内藤デンタルクリニック

内藤デンタルクリニック

内藤孝一院長

医療トピックス

天然の歯に優るものなし
「歯を抜かなくていい」根管治療

内藤デンタルクリニック

自由診療

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歯科医院で「これは抜歯ですね」と言われてショックを受けない人はいないだろう。何とか自分の歯を残したい……そう願う人の心強い味方が、ここ「内藤デンタルクリニック」の院長・内藤孝一先生だ。根管治療(歯の根の治療)に力を入れており、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)の使用はもちろん、かぶせ物や口全体の噛み合わせにも気を配った根管治療を行う医院として知られ、他院で抜歯と言われた歯も保存できることが多い。抜歯が避けられない場合でも、患者の気持ちを汲んで理由をしっかり説明してくれるので、「歯を抜かれた」ではなく「治してもらった」という感想ばかりなのも、同院ならではの特徴だ。根管治療の意義やメリット、インプラントとの違いなどについて聞いてきた。(取材日2016年12月8日)

マイクロスコープは当たり前、噛み合わせ全体に配慮した「きちんとした根管治療」

根管治療の意味や、大事にしていることを教えてください。

1 ▲開院当初からマイクロスコープを駆使する院長 根管治療は「歯を残す」ために行う治療です。虫歯が神経にまで達してしまった歯を守るために神経をとる場合と、既に神経がない歯を再治療する場合の2種類があるのですが、当院ではどちらにも対応しています。中でも、「抜歯と言われたけれど、何とか残すことはできないか」とのご相談を受けることが多いです。そういった方の中にはまだ歯を残せる可能性がある場合も多々あります。大事にしているのは、「患者さんが納得して治療を受けられること」ですね。検査・診断の結果、やはりどうしても抜歯が必要なケースもあります。写真や動画で患者さんに実際に見てもらい、状況を説明して、納得した上で治療を受けてもらえるよう心がけています。

天然の歯を残すメリット、インプラントの違いは何ですか?

2 ▲時に模型を使いながら、わかりやすく質問に答えてくれる 天然の歯とインプラントの一番の違いは「歯根膜」の有無です。歯根膜は歯の根と骨の間にあり、噛む力の調整やクッションといった大事な役割を果たす非常に重要な組織ですが、インプラントではこれを再現することはできません。またインプラントはとても優れた治療法ですが、その寿命は平均10~20年。インプラントがダメになった時、次の処置は難しいですし、できない可能性もあります。だからこそ、たとえ5年間でも根管治療で天然の歯の寿命が伸ばすことは、「最後の一手をギリギリまで残しておく」という点からも、意味があると思います。5年が長いか短いかは患者さん次第ですが、少しでも自分の歯で過ごす期間を長くしてあげたいですね。

根管治療は、自費診療になるのでしょうか?

3 ▲患者がきちんと納得するまで説明してくれる 自費診療をお勧めしています。というのも、保険診療では一回の治療時間や使える器具、材料の制約から、どうしても治療に時間がかかり、また歯の予後も悪くなりやすいからです。「数年持てばいい」というその場しのぎでない、きちんとした根管治療を行いたいので、これからも自費診療前提でやっていきたいと思っています。根管治療は時間がかかると思われている方も多いですが、自費診療でしっかり時間をとって集中的に治療すれば、根管の部分に関しては1回で終わります。治療費はケースバイケースですが、インプラント治療を行うよりは自分の歯を残したほうが、ずっと費用の負担は軽いはずです。

マイクロスコープは根管治療にどう役立つのでしょう?

4 ▲肉眼の30倍での歯科治療が可能になる、マイクロスコープ 根管は形が複雑で中が暗いので、肉眼や拡大鏡では奥までしっかり見えません。マイクロスコープは肉眼の30倍まで倍率操作ができ、またレンズから光が出るため根の先まで見ることができるので、的確な治療をするのに役立ちます。以前の根管治療は、見えない部分は経験と感覚を頼りに手探りで行われていたわけですが、治りきらなかったり再発も珍しくありませんでした。経験や手指感覚はもちろん重要なのですが、根管治療で最も大切なのは「見える」ことです。しっかり見えて原因がはっきりすることで効果的な治療ができ、患者さんへの説明もできるわけなので、マイクロスコープはきちんとした根管治療をする上で欠かせないツールなのです。

実際の診療の進み方を教えてください。

5 ▲清潔感のある院内。モニターで画像を見ることができる 初診では、問診、レントゲンなどの検査、診断をして病状をご説明します。その日の検査で症状の原因がわかれば説明しますし、実際に歯の根をマイクロスコープで見てみなければわからない時は次回の予約をしてもらっています。2回目は画像も見てもらいながら状況を再度ご説明して、原因がわかれば治療法をご提示し、納得が得られれば治療に進むという流れです。「根管治療」というと歯の根だけに注意が向きがちですが、歯はしっかり噛めることが大事なわけで、土台である根だけ完璧でも意味がありません。「きちんとした根管治療」とは、上のかぶせ物や歯全体、噛み合わせすべてに配慮したものだと思うので、常にお口全体を考えて治療しています。

料金の目安

3万円前後

ドクターからのメッセージ

内藤孝一院長

歯科医院を選ぶ上で最も大切なポイントは、きちんと検査・診断をして、何が原因で今の症状になっているのかをきちんと説明してくれる先生かどうかだと思います。患者さんに説明して、しっかり納得してもらってから治療することは、常に心がけているところです。歯科治療は途中で止めてしまうのが一番よくありません。自覚症状が発生した時にはかなり疾患が進行してしまっていることも多いです。そうならないためにも、患者さんが納得するまでは時間がかかってもしっかり説明をしています。患者とドクターの間の信頼関係は、来院をためらう気持ちも取り除いてくれると思うので、患者さんと信頼関係を築けるよう、今後も引続き精進してまいります。

記事更新日:2016/12/27
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