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多焦点レンズによる白内障の治療
そのメリットについて

みなとみらいアイクリニック

(横浜市西区/みなとみらい駅)

最終更新日:2019/10/02

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  • 自由診療

白内障は、水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気。水晶体は目の中でカメラレンズのような働きをするため、濁ると視力に影響が出てくるのだ。発症時期や程度による個人差はあるが、70歳を超えるとほとんどの人が白内障にかかるともいわれる。一方、近年では安全性向上やリスク軽減を図るため、手術機器や眼内レンズの研究も進み、白内障手術は手軽に受けられる治療となりつつある。また最近は、遠くと近くの2ヵ所に焦点が合うように設計された、多焦点レンズによる治療も選択できるようになってきている。そこで、数多くの白内障治療を手がけ、多焦点レンズによる手術経験も豊富な「みなとみらいアイクリニック」荒井宏幸先生に詳しく聞いた。(取材日2019年6月10日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q多焦点眼内レンズのメリットを教えてください。
A

白内障手術に使用する眼内レンズには、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2種類があります。従来から使われている単焦点眼内レンズは、虫眼鏡のように1ヵ所だけピントが合うもので、通常は遠くが見やすいように度数を合わせるので、近くや手元を見るためには老眼鏡が必要でした。一方、多焦点眼内レンズは光の性質を利用して、遠くと近くの2ヵ所に焦点が合うように設計されているため、遠くも近くもほとんど眼鏡なしで見られることが期待できます。

Qどんな人に治療が勧められますか?
A

年齢に制限はなく、当院では50〜80代まで幅広い年代の方が受けられています。網膜に病気がある場合は治療は受けられませんので、糖尿病網膜症の方は適応ではありませんが、一般的な糖尿病で眼底に異常がなければ手術を受けていただけます。多焦点眼内レンズの治療を受けると、多くの方が裸眼で生活できることが期待できます。今はシニア世代も積極的ですから、旅行やトレッキング、スポーツ、あるいはパソコンや携帯電話を使いこなす方にも適していると思います。また、地震や水害など大きな災害の場合、裸眼で動けることのメリットは大きいのではないでしょうか。身を守るという観点からも、この治療はお勧めできると思います。

Qこちらのクリニックでの治療の特徴は?
A

多焦点眼内レンズの治療の場合、手術中の角膜切開、前嚢(水晶体を覆う嚢という膜の前面)切開、水晶体の分割をすべてレーザーで行いますので、正確性と安全性にこだわった処置が可能であることが特徴です。また術前に眼内レンズのどの距離に焦点を合わせるかを決定しますが、実際に手術を行うと術前の設定に対して誤差を生じることがあります。特に多焦点眼内レンズではこの誤差が術後の見え方に影響するので、術中解析装置を導入して術中もリアルタイムで適した眼内レンズ度数を診断・選択しています。誤差を可能な限り少なくすることで、多焦点レンズの精度向上につなげ、より良好な術後の裸眼視力が得られることをめざしています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診票記入、各種検査を受ける

他覚的屈折検査(近視・遠視・乱視の度数、角膜の屈折率)、 自覚的屈折検査(遠くと近くの裸眼視力や矯正視力)、眼底検査、眼圧測定などの検査を実施。結膜・角膜・前房・水晶体などに異常がないか検査する細隙灯顕微鏡検査、角膜形状解析、眼軸長測定、角膜内皮細胞検査、収差測定(角膜や目全体の歪みの測定)、角膜厚測定など専門的な検査も行われる。検査時間は40分ほどかかる。

2医師の診察と手術説明、再検査

検査内容をもとに手術可能かどうか診断。適した手術方法や手術前後の注意事項について詳しい説明を受ける。手術希望の場合、後日、眼内レンズの度数を決めるための再検査に来院し、感染症の有無を確認するため採血も行う。コンタクトレンズを使用している場合は、再検査前に一定期間装用を中止する。

3レンズ注文、手術日の確定

医師が患者に合わせたレンズを選択、海外のレンズメーカーにオーダーする。レンズが届くまでに数日〜1ヵ月ぐらいかかる。レンズが到着したら、手術日を確定する。両眼とも手術を受ける場合は、手術は片眼ずつ行い、もう片眼は1週間後となる。

4手術の実施

実際の手術にかかる時間は約20〜25分。来院してから帰るまでの時間は、術後の休息を含めて約2時間半。手術の3日前からは、再検査の際に渡された目薬を毎日点眼する。また手術日の2日前からは、マスカラやアイシャドウなどのアイメイクを控える。当日も化粧は禁止。化粧水や乳液はつけてもいいとのこと。

5術後検査・定期検査

手術の後は、翌日検査、1週間検査、1ヵ月検査、3ヵ月検査、6ヵ月検査、1年検査を行い、その後も、毎年定期検査を行う。検査では、視力の状態を把握し、合併症などの診察も行うため、術後の経過に問題がなくても必ず受けることが重要。両眼を手術した場合、1ヵ月検査以降は、両眼同日に検査を行う。

ドクターからのメッセージ

荒井 宏幸理事長

医療技術の進歩により白内障の手術は安全性や精度の向上が図られており、高齢の方にも受けていただけるようになりました。特に多焦点レンズを使用した治療では、遠くと近くの2ヵ所に焦点が合うように設計されていますので、術後は日常的な生活を裸眼で過ごせることが期待できます。ぜひ適切な治療を受け、快適な毎日を取り戻していただきたいと願っています。当院では多焦点レンズなどの適応検査も行っていますので、白内障と診断された方、老眼治療に興味のある方はぜひ気軽にご相談ください。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズ 片眼 82万円

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