためにこうしたほうがいいですよ」と提案することです。

診療の軸は生涯にわたって歯の疾患リスクを下げること

診療方針は「再発を防ぐ原因療法」とのことですね。

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【長崎理事長】はい、経験や勘だけに頼らず、科学的根拠に基づいた治療、特に予防に重点を置き、生涯にわたって歯の疾患を予防し、再発も防ぐための診療システムをベースにしています。そこからまずは子どもたちに予防の習慣をつけてもらおうということで小児歯科にも力を入れています。さらに、せっかく治療しても再発してしまうと意味がありませんので、成人の患者さんにも予防の習慣を身につけてもらい、定期的にメンテンナンスに通ってもらうことでご自分の歯をできるだけ長く使ってもらえるようにしていく。また虫歯でなくても、虫歯や歯周病のリスクが高い歯においては治療していくことが大切です。

予防と治療で院内のゾーン分けをされた理由もお聞きします。

【長崎理事長】予防歯科の診療スペースは増築したもので、以前はお子さん専用の診療スペースなどを使用して予防を行っていました。「歯科医院=痛い」というイメージがあるかと思いますが、痛みのない予防だけなら行きやすいと開業前から考えていたので、その後しばらくしてから増築し、治療と予防スペースを分けたのです。ただこれだけではまだ足りないと思っていますので、いずれは当院の空き地に予防のためのスペースを増設したいというのが未来構想です。嵐山エリアは人口1万8000人ですが、すべての方がメンテナンスで歯科医院に通院することが私の理想です。しかしそうなっていないのは、メンテナンスの大切さが一般の方にまだまだ伝わっていないからだと思います。地域の予防の意識をもっと高めるために尽力していくつもりです。

予防ではホームケアも大切ですが、どのように伝えているのでしょうか?

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【長崎理事長】メンテナンスで来院されるたびに歯の染め出しを行い、磨き残しがないかどうかを見てもらって、磨き残しがあればブラッシング指導を行うようにしています。また、どうすれば歯周病にかからないかなどの話も歯科衛生士がしてくれています。
【谷澤院長】歯科衛生士も自発的に動いてくれていますので、「この患者さんの歯を10年20年残すには?」と考えて処置していますし、もっと勉強をして診療に役立てたいとセミナーにも参加しています。「保険診療のレジンは染め出しをしていても汚れやすい。やはりセラミックはその点でも優れている」など、患者さん本位を忘れず自然なかたちでその価値を伝えてくれていますね。

予防することの価値を地域に広く伝えたい

審美歯科では、かぶせ物のクリニックオリジナルパンフレットも作っていますね。

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【長崎理事長】CAD/CAMシステムを導入しているので、オールセラミックの歯に替えるのも、従来よりは金額負担も少なくできますし、メタルフリー治療は世界の主流ですから、患者さんの選択肢としてハードルを下げられればという思いで料金設定をし、そのパンフレットを作成しました。
【谷澤院長】メリットをおわかりいただけると、患者さんもやってみたいとおっしゃいます。セラミックというと、ただ白くて高価なかぶせ物というイメージでしたが、実は頑丈で長持ち、色もつきにくいという特徴を伝えることは患者さんのメリットにもなります。自分の家族なら間違いなく伝えることを皆さんにも伝えたいという思いですね。とはいえ、当院は保険診療でもコンポジットレジンできれいに充てんできる点も特徴です。段差ができると虫歯にかかりやすくなるのでルーペで拡大しながら精密に処置しています。

小児歯科にも力を入れておられますね。

【長崎理事長】来院する患者さんの中で特に5歳から9歳が多く、主訴としては虫歯の予防です。同級生の親御さん同士で「あそこは予防の大切さをしっかりと教えてくれる」などとクチコミで広まっているようで、多くのお子さんに来院していただいています。もちろん小さな頃から予防の習慣をつけることは大いに価値あることです。
【谷澤院長】歯科衛生士や歯科助手が一人ひとりの歯の状態を、患者さん目線でうまくまとめて伝えてくれています。私たちはどちらかと言えば治療に重心を置いていますから、丁寧でわかりやすい説明という部分はスタッフがその役割を担ってくれているのです。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【長崎理事長】虫歯はもちろん治療はできますが、削った場所は再生することはあり得ません。歯周病もある程度進行すると、元の状態に戻すのは不可能になってしまいます。「歯科医院は治すための場所ではなく、予防の仕方を教えてもらう場所」と思ってもらえるといいですね。歯科に行くタイミングは気になったときではなく今です。お子さんの歯が生えたら一度は歯科にかかってほしいですし、もっと早く、マタニティー歯科の検診を受けて、いろいろと注意点をお母さん自身が学んでおくことが大切です。また、お子さんが独り立ちした時に不摂生をしないように、歯科に行く習慣を子供のうちからつけておくことが理想です。だから思い立ったら、特に不具合がなくても当院に来てほしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【矯正歯科】全体矯正/50万円~、部分矯正10万円~、マウスピース型装置を使った矯正/20万円~、調整料2000円~ 【インプラント治療】30万円~※アバットメント・上部構造の素材によって金額が異なります。【審美歯科】セラミックの詰め物・かぶせ物/1歯3万円(いずれも税別)

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