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マイクロスコープが歯科医師の目となり
精密な歯科治療を可能に

木下歯科医院

(神戸市東灘区/御影駅)

最終更新日:2019/08/06

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  • 自由診療

緻密さが求められる歯科治療において、「よく見えること」は絶対条件。これまでは見えない部分の治療は、歯科医師の経験と感覚に頼ることも多かったが、歯科用マイクロスコープの導入により、拡大視野下での歯科治療が可能となった。10年以上前から、マイクロスコープを用いた治療技術を磨いてきた「木下歯科医院」の木下貴雄院長は、診断・治療・メンテナンスのすべてにわたりマイクロスコープを使用する。多くの視覚情報を得て、治療の精度を高くするためだ。歯の侵襲を最小限にとどめ、再発のリスクを限りなくゼロにすることを目標に、歯科治療に最善を尽くす木下院長に、マイクロスコープだからこそできるテクニックや、木下院長が顕微鏡下での治療にこだわる理由について話を聞いた。(取材日2019年4月4日)

「よく見える」ことで、熟練の技術にさらなる磨きがかかり、治療精度が格段に向上

Qマイクロスコープを使うメリットをお聞かせください。
A
1

▲最大25~30倍の視野で治療が可能なマイクロスコープ

虫歯菌や歯周病菌といった見えない敵と戦う歯科治療で、高い結果を得るために要求されるのは、「精密さ」と「確実性」です。ただ、肉眼では見える範囲に限界があるため、対応できない部分も当然出てきます。マイクロスコープは治療部位を拡大する歯科用顕微鏡のことで、最大25~30倍の視野で確認することができます。「髪の毛が柱に見える」といったイメージでしょうか。狭い視野で治療するよりも、大きく拡大された広い視野で治療するほうが当然精度は高まります。また顕微鏡が放つ強力な光が暗い口腔内の隅々まで明るく照らしてくれるため、微細な異変にも気づきやすく、虫歯や歯石の取り残しを極力ゼロに近づける精密な治療がめざせます。

Qどのような治療を行うときにマイクロスコープを使うのですか?
A
22

▲歯科治療で大切なことは精密治療だと語る木下院長

最近はマイクロスコープを導入する歯科医院が増え、根管治療を行うときなど必要に応じて使われるようになりました。しかし、精密さが求められるのは、根管治療だけではありません。歯と詰め物やかぶせ物の間にわずかでも隙間があると、そこから菌が侵入して虫歯が再発してしまうことも。また歯石の取り残しが少しでもあると、歯周病を進行させる原因になります。すべての治療が精密になされればなされるほど、良い結果が得られるのですから、当院では基本的にすべての治療、診断、定期検診に至るまで、マイクロスコープを使用します。隙間や取り残しを限りなくゼロにし、徹底的に再発を防ぐために、精密治療にこだわり続けています。

Q治療中は写真や動画を撮影されているのですね。
A
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▲マイクロスコープで撮影した画像を使用し、説明を行う

治療の様子は写真や動画で撮影され、リアルタイムで見てもらったり、治療後に確認していただけます。口頭で説明するよりも写真や動画を大きな画面でお見せしたほうが、ダイレクトに治療内容が伝わり、患者さんの理解度も高くなります。痛みがなければ、なかなか治療の必要性が感じられないものですが、明らかに悪くなっている患部をご自身が確認することで、相互理解が持ちやすく、治療に対するモチベーションも高まります。また、記録が残るということは、患者さんは自分がどんな治療を施されたのか確認できるということです。裏を返せば、歯科医師が嘘をついていない、ごまかしていないという証拠にもなるため信頼関係の構築につながります。

Qトレーニングを積まないと、使いこなすのは難しいのでしょうか?
A
4

▲同院ではすべての治療・診療にマイクロスコープを使用する

目の前のレンズを覗き込みながら、実際に治療する手は下のほうの患者さんの口の中にあるので、距離感が捉えにくく、使い慣れていなければ、ピント合わせだけで診療時間が終わってしまうと思います。せっかく導入しても、しっかりトレーニングを積まなければ、結局は「使わないほうが楽」とカバーがかぶったままの状態になってしまいます。僕がマイクロスコープの技術を勉強し始めたのは、今から10年以上前。マイクロスコープはまだ今ほど普及していませんでしたが、精密治療の勉強会などに積極的に参加し、技術習得に励みました。精度の高い治療を提供するために、マイクロスコープは必須であると、その当時から考えていたのです。

Qマイクロスコープだからこそできるテクニックも多いそうですね。
A
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▲より質の高い歯科治療の提供をめざしたいと語る木下院長

侵襲を最小限に抑えた繊細な歯の削り方や歯茎のコントロールの仕方、歯を傷つけない歯石の除去など拡大視野下だからこそできるテクニックはたくさんあります。肉眼治療では不可能な「神業」のような治療が、マイクロスコープの登場によって可能になりました。そうした精密治療に対応するためのマイクロスコープ専用器具は山ほどあり、勉強会や研修に出席するたび新しいものがどんどん増えています。使いこなす訓練も大変ですが、器具を管理するアシスタントも勉強の毎日ですね。使う器具の種類が多ければ、それだけ時間もかかります。一般的には10~20分でできる治療も、当院では2時間の枠をしっかり確保して、治療に最善を尽くしています。

ドクターからのメッセージ

木下 貴雄院長

マイクロスコープを導入した時、先輩の歯科医師から「最初は苦しいぞ」と言われました。使いこなせるようになるまでに、かなり時間がかかるから覚悟しておくようにという意味もありましたが、実はもう一つ、「見え過ぎると苦悩と葛藤が増える」という意味でもありました。自分が完璧だと思っていた治療が、拡大するとまだまだやれることがたくさんあって、愕然としました。見えすぎるあまり、「もっとここを治したい」「もっとこうしたい」という欲求が止まらず、時間が足りなくてジレンマを感じることもありました。そんな苦労を乗り越えながら、鍛錬した技術を発揮させ、質の高い歯科治療を提供していきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マイクロスコープによる虫歯治療/4万3200円~(税込)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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