健康な歯は将来の大きな財産に
子どもの未来を育む小児矯正
医療法人あおき歯科・矯正歯科クリニック
(福岡市東区/千早駅)
最終更新日:2026/06/15
- 自由診療
「健康な歯はお子さんにとって大きな財産。お子さんが痛い思いをせず生涯を健康な歯で過ごせるように、小さな頃から定期検診を受ける習慣を身につけましょう」と話すのは、「医療法人あおき歯科・矯正歯科クリニック」の青木理恵先生。同院では、成長段階に合わせた歯科医療の提供を通して、家族とともに子どもの将来のサポートをすることに注力。中でも正しい噛み合わせにすることは重要で、同院では、歯が生え始める乳幼児期、歯の生え替わる小学生、そして永久歯列と噛み合わせが完成する中学生までと、長期間にわたり適切な診療を実践。歯や歯並びを含めた成長や発達を継続的に管理することで、子どもたちの健康を支援している。単に歯並びだけを整えるのではなく、長い将来を見据えた同院の小児矯正の内容と、その流れについて詳しく聞いた。
(取材日2020年10月13日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q小児矯正に適した時期と目的について教えてください。
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A
小児矯正は、乳歯から永久歯に生え替わる6~12歳頃に行います。この時期は顎の骨が大きく育つ成長期にあたるため、骨を拡大したり歯を移動したりするのに適しており、お子さんにとっても負担の少ない矯正が可能です。例えば、顎が小さくて歯が並びきらない場合や、上下の顎の成長バランスに問題がある「受け口」や「出っ歯」などは、早期に介入することで、将来的に大がかりな外科手術を回避することが見込めます。小児矯正はI期治療と本格矯正であるII期治療の2ステップで行われ、I期治療で顎の骨の位置や広さを整える「土台づくり」を行い、II期治療で歯並びを整え、美しい歯並びをめざします。
- Q小児矯正の装置には、どのような種類がありますか?
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A
床(しょう)矯正に代表される「取り外し式装置による矯正」と、ワイヤー矯正のような歯に装置を接着し患者さん自身では取り外せない「固定式装置による矯正」の2つに大別されます。まず、床矯正は幅の狭い顎の骨を広げて永久歯が並ぶスペースをつくるための矯正法。装置の取り外しできるので、決められた装着時間を守るなど患者さんの協力が重要です。一方、ワイヤー矯正はご自身では外せない分、24時間矯正力をかけることができるため、計画どおりに矯正を進めることが見込めます。当院では、矯正歯科医師がお子さんの現在の歯列の状態、顎の成長の度合い、矯正目標を詳細に分析し、個々に適した装置や治療計画を選択し進めていきます。
- Q子どもの歯並びが悪くなる原因は何なのでしょう。
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A
子どもの歯並びは、遺伝だけでなく日頃の「お口の悪い癖」が大きく影響すると考えられます。悪い癖は、歯や顎に継続的に不適切な力を加え、歯並びの乱れや顎の成長の偏りを引き起こす恐れがあるのです。特に影響が大きいのは、「指しゃぶり」、口が開きがちな「口呼吸」、そして、食べ物を飲み込む際に舌で前歯を押す「舌癖(ぜつへき)」です。これらは「出っ歯」や「前歯が閉じない」の原因となるだけでなく、顔貌や発音にも影響します。そして、こうした悪い癖を放置したまま矯正を行っても、原因が解決できていないので後戻りする可能性が高いのです。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1矯正相談
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2024年の診療報酬改定で「歯科矯正相談料」が新設。学校歯科健診で咬合異常を指摘された小学生から高校生までの児童生徒を対象に矯正相談と検査が保険適用となり、歯科医院で歯並びや噛み合わせの相談がしやすくなった。同院の矯正相談では、青木先生が直々にヒアリングを行い、一人ひとりの悩みや要望を把握。その後口腔内の検査を行い、結果を踏まえ可能な矯正法を提示。それぞれの長所や短所、費用、期間について説明する。
- 2治療の説明と、矯正計画の立案
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精密検査を実施後、小児矯正を希望する場合、まずは子どもの歯並びの状態や顎の成長について口腔内の画像や模型を用いた説明が行われる。同院では、子どもの理解を深めるため、保護者にも同席してもらい、矯正ではどのような処置が行われるのか、どのような変化が期待できるのかを丁寧に説明。その上で、一人ひとりに合った矯正計画を立案し、納得・理解が得られた上で矯正開始となる。
- 3I期治療~小児矯正
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乳歯が永久歯に生え替わる6~12歳の時期に行うI期治療では、顎の成長を利用し、取り外し式の矯正装置や固定式の矯正装置などを使って、顎や骨格にアプローチし、永久歯がきれいに並ぶための「土台」をつくっていく。期間は比較的短く6~12ヵ月程度。その後、必要に応じてII期治療を実施する。
- 4II期治療~本格矯正
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II期治療の対象となるのは、永久歯が生えそろった13歳以降の中高生や成人。同院では、小さな装置「ブラケット」を歯に取りつける固定式の矯正装置「マルチブラケット」を採用。ブラケットにワイヤーをつけ、歯に直接力を加えて、適切な場所へと歯を誘導していく。II期矯正の前にI期治療を受けておくと、そうでない場合に比べ手間をかけずに永久歯を矯正することが望め、時間や費用などを抑えることができるという。
- 5保定期間
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装置を外し、矯正が終了した直後は、歯茎や骨が動かした歯の位置にしっかりなじんでいないため、歯並びが元に戻りやすい状態にある。それをできるだけ戻らないように取り外しができる保定装置で歯を固定し、安定させるのが「保定期間」だ。特に矯正終了後3〜4ヵ月の間は歯根膜という根っこの周りの組織が再編成し、後戻りしやすい。そのため、歯科医師の指示された装置の装着時間をしっかり守ることが重要だ。
自由診療費用の目安
自由診療とは小児矯正I期:33万円~、小児矯正II期:55万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

