豊富な選択肢のある入れ歯
患者の状態や希望に合った治療を提案
きよはら歯科クリニック
(広島市安佐南区/緑井駅)
最終更新日:2022/09/01


- 自由診療
入れ歯(義歯)は、歯を失った場合に選択される治療法の一つ。インプラントとは異なり、保険診療でも対応できることから、欠損補綴として入れ歯を選ぶ患者も多いとか。しかし、入れ歯の痛みや違和感に悩む患者はたくさんいると訴えるのは、「きよはら歯科クリニック」の清原真太郎院長。同院では入れ歯の保険診療・保険外診療に対応し、豊富な選択肢の中から患者一人ひとりに合った入れ歯の提供に力を入れている。「当院では先進の設備や技術を駆使し、ベストな治療法の提案をめざしていきます。気軽に相談していただけるとうれしいです」と話す清原院長に、入れ歯治療について話を聞いた。
(取材日2022年7月29日)
目次
入れ歯の痛みや違和感に悩む人も。幅広い種類からベストな提案をめざす
- Q歯を失った場合はどのような治療方法がありますか?
-
A
▲患者に寄り添った提案をしてくれるきよはら歯科クリニック
虫歯や歯周病などで歯を失った場合、その場所に何かを入れて補います。それを専門用語で「欠損補綴」といいますが、主に3つの治療法があります。インプラント、ブリッジ、入れ歯(義歯)です。世界的に見ても第一選択となるインプラントは骨の状態をはじめ、骨粗しょう症や糖尿病などの全身疾患、経済的な理由などから治療が難しいこともあります。ブリッジは前後の歯を削り、かぶせ物をつける治療法ですが、土台となる歯の負担が大きくなってしまいます。結果的に、入れ歯を選択されるケースが多いですね。当院では患者さんのお口の状態やご希望などを考慮し、適した治療法を提案するように心がけています。
- Q入れ歯の種類について教えてください。
-
A
▲入れ歯にもさまざまな種類があることを教えてくれる清原院長
大きく分けると、保険診療と保険外診療の入れ歯がありますが、保険診療では作れる入れ歯の形は決まっています。一方、保険外診療はさまざまなバリエーションがあるのが特徴です。例えば、ベースの部分を金属でできるだけ薄く、丈夫にした「金属床」、金属の留め金がなく、審美性に配慮した「ノンクラスプデンチャー」、磁力で義歯が外れないようにした「マグネットデンチャー」、インプラントで義歯が外れないようにした「インプラントオーバーデンチャー」などが挙げられます。幅広い選択肢をそろえ、患者さんのお悩みに寄り添っていきたいと考えています。
- Q入れ歯のデメリットはありますか?
-
A
▲保険外診療では、デメリットに配慮した入れ歯の作製も可能
まず、食事の度に入れ歯の出し入れを行うだけでなく、お掃除が欠かせません。装着の違和感や痛み、しゃべりにくさを感じる患者さんもいらっしゃいます。ほかにも、留め金をかけた歯の負担、義歯近くの歯茎の痛さ、噛む力の低下なども挙げられるでしょう。保険外診療の入れ歯の場合には、これらのデメリットに極力配慮し作れるものもあります。
- Q入れ歯を作製する歯科技工士と長い付き合いがあるそうですね。
-
A
▲清原院長と技工士が密なコミュニケーションを図り安心を追求
当院では入れ歯の種類によって歯科技工士さんを変えています。種類が豊富ですから、それぞれを得意とする歯科技工士さんにお願いしているんです。中には、私が勤務医の頃から20年ほどお付き合いのある歯科技工士さんもいますよ。一般的に、歯科医師が歯科技工士さんに依頼する場合、技工指示書という設計図を介して注文しますが、その歯科技工士さんとのやりとりはスマホのトークアプリを使っています。写真を用いながら細かい情報をやりとりしたり、微妙なニュアンスを伝えたりすることができているかなと。密なコミュニケーションだからこそ、患者さんにより良い入れ歯を提供できていると自負しています。
- Q治療の流れについて教えてください。
-
A
▲患者一人ひとりに合わせたプランで入れ歯治療を行っていく
保険診療の場合、一般的に歯型を粘土のような印象材で採る「印象採得」、噛み合わせを採る「咬合採得」、完成の一歩手前で装着し、歯並びや噛み合わせをチェックする「試適」という流れで進めます。それぞれの工程の間隔は1~2週間程度で、初めの型採りから完成までは1~2ヵ月を想定してください。さらに、保険外診療の場合はより精密に作りますので、それぞれの工程を何度も繰り返すことも珍しくありません。入れ歯の種類にもよりますが、長期にわたる可能性もあります。
自由診療費用の目安
自由診療とは入れ歯(義歯)/22万円~ 金属床義歯/38万5000円~99万円 ノンクラスプデンチャー22万円~99万円 マグネットデンチャー49万5千円~ インプラントオーバーデンチャー77万円~