担当医師も実際に使用
眼内コンタクトレンズによる近視矯正手術
きくな湯田眼科
(横浜市港北区/菊名駅)
最終更新日:2025/02/10


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現代の近視治療として普及しつつある「眼内コンタクトレンズによる近視矯正手術」。目の中にレンズを入れて、近視矯正を図る治療法だ。手術は点眼麻酔下で行われ、角膜の厚みに関わらず強度近視にも対応可能。レーシックのように角膜を削ることもなく、レンズを取り出せば術前の状態に戻せるというメリットがある。菊名駅のそばで診療を行う「きくな湯田眼科」でも、この眼内コンタクトレンズによる近視矯正手術に力を入れている。同院では、実際に眼内コンタクトレンズを使用している医師が実体験に基づいて相談に乗っている。また、手術後は来院だけでなくアプリを通していつでも相談できる体制を整えるなどサポートも手厚い。湯田健太郎副院長に、手術の特徴や術後の注意点などについて話を聞いた。
(取材日2024年12月4日)
目次
角膜を削らず近視矯正を図る、眼内レンズによる近視矯正手術。将来的にレンズを取り出すことも可能
- Q眼内コンタクトレンズにはどのようなメリットがありますか?
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A
▲さまざまな検査機器を用意する
低侵襲でありながら強度近視にも対応できる治療を行うことができ、一度レンズを挿入すれば、目の状態が変わらない限りはほぼ永久的に視力を維持することが望める点です。眼鏡やコンタクトレンズのような取り外しの煩わしさもありませんし、ケア用品も不要なため、長期的に見れば金銭的にも負担が少ないといえるでしょう。起きてすぐに眼鏡を探したり、コンタクトレンズを装着したりすることなく、朝からクリアな視界で過ごすことが期待できるのです。アレルギーでコンタクトレンズを使用できない方や、強度近視で眼鏡が負担になる方にもお勧めです。
- Q担当する医師や、手術までの流れについて教えてください。
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A
▲自らも眼内コンタクトレンズを使用しているという健太郎副院長
手術に関しては私が担当しています。実は私も眼内コンタクトレンズを入れている1人。私だけでなく、当院には眼内コンタクトレンズの手術を受けた先生が複数在籍しています。そのため、患者さんに対して自分の経験に基づいて手術の流れやメリットをお伝えすることができます。私はもともと目が充血してしまうことから通常のコンタクトレンズを使うことができなかったのですが、眼内コンタクトレンズであればそうした気がかりもなく、治療を受けることができました。同じような悩みを抱えている方にもお勧めしたいです。また、カウンセリングから手術、術後のケアまで同じ医師が担当することで、患者さんに安心していただけるよう努めています。
- Q手術後のサポートにも力を入れていると伺いました。
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A
▲手術後の過ごし方も大切になるため、違和感があればすぐ相談を
手術が終わって帰宅した後、気になる症状が出たり不安に感じたりすることもあると思います。そうした時のため、当院ではアプリを通していつでも医師に相談していただけるサービスを行っています。こちらも私の担当で、起きている間であればいつでも対応するようにしています。術後は、感染による眼内炎などを防ぐためにも、医師の指示どおりに過ごすことが大切。決められたとおりに目薬を使うことや、一定期間洗顔を控えることはとても重要なポイントです。また手術後は、夜間の車のヘッドライトや信号機の光をまぶしく感じるようになりますが、3ヵ月程度で解消することが多いです。違和感が続くようでしたら医師にご相談ください。
- Q手術に不安を抱える患者さんにはどのように寄り添っていますか?
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A
▲わかりやすい説明を心がける
費用も含め心配なことがありましたら、手術の前になんでもご相談いただき、もやもやを少しでも解消できたらと思っています。手術は時間をかけずに最短時間で終わらせること、そして、これまでの経験から痛みをなるべく少なくできるよう努めています。また、不安が強い場合には点眼麻酔に加えて笑気麻酔ガスを使うことも可能です。術後に関しては、先ほどお話ししたようにアプリを活用していただければと思います。対面ではないというのもアプリの良さだと思いますし、診察室では話しづらいことや聞き忘れたことなども気軽に質問してくださいね。
自由診療費用の目安
自由診療とは眼内コンタクトレンズによる近視矯正手術/48万4000円~