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豊富な知見を持つ心不全の専門家として
的確な診断・治療をめざす

若倉診療所

(横浜市神奈川区/岸根公園駅)

最終更新日:2023/12/11

若倉診療所 豊富な知見を持つ心不全の専門家として 的確な診断・治療をめざす 若倉診療所 豊富な知見を持つ心不全の専門家として 的確な診断・治療をめざす
  • 保険診療

動悸や息切れ、胸部に圧迫感を感じたら、「心不全」の可能性も考えられるため、一刻も早く医療機関を受診したい。だが実際に受診するとき、どのような医院を選べばいいのだろうか。そこで今回、心臓や胃の症状について各分野の専門家がきめ細かな検査と診察を行う「若倉診療所」を訪ねた。院長の若倉真吾院長は、約10年間にわたり都内の大学や病院で命に関わる症例を数多く経験した循環器疾患のエキスパートで、日本循環器学会認定の循環器専門医でもある。「死亡原因で最も多いのは全臓器を含む悪性腫瘍、続いて心臓疾患。つまり、臓器の中で心臓が死亡原因のトップなんです」と話す若倉院長に、心不全の病態ならびに早期治療、そして検査ポイントについて詳細に聞いた。

(取材日2023年11月8日)

心不全の症状を循環器専門医が豊富な現場経験から適切に判断。患者の小さな違和感に気づくことも大切

Q心不全とは、どのようなものでしょうか?
A
若倉診療所 循環器専門医による心不全の説明

▲循環器専門医による心不全の説明

心不全は疾患名ではなく、心臓のポンプ機能が低下した状態のこと。心不全の状態に至る前に、どのような疾患履歴を有するのか。それを把握するのが大切です。労作時の呼吸困難、胸部圧迫感、倦怠感、足のむくみや起坐呼吸などが、代表的な症状。心不全は2つの観点から区分されます。まず、急な発症か慢性的なものかによる分類。もう1つが、問題箇所が左心不全か右心不全か両心不全かという観点です。左心不全は、左室から十分な動脈血を送れないために生じる状態。右心不全は、右室に戻ってくる静脈血の循環不全で生じます。心不全といってもさまざまな状態が入り組んでいるため、どの段階の心不全なのかを的確に見分けることが重要です。

Q心不全は病態ということですが、疾患との違いは何でしょうか?
A
若倉診療所 実は多くの人が知らない、心不全の正体とは

▲実は多くの人が知らない、心不全の正体とは

心筋梗塞、心臓弁膜症、狭心症は疾患名ですが、心不全は心臓本来の働きが機能していない状態を総称する名称です。同様に肺炎や肺気腫は疾患名で、呼吸不全は病態。死亡診断書の疾患名を記載する箇所に、病態を表す「心不全」とは記載できません。心不全に至る前の疾患を、いかに治療するかがポイントです。心筋梗塞を発症した場合、一命を取り留めても、発症後に心不全を生じるケースがあります。循環器系疾患を経験した後に、いかに心機能低下を防ぐか。心不全を回避するために、どのような対応を施すことができるか。それによって、その後の人生の質が大きく変化するといっても過言ではありません。

Q心不全の原因について教えてください。
A
若倉診療所 心不全によるリスクを抑えるため、早めの受診してほしいとのこと

▲心不全によるリスクを抑えるため、早めの受診してほしいとのこと

心不全の原因は多岐にわたります。例えば、心臓弁の機能異常による心臓弁膜症や、虚血性心疾患といわれる心筋梗塞や狭心症。虚血性心疾患の場合、糖尿病や高脂血症の病歴を有する人の罹患リスクは2倍以上といわれています。その意味でも、生活習慣を正すことはそのリスクの軽減につながるといえるでしょう。そのほか、心臓の筋肉に障害を来す心筋症や心筋炎なども考えられます。早めに予兆に気づくことで、対処法の選択肢は広がります。スポーツ選手が何の予兆もなく急に胸の痛みを感じ、心筋梗塞を発症し、数時間後に命を落とす症例もあります。胸の痛みを感じる場合は、ぜひ検査を受けてほしいと思います。

Qどのようなときに心不全検査を受けたほうがいいでしょうか? 
A
若倉診療所 院内の充実した検査機器

▲院内の充実した検査機器

労作時の息苦しさ、むくみによる体重増加、倦怠感や食欲低下などに気づいたら検査を受けてください。心筋梗塞の場合、処置が早ければ心筋へのダメージを抑制することが望めます。近年は心臓弁膜症や不整脈を発見後、心機能が低下する前に治療することで良好な予後が期待できるといわれています。今や心臓弁膜症や不整脈は、カテーテル手術で治療できる時代。一般的な検査項目は、エックス線、心電図と酸素飽和度の測定です。心不全が疑わしい場合は心臓超音波検査と採血検査が追加され、必要に応じてCT検査や冠動脈カテーテル検査が実施されます。今まで定期的な検査を受けられていない方は心電図、エックス線と血液検査の受診をお勧めします。

Q心不全の診療において重視していることは何ですか?
A
若倉診療所 丁寧な問診と診察を大切にする若倉院長

▲丁寧な問診と診察を大切にする若倉院長

心不全の診療は、まずその状態を把握することから始まります。その際、重視するのが問診と診察です。問診から得られた情報によって、状態の大枠をつかむことができます。ただし、価値ある情報を拾い上げるには、高度な問診スキルが必要です。心不全の問診には、循環器病棟での勤務経験や救急医療のバックグラウンドが求められるといわれています。加えて一人の患者さんとじっくりと語り合う時間を確保することも大切です。服用しているサプリメントや詳細な家族歴など、些細なことと思えても、こうした事柄にこそ病態把握のエッセンスが隠れているのです。

ドクターからのメッセージ

若倉 真吾院長

当院では、循環器専門医が心不全の検査、診断・治療を一貫して行っています。国内では心不全患者が毎年増加していて、心不全パンデミックの様相を呈しています。残念ながら、心不全は完治しません。患者さんは入退院を繰り返しながら継続的に治療を受けているのが現状で、決して生活の質が高いとはいえません。当院の心不全診療の特徴は2つ。まず、時間をかけたきめ細かな問診と診察により、適切な問題箇所の絞り込みが可能であること。もう1つは、幅広い検査を院内で実施できること。二診体制を敷き、循環器専門医が常勤している当院ではこれを実現できます。心臓に関わる不安や違和感をお持ちでしたら、気軽にお立ち寄りください。

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