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思い立った時が始め時
予防歯科を通して口腔内の健康を守る

阿部歯科医院

(名古屋市港区/名古屋競馬場前駅)

最終更新日:2019/10/08

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  • 保険診療

人生100年時代といわれるようになった現代において、生涯、自分の歯で噛める、食事を楽しめるというのは、幸せなことといえるのではないだろうか。テレビ、インターネット、SNSの普及により予防歯科への意識が高まりつつある一方で、「悪くなったら治す」といった考えもいまだ根強い。虫歯や歯周病を知らない子どもはもちろん、中年・壮年層、高齢者においても予防歯科の取り組みが重要で、「何もない段階から予防に努めることで、ご本人はもちろん、ご家族の歯の健康も守れます」と語る「阿部歯科医院」の荒川大輔副院長。日々の診療で「予防しやすい口内環境づくり」をモットーにする荒川副院長に、予防の大切さや歯を守るヒントについて教えてもらった。(取材日2019年7月9日)

自分の歯に勝るものはない。何も症状のない段階から予防に目を向け、病気を未然に防ぐことが肝要

Q予防歯科の重要性やメリットについて教えてください。
A
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▲クリニックでは予防歯科に重点を置きスタッフ皆で取り組んでいる

生まれ持った歯は、治療を施された歯に比べてはるかに丈夫で、良い状態を維持できれば生涯使っていけるものです。しかし、虫歯や歯周病が進行してしまった場合は、歯を削ったり、抜いたりと治療を行う必要があります。治療を行った歯は、いわば「割れた茶碗」のようなもの。修理して使っても心もとないのと一緒で、歯も治療した部分から新たなトラブルが生じやすくなります。また、失ってしまった歯を補うために入れ歯を装着した場合ですと、見た目だけでなく、噛む能力や、料理の味や温度を感じる力も衰えてしまいます。ご自身の歯でおいしくご飯を食べるためにも、「守る」を前提として、病気を未然に防いでいくのが予防歯科です。

Qいつ頃から予防歯科に取り組むべきですか?
A
2

▲患者に説明する荒川副院長

早いに越したことはありません。年齢にかかわらず、歯科のトラブルを防ぎたいと思った時が始め時です。究極の理想は、マイナス2歳からの予防歯科。妊娠を考え始めた段階から、ご両親が予防歯科に取り組み始め、妊娠中も継続していただきたいです。産まれてくるお子さんのお口の中は、ほぼ無菌状態です。しかし、口移しはもちろん、同じ食器を使用することでも、虫歯菌や歯周病菌が感染することが報告されています。ご家族の口腔内が良い状態であれば、お子さん、もしくはお孫さんの将来的なリスク軽減も大きく期待できるでしょう。家族みんなで予防歯科に取り組む重要性も、ぜひ知っていただきたいです。

Q予防歯科ではどのようなことを行うのですか?
A
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▲通いやすい雰囲気で患者を受け入れてくれる

予防歯科の2本柱となるのが、患者さん自身が日々取り組むセルフケアと、定期検診でのケアです。特に当院で重視しているのは、患者さんに口腔内の現状を理解していただくことです。エックス線撮影は1年に1回程度、3ヵ月~半年ごとの定期検診では、歯と歯の間に器具を入れて虫歯がないかどうかの確認をしたり、歯周ポケットの深さを測って歯周病の検査をしたりします。大抵の方はすでに治療した歯がありますので、適切な治療がされているかどうか、詰め物やかぶせ物の隙間から再度虫歯になっていないかなども確認します。一人ひとりに合わせた予防プラン、治療後の再発防止についても、私からきちんと説明をしています。

Qセルフケアのポイントとサポート体制について教えてください。
A
4

▲家でのケアも大きなポイント

毎日のケア、と聞くと歯ブラシによるブラッシングを思い浮かべる方がほとんどでしょうが、歯間ブラシやデンタルフロスの活用も、非常に重要です。ただ、食事のたびに歯間ブラシやデンタルフロスでケアするのは大変かと思います。例えば私が指導する場合は、「入浴時などの時間を利用して、マッサージ感覚で歯と歯の間のケアをしてください」と、ブラッシングとは切り離して取り組む方法などを提案しています。1日1回であれば取り組みやすいでしょうし、大切なのは習慣化してもらうことですから。歯間ブラシの適切なサイズも患者さんによって異なりますから、一人ひとりに合うサイズをご提案しています。

Q阿部歯科医院での定期検診について教えてください。
A
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▲定期検診の重要性を話す荒川副院長

セルフケアだけでは対処しきれないバイオフィルムや歯石の除去、口腔内診査を踏まえてのセルフケアの指導を行っています。ここでも、デンタルフロスや患者さんに合うサイズの歯間ブラシを使ってケアを行うため、患者さんがご自身で実践する際の参考にもなるかと思います。ケアを行う歯科衛生士は担当制で、それぞれキャラクターが異なります。一人ひとりが得意分野を生かしながら、患者さんと二人三脚で予防歯科に取り組む姿は心強い限りです。患者さんのニーズに合った予防歯科を提供できているのでは、と自負しています。また、定期検診により、自覚症状のない虫歯や歯周病の早期発見にもつながり、治療を最小限にとどめることも期待できます。

ドクターからのメッセージ

荒川 大輔副院長

予防歯科の取り組みが必要とならない人はいません。虫歯予防も大切ですが、歯周病は30~40代から進行しやすい病気です。ちょうど仕事や子育てが忙しい年代で受診が難しいかもしれませんが、早期発見、早期治療で重症化する前の対応が重要です。もし1本が悪くなってしまったとしても、その後の人生のために残りの歯を守ることが何より大事です。1本を治して終わりではなく、起こりうるトラブルを未然に防ぎ、将来的な病気を予防しやすい口腔内環境にすることを第一に考えて治療を行っています。人生100年時代においては、70代でもまだ30年使う歯です。ぜひ予防に取り組んでいただきたいですね。

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