本山歯科医院

本山歯科医院

竹内俊充理事長

医療トピックス

要介護状態になっても安心
自宅で受けられる訪問歯科診療

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高齢化が急速に進む日本。高齢者の中には何らかの疾患により、自宅から外出できない人もいる。病床や介護施設にも数に限りがあるため、近年、在宅医療や在宅ケアの重要性が叫ばれている。しかし、自宅で受けることができる歯科治療である「訪問歯科診療」は知名度や認知度が低いのが実情である。名古屋市および大府市に拠点を持つ「本山歯科医院」は愛知県の西部、尾張地域の広範囲で訪問歯科診療を行っている。自らも訪問診療を続ける竹内俊充理事長に、訪問歯科診療の有用性や価値、口腔ケアの重要性について聞き、歯科衛生士の古橋真紀子氏、コーディネーターの和田祐太氏には訪問歯科診療の様子やそれぞれの役割について聞いた。(取材日2017年7月22日)

「通院が難しい」「全身疾患がある」だからこそ大切な口腔ケアを、訪問歯科診療で解決したい

まず、訪問歯科診療の大切さについて、改めて教えてください。

1          ▲訪問歯科診療について知り、便利に利用してほしいと話す院長 【竹内理事長】昨今、外出や通院が難しい高齢者や障害者が増えています。そのため、自宅に居ながら医療ケアが受けられる「在宅医療」、もしくは「訪問診療」の利用者が増えています。一方で、「訪問歯科診療」については、全身の疾患などと比べ受診する人が少なく、「口腔ケア」がおろそかになっている状況が見られます。訪問歯科診療は、「自分たちが利用できるかどうか知らなかった」や、「利用負担が多くかかりそう」などの情報不足やイメージが先行している傾向が強いのですが、身近に利用できることをお伝えしたいです。

具体的にはどのような治療が受けられるのでしょう?

2 ▲在宅で口腔ケアや入れ歯調整などの外来同様の治療が受けられる 【竹内理事長】私たちが常にめざしているところは、「歯科医院で受けられる治療と遜色のない治療」の提供です。よほど特殊な処置が必要な治療以外でしたら対応できますので、まずはお問い合わせ電話で相談してほしいです。私たちが訪問先でお目にかかる患者さんの多くは、ご自身での口腔ケアが難しかったり、ご家族がブラッシングを手伝ったりされていますが、なかなかうまくいっていないことが多く、半ば口腔ケアを諦めていらっしゃったりします。しかし、他に疾患がある患者さんだからこそ、適切な口腔ケアを受けることで、口内細菌が原因などで起こるさまざまな疾患リスクを下げることができるようになります。

口腔ケアが滞ると、どのようなリスクが考えられますか?

3          ▲口腔ケアのみならず、全身的な疾患を防ぐことも大切な役割だ 【竹内理事長】代表的な疾患のリスクについては、「誤嚥性肺炎」が挙げられます。食べ物を飲み込む力が減退することで、唾液や食べ物、あるいは胃液などと一緒に細菌を気道に誤って吸引することにより発症するのですが、命に関わる疾患であり、要介護の方に多い死因のひとつです。細菌は主に口腔内にいることが多く、これらを予防する意味においても、日頃からの口腔ケアの重要性は高いのです。訪問歯科診療を受けることで、口腔内の環境を改善したり、嚥下機能(飲み込む力)の判定や、機能回復訓練も受けていただくこともできます。一度きりの訪問治療ではない、患者さんの疾患の程度や状況に応じた頻度で継続的な治療を受けていただけます。

それでは、訪問先での役割や、やりがいについて教えてください。

4          ▲古橋氏は「実際の現場はやりがいが大きい」と語ってくれた 【歯科衛生士/古橋真紀子さん】実際の訪問歯科診療先で、私が大切にしているのは、歯科衛生士としての役割の他に、患者さんの不安を少しでも和らげることができるような雰囲気づくりです。体の不自由な方が多いので、自宅に私たちが白衣を着てぞろぞろ入ってくると、不安を覚えるのも仕方ありません。でも、治療はリラックスして受けてほしいので、場の雰囲気づくりは常に意識しています。訪問先で患者さんから、「次も楽しみにしてるね」と言ってもらえるのがとてもうれしいですし、「患者とスタッフ」だけではない、「人と人」としてつながりを感じることができる素晴らしい瞬間です。

コーディネーターとはどのようなお仕事なのですか?

5          ▲チーム医療に必要不可欠なコーディネーターの和田氏 【コーディネーター/和田祐太さん】いわゆる調整役として、日々の問い合わせ内容を精査し、診療チームの予定を決める役目を果たしています。ひとつの診療チームは、1日あたり8件から9件の訪問治療がありますので、その日1日を、どのルートでまわれば最も効率がよいのか、個々の患者さんの治療時間は大体どれ程かかるのかなど、すべてを把握して診療チーム予定を立てます。また、日々診療に同行しながら、チーム医療を円滑に行うことができるように環境づくりをしたり、治療の現場では補助的な役割をしています。訪問先では、患者さんが話しかけてくれることも多く、ドクターとの橋渡し役になれることもあるので、やりがいを感じていますね。

ドクターからのメッセージ

竹内俊充理事長

地域にはまだまだ歯科医院まで通うことができない方が多くいらっしゃいます。その方には主治医がいるはずなのですが、口腔ケアについては、指導が行き届いていない傾向が強いようです。外出できたときは、定期的に歯科へ通院していたのに、自宅療養になったとたんに歯科と切り離されるケースが多く見られます。口腔ケアは放っておくと命にも関わる疾患のもとにもなりかねません。だからこそお口を大切にしてほしいと訴えたいですし、訪問歯科診療は身近に受けることができます、ということをもっと一般に知ってほしいです。潜在的な需要は多いので、まだ対応している歯科医が少ない部分を補っていきたいですね。

記事更新日:2017/09/11
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