安全・機能・審美を追究する歯科医院で
前歯のインプラント治療
デンタルクリニックTAKANNA
(京都市中京区/烏丸駅)
最終更新日:2023/09/13
- 自由診療
失った歯を補う治療として、広く普及したインプラント治療。技術や材料が飛躍的に進歩し、質の高い治療が可能な時代になっている。ただ、やはり高度な技術と専門性が不可欠であるのに加えて、自費診療でもあるため「インプラント治療を選択するか否か」、あるいは「どこで治療を受ければ良いのだろう」と迷う人も多いだろう。特に前歯のインプラントは歯を支える骨や歯肉など安定した土台が必要であり、高度な審美性が求められるので難易度が高いという。そんな中「デンタルクリニックTAKANNA」には、前歯のインプラント治療を望む患者が各地から訪れている。歯周形成外科を専門とし、機能面も見た目においても高い満足度を追求する中田光太郎理事長に、前歯にも対応できる同院のインプラント治療について詳しく聞いた。
(取材日2023年6月1日)
目次
特に治療が難しく、見た目が気になる前歯のインプラント。仕上がりに後悔しないために歯科医院選びは慎重に
- Qインプラント治療を行うメリットを教えてください。
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A
インプラント治療では、ねじのような下部構造を歯茎を切開して埋め込むことで歯槽骨との結合を図り、歯の形をした上部構造を取りつけます。つまり、咀嚼などで上部構造にかかった力を下部構造自体で受け止めることができ、ほぼ周囲の歯に負担をかけずに、失った歯の機能回復がめざせるところがメリットです。インプラント治療が始まってからすでに半世紀近くがたち、世界中で実施された治療や研究の膨大なデータをもとに、治療法が改良されてきました。ですから非常にシステマティックな治療だといえます。また、適切な診断と治療を行ってさらにメンテナンスを続ければ、その後も長期にわたって使い続けることができます。
- Q前歯のインプラントはどのような人が検討することが多いですか?
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A
インプラントは一般的に、虫歯や歯周病で奥歯を失った中高年層の方が選択する傾向がありますが、前歯のインプラントはスポーツや事故などで歯が折れたり割れたりしたときに検討することが多いので、若い患者さんの割合も高いです。歯を補う治療としてはインプラントのほかにブリッジもありますが、それだと治療部分の左右の歯を削ってかぶせ物を取りつけることになります。前歯の歯折では周囲の歯には問題がないことも多いですし、健康な歯を削ることへのデメリットもあります。また前歯は奥歯に比べて薄く小さいので、精緻なブリッジを作るのは難易度が高いです。このため前歯の欠損では、インプラントを選択することが多くなります。
- Q前歯のインプラントは見た目の良さも重視したいですね。
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A
そうですね。当院の場合、上部構造の形や色は適切な素材を選び、歯科技工士が左右の歯との色合わせをきちんと行って作製しています。ですから、インプラントでもブリッジでも周囲となじんだ、できるだけ違和感のない見た目の前歯をめざせるのです。加えて、インプラントでは下部構造を支えるのに必要な骨を作り、適切な位置や向きに埋め込むことが大事になります。ただ前歯は特に見栄えが気になる部分なので、「土台」の機能性だけではなく、仕上がりの良さにも配慮しながら治療を進めます。より自然な前歯を手に入れたいと考える方は、安全性・機能性・審美性、すべてにこだわりを持つ歯科医院で治療を受けるのがお勧めです。
- Qこちらでのインプラント治療の特徴を教えてください。
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A
インプラントは治療自体に長い時間がかかりますし、痛みが不安な方は多いと思います。また自費治療ですので、患者さんにとっては大きな決断が必要な治療だといえます。当院のインプラント治療では、安全性や耐久性に配慮することはもちろん、自然に近い見た目を重視。精密な骨造成手術や、私の専門である歯周形成外科の知識を活用して、自然な美しさのインプラント修復をめざします。処置にはマイクロスコープや静脈内鎮静麻酔を積極的に用いて、なるべく痛みが少ない施術を心がけています。また説明や相談時には医師とともにトリートメントコンシェルジュと呼ばれるスタッフも参加しますので、わからないことや不安も気軽にご相談ください。
- Q前歯のインプラント治療を受けた後の注意点はありますか?
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A
前歯は奥歯に比べるとメンテナンスがしやすい部分ですので、セルフケアや定期検診をきちんと継続していれば、トラブルは少ないと思いますが、定期的なメンテナンスはきちんと続けてほしいですね。また長く使い続けていると、周囲の歯は削れたのに、インプラントだけは以前のままの高さとなり、噛み合わせのバランスが悪くなることもあります。その際には上部構造を削る、場合によっては新しい上部構造を作るといった調整が必要です。インプラントは「入れれば終わり」の治療ではありませんから、長く快適に使い続けるためには、歯科医院や歯科医師と長くお付き合いができそうかどうかも、大事な判断材料になると思います。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント体/30万8000万円、上部構造/14万8500円、骨造成/13万3100円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。