医療法人社団守巧会 矢内原ウィメンズクリニック

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矢内原 敦 院長

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大船駅近くのビルにあり仕事の前後でも通いやすい「矢内原ウィメンズクリニック」。玄関を開けると、まるでインテリア雑誌から抜け出てきたようなおしゃれな空間が広がり、少しでもリラックスできるようにと矢内原敦院長の心遣いが感じられる。「常に謙虚さを忘れずにいたい」という控えめで温かな矢内原院長の周りには、優しい笑顔のスタッフが集まり、穏やかなムードに満ちている。同じく大船にあり、父・矢内原 巧先生が院長を務める矢内原医院とも連携し、「妊娠から出産まできちんと関わりたい」と語る矢内原院長に、日々の診察にかける思いや考えなどを聞いた。
(取材日2015年10月27日)

患者それぞれに合わせたパーソナライズな治療

―産婦人科医、中でも生殖医療に関わろうと思われたのはなぜですか?

祖父も父も産婦人科医です。そんな2人の背中を見て育ちましたから、私も自然と産婦人科医の道を目指すようになりました。また、生殖医療はまだまだ解明されていない部分が多く、純粋に学問的な魅力を感じたということもありますね。患者さんの人生にとても大きな影響を与える分野でもありますし、たくさんの方のお役に立てれば、と思っています。息子の私が言うのもなんですが、私の父は話しているだけでなんとなく病気が治ってしまうような気がする仙人のような人なんです(笑)。医師としてはもちろん、人としても私とは格が違うなと、父を見ていて感じます。人間として、もっと幅を持ちたい、もっとゆとりを持って患者さんと向き合っていきたいと思いますね。

―担当医制を採用され、それぞれの患者さんにあった治療を心がけていらっしゃるそうですね。

どんなご病気もそうだと思いますが、不妊治療においては特に家庭的、個人的背景が大きく影響してしまう場合があると考えています。プライバシーに関わるとてもデリケートな部分ですが、それを改善するだけで妊娠に至ることもあるのです。できるだけ患者さんのことを理解し治療するためには、医師との信頼関係が重要ですので、患者さん一人ひとりと良好な関係を築けるよう担当医制を導入しています。また、体外受精にしろ、誰にでも通用する治療法はありません。様々な要因が重なり、治療の成果が出るのだと考えています。とはいえ、患者さんの時間も費用も取り戻せない大切なものですので、それぞれの方に必要な検査、適切な治療を行いたいと思っています。そのため、診察は予約制にしカウンセリングや漢方治療まで様々な選択肢をご用意しています。それらを組み合わせ、患者さんにあった治療を提供するのが当クリニックの「パーソナライズ」という考え方です。

―先生ご自身が患者さんと向き合う際、大切にしていることは何でしょうか?

患者さんに対してはもちろんのこと、すべての事に対して謙虚な姿勢でいようと努めています。生殖医療はともすればエゴに走りがちです。自分が良いと思って行うことが、必ずしもほかの人にとっても良いこととは限りません。いつも自分はベストな治療ができているのだろうか、と考えています。答えがすぐに出るものでもありませんから、患者さんに自分の話すことがきちんと伝わっているだろうか、患者さんのことが理解できているだろうか、など常に意識しながら謙虚な気持ちで向き合いたいと思っていますね。

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