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坂谷 慶子 院長の独自取材記事

みなとみらいアイクリニック

(横浜市西区/みなとみらい駅)

最終更新日:2019/08/28

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みなとみらい駅から徒歩1分。「みなとみらいアイクリニック」は屈折矯正手術を専門とするクリニックだ。院長の坂谷慶子先生は明るく朗らか。「患者さんが喜んでくれることが一番」と語り、手術前のコンサルテーションの時間ではメリットはもちろん、デメリットやリスクまで、患者が手術を理解し納得して手術できるようじっくりと説明してくれる。常に患者にとってベストな方法を考え、一人ひとりのライフスタイルに合った選択肢を提案する。オーダーメイドとも言える医療を提供する坂谷先生に、レーシック手術や1児の母としてのプライベートの話まで語ってもらった。
(取材日2016年11月14日)

レーシックを専門とするまで

最初に、先生のご経歴を教えていただけますか。

弟が幼いころ病気で入退院を繰り返していて、小学生の時には「医師になって病気の人の役に立ちたい」と思っていました。鳥取大学医学部を卒業し、外科志望だったこともあり眼科を選びました。大学病院や関連病院で眼科全般をひと通り勉強して、日本眼科学会眼科専門医の資格を取得しました。その頃、新しく着任された教授の専門が角膜疾患や眼感染症で、広く深い知識を分かりやすく丁寧にご指導いただいたことから、私の興味は角膜に向かいました。しかし、2ヵ月後には主人のアメリカ留学が決まっており、同行することになっていました。そんな私に教授は主人の留学先と同じJohns Hopkins大学の眼科Wilmer Eye Instituteの先生をご紹介くださって、アメリカでも勉強できる環境を得られたのです。渡米したのは忘れもしないアメリカ同時多発テロの2週間後、飛行機はガラガラでした。

アメリカでは具体的にどのような勉強をされたのですか?

ボスの専門は角膜疾患・角膜移植・白内障手術・屈折矯正手術・眼感染症で、私はレーシックの臨床研究に従事しました。特に印象に残っているテーマは、レーシック後の不満症例の検討です。当時、アメリカではすでにレーシックが普及していて、格安でレーシックを行う施設が増え、眼科の医師ではない者が手術を行う施設もあり、過矯正・不正乱視・光のにじみなどの問題が起こっていました。ボスのところに救いを求めて受診された方々の多数の症例を通して、眼の状態、原因、治療や対処法を学びました。レーシックは安全性の高い手術ですので、発生率が少ない合併症について知識を得ることは貴重な経験でした。レーシックについての見識を深め、研究の成果を国際学会や論文に発表する機会にも恵まれ、さまざまな手術も見学した2年半のアメリカ生活はとても充実したものでした。

アメリカでレーシックと出会ったのですね。こちらにはどういった経緯でいらっしゃったのですか?

留学前はレーシックについてほとんど知らない状態でした(笑)。帰国後は鳥取大学に戻り、教授のご指導のもと角膜の勉強を続けているうちに鳥取大学にもレーシック用の医療機器が導入されて、外来の立ち上げに関わらせていただき、屈折矯正手術を専門とするようになりました。その後、主人の転勤に伴って東京に移る時には、この道のパイオニアである南青山アイクリニックをご紹介いただき2年ほど勤務した後、同グループだった当院の院長として務めさせていただいています。

患者にとって、ベストな方法を常に探す

患者層について教えてください。

当院は屈折矯正手術を専門とする自由診療のクリニックです。行っている治療はレーシックや有水晶体眼内レンズなどの屈折矯正手術、老眼治療などです。レーシックを希望の患者さんは20代から40代が多いですね。老眼治療希望で来院される患者さんですと40代以上で、中には80代の方もいらっしゃいます。一方、円錐角膜の患者さんは10代の方もいらっしゃいますし、本当に幅広いですね。また、横浜市内や神奈川県内だけでなく、遠方からの患者さんも珍しくありません。患者さんの約半数は眼科医や当院で手術受けた方からの紹介です。当院では、病気を治すというよりも生活をより快適にするためのプラスの医療が主ですので、ポジティブな方が多い印象があります。

屈折矯正手術とはどういった手術なのでしょうか?

近視、遠視、乱視といった屈折異常を矯正する手術です。屈折異常を矯正するその他の手段としては眼鏡、コンタクトレンズがあります。レーシックではレーザーを使って角膜のカーブを変えて屈折異常を矯正します。眼鏡がわずらわしい、コンタクトレンズがアレルギーやドライアイで使えない方はもちろん、裸眼で生活したい方が手術の相談に来られます。ただし、度数が強い方や角膜が薄い方、角膜に病気の疑いがある方はレーシックが向かないので、眼内レンズで矯正する方法をお勧めすることがあります。数年前の感染症のニュースでレーシックを不安に思われている方もいるかと思いますが、当院では衛生管理、感染症対策を徹底しており、開院以来、感染症ゼロを続けております。

レーシック手術を受ける場合、どのような流れになりますか。

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まず適応検査です。眼の状態を詳しく検査して、病気がかくれていないか、レーシックの適応はどうかを慎重に判断します。適応の場合はコンサルテーションを行い、手術方法やメリット・デメリット、合併症を避けるための注意事項を詳しくお話します。完全予約制ですので、ゆっくりと患者さんのお話を伺うこともできます。良くお考えになったうえで手術を受けることを決められたら、手術前に再度来院していただきます。眼のデータが安定しているか確認し、手術プログラムを作成します。当院のレーシックは9割の方が新しいウェイブフロントシステムを採用した機器でレーシック手術を行っており、患者さんそれぞれの眼に最適なオーダーメイドのプログラムを執刀医が作成しています。

診察で心がけていることを教えてください。

患者さんにとって一番良い方法は何かということですね。「レーシックを受けたい」という患者さんでも、検査結果が不適応であればお勧めしません。適応基準をきちんと守らなければ、安全な手術ではなくなってしまいます。また、満足していただくためには患者さんの希望に添う手術かどうかを判断することも大切ですので、お話を伺うことも心がけています。当院では様々な技術を導入していますので、一番適した手術方法をご提案するようにしています。

先進の医療機器を積極的に導入

プライベートはどのようにお過ごしですか?

診療後は保育園に直行です。今5歳になりますが、お迎えの時に元気に駆け寄ってくる息子の姿を見るのは、ほっと安心する幸せな瞬間です。その後はスーパーに寄り、夕飯の支度をして、主人が帰ってきて、みんなでご飯を食べて、お風呂に入って、さあ寝るぞ、という感じですね(笑)。休日はもっぱら公園です。砂場で遊んだり、鬼ごっこしたり、かけっこしたり、運動不足の解消には役立っていると思います(笑)。

現在、同院で力を入れている治療を教えてください。

老眼が比較的軽い方にはレーシックで対応することも可能ですが、中等度以上の老眼の方や白内障を伴っている方には遠近両用眼内レンズを使った白内障手術をお勧めしてします。当院では、白内障手術にフェムトセカンドレーザーを導入して、水晶体の前嚢切開や核分割、角膜切開をコンピューター制御されたレーザーで行い、これまで以上に安全性も精度も高い手術となっています。また、水晶体を除去した後に挿入する眼内レンズの度数は、術前の検査結果を計算して決めるのですが、まれに誤差を生じることがあり、術後の裸眼視力に影響します。そこで、手術中にリアルタイムで度数を計測できる機器を導入し、必要があれば予定していたレンズの度数を変更するなどして、誤差を限りなく少なくできるよう努めています。

最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

レーシック、老眼治療、遠近両用眼内レンズなど。興味はあるけれど、良くわからない、不安が先立って検査にも行けないという方もいらっしゃると思います。当院では手術説明会と適応検査を無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせください。また、快適な見え方を維持するために検診は大切です。特に40代以上になると気づかないうちに緑内障や白内障などを発症することがあります。治療が必要となった場合には、同じビル内にある同医療法人のクイーンズアイクリニックにて保険診療を受けることが可能です。術後何年経過しても、ご自身そしてご家族の眼のことを相談していただける関係を大切にしたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

屈折矯正手術(両眼)/46万円、白内障手術(片眼)/82万円

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