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皮膚科医師が診断し、形成外科医師が執刀
できものの除去手術

町野皮ふ科

(坂戸市/北坂戸駅)

最終更新日:2020/09/18

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  • 保険診療

粉瘤やほくろをはじめとする皮膚のできものは、日帰り手術で除去できることを知っているだろうか? 良性のできものは痛みを伴わないことが多いため、そのまま放置することも多い。しかし中には炎症を起こしたり、実は皮膚のがん、ということもあり得るそうなので、もし気になっている箇所があれば、一度皮膚科で相談するといいだろう。「町野皮ふ科」では、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医と大学病院に所属する形成外科の医師による日帰り除去手術を年間300件実施(2019年1月~同年12月の実績)。どのような症状が手術の対象となるのか、クリニックでの手術の流れについて町野哲院長に詳しく解説してもらった。 (取材日2019年12月19日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q除去手術の対象や、かかる時間、費用について教えてください。
A

当院の場合、ご希望が多いのは粉瘤の除去です。ほかにもほくろをはじめ、高齢になるとできやすいイボ(脂漏性角化症)など、幅広く対応しています。また、高齢者の顔にできやすい皮膚がんの一種である基底細胞がんの除去も可能です。これは転移の可能性がないがんですが、放っておくと周囲の組織を破壊して大きくなりますので、タイミングを見て除去することをお勧めしています。いずれの除去手術も30分ほどの日帰り手術で、入院の必要はありません。継続して治療や処置が必要な場合も、基本的には当院での対応が可能です。費用に関しては、当院では保険診療の範囲内で行っています。

Qできものは基本的に除去したほうが良いのでしょうか。
A

大きさや場所によります。例えば、首にできた粉瘤が就寝時、枕に当たって痛かったり、炎症を起こしたり、膿んだりすることがあります。それを繰り返すことで皮膚が汚くなったり、臭いが気になったりするケースも出てきます。そのような場合は、除去したほうが安心だと思います。また、ほくろを除去したいという方も多いですが、場合によっては傷痕が残るなどのデメリットもありますから、当院ではまず、患者さんとお話しながら手術の必要性を判断します。その方にとって、必要のない手術を勧めることはありません。手術について、まずはどんなことでもご相談してもらえたらと思います。

Qこちらの医院で行っている手術の特徴を教えてください。
A

当院の場合は、皮膚科専門医の診断をもとに、大学病院に所属している形成外科の医師が手術を行っており、複数の医師が、多角的に診ている点が特徴です。週に3日、手術の時間を設けていますので、予約も比較的スムーズに入れられると思います。さらに手術後は、除去した組織を皮膚専門の病理組織診断機関に送り、最終的な診断をつけてもらいます。というのも、ほくろだと思っていたものが、実はがんだったということもあり得るからです。場合によっては、院長が非常勤で勤務している埼玉医大へご紹介することもできます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1皮膚科専門医による説明と検査

まずは診察を受け、除去手術について相談。実際にどのような手術を受けるのか、医師から説明を受ける。質問があればここで尋ねよう。手術が決定したら、血液検査による感染症チェックを実施。さらに、手術する部分を撮影したり、できものの大きさなどを記録しておく。万が一追加の治療が必要となったとき、術前の様子がわかると役立つことがあるそうだ。

2術前診断

皮膚科専門医によるダーモスコピー検査を実施。特殊な拡大鏡がついた「ダーモスコープ」を用い、除去する部分に強い光を当てて、色素や毛細血管などを観察し、検査の結果をもとに手術前の診断を行う。症状によっては超音波検査を埼玉医大で行うこともある。皮膚科の医師がつけた診断を形成外科の医師が確認し、実際の手術に臨む。

3手術の前日と当日

手術というと大ごとのようなイメージがあるが、できもの切除の日帰り手術は特に準備もいらず、食事も気にする必要はない。手術の前日はリラックスして過ごし、当日に臨もう。ただし、手術後当日は入浴できないため、手術の前に済ませておくこと。手術当日は、眼鏡や指輪、時計など肌に直接触れる金属類をすべて外しておく。

4執刀医からの説明を受け、手術開始

手術前に、手術を担当する形成外科の医師から説明を受ける。できものの除去手術は、局所麻酔をしてから行う。手術中はリラックスできる静かな音楽が流れ、看護師も適時声をかけ、様子を聞くようにしているそうだ。手術自体は15分ほどで完了。前後の説明時間を含めても30分ほどで終わることが多い。術後の痛みはほとんどないそうだが、同院では念のために痛み止めの薬を処方している。

5抜糸は手術の1週間後

手術後24時間は傷を濡らさないようにする。24時間以降は、毎日石鹸で傷を洗い、汚れや細菌による感染を予防。洗ったら清潔なガーゼで患部を保護する。シャワーは浴びれるが、抜糸するまでは傷口が湯につからないよう注意。手術から1週間後、クリニックにて抜糸。術後2、3週間で除去した組織の検査結果が出るので、結果について医師から説明を受ける。その後必要に応じて診察を1、2ヵ月間行う。

ドクターからのメッセージ

町野 哲院長

粉瘤やほくろの除去手術は、大きな病院に行かなくても受けることが可能です。痛みのないできものは、ついそのままにしてしまいますが、場合によっては炎症を起こす可能性があるため、除去することも選択肢の一つです。ただし、むやみに除去すればいいわけではなく、除去すべきかどうかをしっかり診断することが大切。当院の場合、まずは皮膚科専門医が診断し、切除が必要と判断した場合に形成外科の医師が執刀します。除去した組織は必ず病理組織に回し、万が一に備えているのも特徴です。見た目を良くするだけでなく、医学的な判断を大切にしていますので、ぜひご相談ください。

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