医療法人社団守巧会 矢内原ウィメンズクリニック

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矢内原敦院長

医療トピックス

原因や治療の流れ、受診のタイミングって?
不妊治療の基礎知識

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自由診療

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不妊に悩む夫婦は6組に1組と言われ、不妊治療を受けていることを明らかにする著名人も少なくないことなどから、不妊治療に対する抵抗感はなくなってきたと言われる。実際、何らかの不妊治療を受けて妊娠するケースはかなり多いとされ、不妊治療を手がける産婦人科クリニックも増えている。とは言え、やはりとてもデリケートでプライバシーに関する問題であるため、「自分は不妊なのか」「どんな検査や治療をするのか」「費用はどのぐらいかかるのか」など悩んでいる人も多いのではないだろうか。そこで、鎌倉・大船エリアの不妊治療専門クリニックとして多くの患者に支持される「矢内原ウィメンズクリニック」で活躍する黄木詩麗先生に、知っておきたい不妊治療の基本的な知識について話してもらった。(取材日2016年10月26日)

不妊に悩む夫婦は6組に1組との報告も。将来のために若いうちから不妊の原因や治療について知っておこう。

考えられる不妊の原因とは何でしょう?

Top ▲アロマがたかれ、心地の良い院内 妊娠が成立するためには卵子と精子が出会い、受精して着床するまで多くの条件がそろう必要があります。女性側の原因としては、排卵障害、卵管の閉塞や癒着、子宮筋腫や子宮内膜症、免疫因子(抗精子抗体)などがあり、男性側の原因としては性機能障害や、精液の中の精子の数や運動率が悪くなっている場合があげられ、複数の因子が重複している場合も少なくありません。実際には、ご夫婦とも検査をしてもどこにも明らかな原因がみつからない場合も多いです。結婚年齢が高くなり加齢の影響を受けていることや、忙しくて性交のチャンスが少ないこと、食生活や生活習慣に問題があり妊娠する体力がないことなども原因ではないかと考えられます。

こちらのクリニックで行っている治療について教えてください。

2 ▲大船駅から徒歩3分、至便な場所にある同院 治療法としては、排卵日に性交渉のチャンスをもつタイミング指導、排卵日に精子を注入する人工授精、卵子を取りだして体の外で精子と受精させて体の中に戻す体外受精の3つです。不妊の場合、いくつかの因子が複合していることが多いので、問題点を解きほぐし整理しながら治療を進めていきます。また当院では、ご夫婦と同じ目線でお悩みやご希望をじっくりお聞きしながら、そのご家庭に合わせたオーダーメイドな治療をご提案することを心がけています。最近は仕事をしながら検査や治療に通ってこられる方が多いので、仕事のご都合も聞きながら通院日を設定し、無駄な検査を避け、無理なく効率的に治療が進められるように配慮しています。

実際はどのように治療が進んでいきますか?

3 ▲連携している矢内原医院でも診療や当直を担当 内診・経膣超音波検査で子宮筋腫・卵巣のう腫・子宮内膜症などの異常を確認し、子宮卵管造影検査で子宮の形や卵管を確認、血液検査でホルモン検査、糖尿病など全身疾患に関係する検査を行います。場合によって腹腔鏡検査や子宮鏡検査、MRI検査を行うこともあります。並行して、男性側の精液検査と泌尿器科的な検査を行います。治療の手順としてはタイミング指導、人工授精、体外受精ですが、40歳以上の場合などは時間を無駄にしないように効率のよい治療をご提案します。妊娠された場合は系列の矢内原医院に紹介することもあります。私も矢内原医院で診療や当直を担当していますので、妊娠された“卒業生”に会えるのが何よりの楽しみです。

漢方を用いた治療も行っているのですね。

4 ▲患者が少しでもリラックスできるように細部までこだわられた院内 不妊に悩む方には、きちんと食べて適度に運動し、夜もきちんと眠るという生活が送れていない方が多く、検査では異常がないのにどこか元気がなくて不妊という方も多いので、西洋医学を補完する形で漢方や運動療法、食事療法を取り入れています。私たちのゴールは、妊娠・出産・元気な子育てまでです。その目的に向かって進んでいただけるように、漢方はその方に足りない部分を補う、体質改善に役立つものとしてとらえています。私自身以前はあまり信じていなかったのですが、専門家に指導してもらい漢方療法や運動療法の効果を実感しているので、体験談も交えながら、希望される方にはアドバイスしています。

受診するタイミングの目安を教えてください。

5 ▲「まずはじっくり話を聞くことを大切にしている」と語る 避妊をせずに夫婦生活を送っているのに1年経っても妊娠しないときはご相談いただきたいと思います。以前は、2年経っても妊娠しない場合や、女性が36歳〜38歳になったら検査を受けるべきと言われていましたが、最近は30代前半でも不妊に悩まれているケースが多いので、若い方も気になったら一度不妊の専門外来を受診することをお勧めします。また数年間避妊していて、子どもがほしいと思ったら不妊という場合も少なくありません。人工授精や体外受精も年齢が若いほど妊娠する確率は高いので、将来的に子どもがほしいと思われているならば、女性が33、34歳ぐらいまでにご夫婦で一度検査を受けられておくことをお勧めします。

料金の目安

人工授精/約1万7000円、体外受精/20〜35万円

ドクターからのメッセージ

黄木詩麗先生

不妊で悩まれている方は、一人で暗くなられている方が多いようです。ご自分を責めたりご主人を責めたり、環境のせいにしたりして、どんどん苦しくなられている方も目立ちます。一度、不妊の専門外来を受診されて、専門家に相談しともに問題を整理されたら、楽になられるのではないかと思います。ですから、当院では検査や治療より、まず患者さんのお話をじっくりと聞くことを大切にしています。同じ訴えでも隠れている背景を把握しないと問題が解決できませんので、スタッフも患者さんが微妙に出されているシグナルをしっかり感じ取れるように心がけています。不妊に悩まれている方も心配な方も、ぜひ気軽に相談していただきたいと思います。

記事更新日:2017/01/06
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